知財学会2024へ向けて



はじめに


2024年知財学会のエントリーが始まりました。発表は今年もオンラインということで少し残念です。

締め切りが7/31となっておりますが、今年も懲りずにエントリーしようと思います。

今までの発表の簡単な振り返り

知財学会では、何回も発表しておりますが、基本的には、AGE思考モデルの要素を開発することをやっております。

AGE思考モデルは、下図のごとく分析、発想、評価を関連付けることにより、問題に対する解を得る思考モデルです。特許でいえば、課題に対する解決手段を得るということになります。

出典:芸術工学会 2018年度春期大会 in 福岡 デザイン関連学会シンポジウム記録 人工知能 × デザイン

https://sdafst.or.jp/PDF/Symposium2018_AIxDesign.pdf

AGE思考モデルの分析・発想・評価の各作業は人間が行いますが、それでは大変ということで、自分の場合には特許分析により、ある程度楽できないかということで研究を行っております。

2019年までは、課題解決手段マップやQFDを使用した"分析"に関する発表を行っていたのですが、2020年からは多空間デザインモデルを使用した"発想"について発表を行っております。

しかしながら、やはり"発想"は自動化できないため、人間が行わなければならず、研究の壁にぶち当たっておりましたが、2022年に登場したChatGPTにより、コンピュータが簡単に発想できる時代となってしまいました・・。

今年の発表予定

今年の発表ですが、究極的には、AGE思考モデルを完全自動化することが目標とはなりますが、そこまでの実力も時間もお金もありませんので、分析と発想を一体化する手法の考案としようかと考えています。

具体的にどうするかといえば、これから考えます・・・。要素技術的には、昨年の知財学会で発表しておりますので、これらをまとめて何とかすることになります。

発表には、オーディナリー・プレゼンテーションとインテンシブ・プレゼンテーションがあり、今年はインテンシブにしようとしていたのですが、準備不足の感もあり、どうしようか悩んでおります。

進捗はnoteでも報告したいと思います。

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