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特許ベクトルデータベースで検索してみる
はじめに
文章のベクトル化は文書検索に多用されているそうですので、今回は特許検索の真似事をしたいと思います。
前回、要約をベクトル化しましたので、これを使用して、特定の出願の要約に類似する出願をChatGPTを使用して検索してみます。
使用するベクトル化データは以下です。このデータをChatGPTにアップロードして、プロンプトにより、検索させてみたいと思います。
ChatGPTを使用した検
特許ベクトルデータベースを作りたい
はじめに
OpenAIのEmbbedingsというAPIを使うとテキストをベクトル化できますので、これで特許のベクトルデータベースを作りたいと思います。
まず、Pythonでベクトル化データを作り、それを、ChatGPTのCode interpreterで視覚化等したいと思います。
Pythonによる処理データ
今回は、このデータのAbstract(要約)をベクトル化します。ビール関係の特許
知財学会2024へ向けて
はじめに
2024年知財学会のエントリーが始まりました。発表は今年もオンラインということで少し残念です。
締め切りが7/31となっておりますが、今年も懲りずにエントリーしようと思います。
今までの発表の簡単な振り返り知財学会では、何回も発表しておりますが、基本的には、AGE思考モデルの要素を開発することをやっております。
AGE思考モデルは、下図のごとく分析、発想、評価を関連付けることに
Claude3.5 Sonnetで明細書を書いてみよう
はじめに
今度、某所で明細書作成講座を行う予定なのですが、こういう時代ですので、生成AIも補助的に活用した内容としようと思っています。
私は、ChatGPTしか使ったことがありませんので、今回もChatGPTを使用しようかと考えていました。
しかし、ChatGPTを使用した場合にはコピペ問題が生じます。コピペ問題とは、ChatGPTと明細書編集ソフト(Word)との間で、頻繁に文章のコピペを
Claude3.5 Sonnetを使って図から技術を推論してみる
はじめに以前、GPT-4oとGPT-4Vを使って図から技術を推論してみることを試しました。
今回は、Claude3.5 Sonnetを使って、同じことを試してみたいと思います。
文章の類似度を考える
1.はじめに特許の仕事をしていると、明細書に書いてある技術の新規性が気になることがあります。
従来の技術との内容の類似度がわかれば、新規性の判断の参考になりそうです。
とはいえ、文章の類似度を簡単に判断する手法がありませんので、人間が読んで判断するしかありませんでした。
しかし、ChatGPTはそのようなプロンプトを与えると判断してくれるようですので、試してみました。
プロンプトの内容は
ChatGPTでできる特許データ分析入門について
私が書きました「ChatGPTでできる特許データ分析入門」が6/3にKindleで発売開始されました。
ChatGPTでできる特許データ分析入門
内容としては、2024年の4月末で行ったセミナーの資料作成時に編み出したChatGPTの使用手法をまとめたものです。
本当は、もう少し後に出そうと思っておりましたが、5月中旬に出たGPT-4oの日本語生成速度が実用レベルに達しましたので、GPT-4