イサブロウ₁₃
冬の季節に書いた 冬の詩と物語の在り処 #雪ん子 #お化けの子 #妖 #柊 #白い狼
秋の季節に書いた 秋の詩と物語の在り処
Twitterで絵を創作題にして書いた詩です 📌Twitterリンク先を貼ってあります
物語の中のイメージや雰囲気が少しでも伝われば…
夏の季節に書いた 夏の詩と物語の在り処
汚れた者達がクスクス笑う。 鬱蒼とした森の中で 汚れた者達がクスクス笑う。 足を躓いただけで 汚れた者達がクスクス笑う。 笑い声が、する方を見回すと 汚れた者達がクスクスしながら言う。 『僕達の姿は見えないよ』 汚れた者達がクスクス笑う。 私は立ち止まってみた。 汚れた者達がクスクスしながら言う。 『前に進む事を辞めたの?』 汚れた者達がクスクス笑う。 私は後ろを振り向いた。 汚れた者達がクスクスしながら言う。 『もう、戻れないよ』 汚れた者達がクスクス笑う。
陽が落ち 僕が描いた絵に 影が掛かって 僕の描いた絵が言うんだ 本当は今日 何を思ってる?って 僕を見据え問うんだ
クリスマス イルミネーションで 街は彩れられ 人の足取りは 軽やかに見えるんだ 喧騒の中を僕は 人の渦や流れに乗らず 騒がしさを横目で見てた 風が吹く度に 不安定に揺れる足元 強い風で僕は 倒れたりするのかな? なんて… 思ってたら 本物の 雪が僕に降り積もるんだ
今日は 雪が降ってるのに 雲の間から 青空が見えてた 空が見えてるのに 雪は思った以上に 僕の上に 舞い落ちて来てた 青空って言っても 薄い水色の空だなぁって… 見てたら 欠けた白い月が 雲に隠れる事なく 有ったんだ
朝から フワフワした 雪が降る 風も無くて 空の白い雲から 降りて来たみたいに 僕の所に 牡丹雪が降るんだ
僕の意識の中で スッと 意識が切り替わる 耳鳴りが 鳴り響くみたいに 意識が目覚めたみたいに 起きる感覚が有るんだ
僕は何時も此処に居て ソファに腰掛け 物語を読んだり 書いたりしているんだ 絵を描いてる時は テキトーな歌詞の 鼻歌を唄う事も有ってさ あまりにも くだらない言葉を 繰り返して 唄って 笑ってたりするんだ
冷たい風が 吹き抜けて行く 空を見上げてたんだ 白いモコモコとした 雲が幾つも有って 気が付けば 雪がパラパラと 落ちて来たんだ
物語を書いている時 此れは無いって ありえ無いって 下書きに 埋もれる言葉に 自分の中の 本質を垣間見る
君の頬に触れ 疲れてる様子の 君の眼を覗き込んで見る 疲労が溜まってるのかなって… 僕は君の手を取り 僕の頰に当てて 笑顔で 君に言うんだ おやすみ……。
僕は煌めく街灯りを 潜り抜け 夜空を見上げ 月明かりが 指す処に行くんだ 僕が辿り着く場所には 君が居て meow と言うんだ
最近 僕は自分勝手な事を 言いそうな 自分が嫌になるんだ もう勝手な思いが 溢れ出しているのは 分かっているけれど…
僕は裸足で 夜空の映る 水面の上に立っていて 水面に映る星を 手で掬い 星の色を眺め見て 息を吹き掛けるんだ 揺れる水面に合わせて 星が分散し 光を撒き散らし 僕は 水面の夜空に 星を増やしていくよ
今日もマフラーを 巻いて出掛けたよ 空を見て思ってたんだ 君も寒い思いしてるのかな…って 君がもし 寒そうにしてるなら 君の頰を 僕の手で暖めるんだ 君が まだ寒いって言うなら 君の首に 僕の腕を巻き付けて ぎゅっとするんだ そして 君に言い聞かせる様に 耳元で 逃げないよ って言うんだ
息を吹けば 揺れて消える 珈琲の湯気を見て思うんだ 心臓の鼓動が速まると 言葉が消し飛んでいく 僕の心みたいだ なんて… 手の中に 言葉を握っていても 鼓動が 僕の言葉を砕くんだ
花の薫りが一日中 僕に纏わり付いて 離れなかったよ 脳裏に焼き付いた 言葉のせいなんだ 未だ僕の意識の中に存在するんだ