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イサブロウ₁₃
2024年7月4日 23:47
人の出入りの無い草むらの先に有る創りの綺麗な外観の古い洋館が気になって忍び込んでみた此処はまるで音楽堂だ空いた窓から風が耳を撫でる度に鍵盤が弾かれ管楽器が鳴り打楽器が響き誰かが歌っているそんな情景が見えてる気がしてくるんだ
2024年7月3日 02:39
今はもう人が居ない人が住まう住居が朽ちて点在するだけの廃村どの家も木々や草花に埋もれ蔦に覆われた家ばかりもう暗い時間に此の村の道路を通ると道路脇の家に居た老爺の前を何回も何回も通るんだ陽が登るまで此の村から出る事が出来ない
2023年4月18日 11:06
目に見えぬ者の気配が足元からする影の中から外の様子を伺いながら何者がの息遣いが聞こえている気がするその気配は夜を待っているみたいで夜になれば巨大な闇の者が現れ足元に居る人間を見下ろしている暗い頭上から闇の者の巨大な目が人間を見ているのだ
2023年4月9日 18:09
夜道でマンホールを踏み越え進むと気のせい…か?何かの気配がした気がして振り返るとマンホールから首の長い獣が出て涎を垂らしながら此方をジッと見ている足元からはまだ出て来てない獣の身体を引き摺る様な音が聞こえている
2023年2月20日 13:38
冬籠りの時期に現れる妖精狩り其の身体は余程、美味いのか?肉片も血も無く残るのは骨と羽根だけだ其の残骸が無造作に捨て置かれている
2023年2月17日 07:56
陽がある時は透き通る身の内に色鮮やかな景色を纏い月がある時は透き通る身の内に月明かりを纏う綺麗な硝子人形いつも可憐な姿に遠くから見惚れてた僕は灰色のテディベア月明かりの夜は眠る事をせずに月光色の硝子人形を見るのが楽しみだったある日同居人が増えたキジトラ柄の猫だ落ち着かない様子で部屋に居たのは気になってはいた…月夜に事件が起きたキジ
2023年2月17日 05:48
其処に有ったのは恐怖では無い鬼も居ない陰も無い生も無い始まりは白い世界虚構と人形と私だけ其処から創める世界感
2023年2月17日 00:03
薄暗い山の谷間湿原の更に奥濃い植物の青臭さの中湿った空気が纏わり付く僅かな腐った不快な臭いが動物の死骸の存在を思わせる聞こえてくる何かの唸り声湿原を歩いて行くと泥土の足跡が有る段々と深くなる湿原に足を止める木々の隙間から何故か泥が滴り落ちてくる何かの低い唸り声と不気味な気配風が吹き霧が流れる僅かながらに見えたのは化け物背筋に感じる悪寒と殺
2023年2月16日 17:21
苔生した木々の間を進み霧が行く手を阻む引き返すにも足元は湿原路は疾うに視えぬ足元は濡れ重く冷たい足先の感覚が無い感じだ陽も傾き空気も冷えてきたのか息も白くなる此のまま白く深い霧と冷たい湿原の中で眠る
2023年2月16日 17:17
朝の落ち込みは治った?パチパチと響いているよ弾く音が聞こえているよ自信持ちなよ僕なんて勝手にあだ名を付けちゃって歌を聞いてるんだよファイヤークラッカー
2023年2月16日 14:17
ゲテモノが苦手な者想像力豊かな者食事中の者⚠️上記に当てはまる者には読む事を勧めません
2022年9月6日 10:51
森の妖精は顔を隠しあやかしの子の姿に扮し森に迷い込んだ人間の子を揶揄う「僕達ウサギさんだよ」「ほら足元に蛇が居るよ」「鬼さん、だ〜れ」「楽しいねえ」と、笑いながら子供が奥に行かぬ様にする森の奥には目覚めの悪い春の精霊が眠っている春の精霊⤵️
2022年4月20日 08:22
甘美な毒から抜け出せず未だ囚われたままの此の身では鬼の其の心に私の言葉は届かぬか?物言わぬ虚ろな瞳でも此の身の奥には消せぬ火を隠し持ってる前⤵️
2022年4月20日 08:10
海辺では青空を飛ぶ鳥をながめ雲の流れを見て歩く様に陽の差さぬトンネルも風の流れと共に抜ける様に雪が降れば温かい珈琲を持ち雪が落ちるのを眺め夕方には木の幹に触れ森の中を歩く様にそして夜には、ランタン片手に夜空の月を見ながら散歩する様に歩いて行く