クソイグアナ男

27 東京 小説家志望 エッセイとか

クソイグアナ男

27 東京 小説家志望 エッセイとか

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普通卒業

ただの社会人。ただの人。ただの男。何者でもない者が書くエッセイに、価値はあるのだろうか。 いや、価値なんかあるわけがない。何者でもない者が書くエッセイは、ただの…

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東京夏夜

土砂降りの雨に見舞われた。梅雨が大嫌いだ。 上半身は傘で守れても、下半身は地面に激突した雨粒の飛沫でびちゃびちゃに濡れる。 一応立派な大人なので靴下の替えは持っ…

クサいエッセイ書けた!あとで投稿しますの!

【恋愛コラム4】沼にハマって地獄に堕ちろ

約2ヶ月ぶりの恋愛コラムです。サボってました。さて、今回のテーマは「沼にハマって地獄に堕ちろ」です。 とりあえず過去3回分のコラムを読んでいただいた方ならなんとな…

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クソイグアナ男とMBTI(INFJ-T)

僕の性格タイプはINFJ(提唱者)です。 理想主義者で、人生の意味とか答えのない問いについて考えちゃうタイプなんですって。 モスト生きづらい人間なんですって。 だろう…

生きるのってほんま疲れますね。でも「これだけは」ってもんがあれば結構頑張れたりします。

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短編小説 嵐の日に

一体いつどこの誰が始めたことなのか皆目見当はつかないが、台風には名前がある。今日本列島を横断している台風三号。名前はメイヌー。意味は不明。調べていないからわから…

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【恋愛コラム3】どんなに辛くても元カノには連絡するな

恋愛コラム第3回。今回のテーマは「どんなに辛くても元カノには連絡するな」です。 振ったのか振られたのか、別れ方はどうだっていいんですけど。 日常の隙間、ふとした…

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【恋愛コラム2】その別れは正解にしていくしかない

恋愛コラム第2回は「その別れは正解にしていくしかない」です。 好きな人と付き合ってそのまま結婚まで事が運ぶってまあないですよね。 何らかの理由で9割方別れが来るは…

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【恋愛コラム1】人の助言は聞かない方がいい

「なんかこいつ急に変なことやり出したな」と思う方もいることでしょうが、「そんな時期もある」程度に腑に落としてくれるとありがたいです。 さて、今日から恋愛コラムな…

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結局ふざけた内容のエッセイも書けず、クソな抵抗としてつぶやきまくっている。思えば最近ゲロも吐かなくなったしうんこも漏らさなくなった。

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金木犀も散りまして

金木犀の香りを独り占めするために深夜徘徊したのがつい先週。 街の至る所に漂っていた甘い香りはもうしない。 余談も余談だが、小一時間ほど散歩して家の前まで戻ると、…

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あの元カノがついに結婚したのだが

「A子、結婚したみたいだな」 僕の元カノのA子が結婚したそうだ。友達からのLINEで知った。 「しかし感慨深いよな、A子が結婚なんて。近い存在だったから妙にリアルでさ…

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飽きた

初めは刺激的だった物事も、回数を重ねれば慣れてくるものである。慣れてくるどころか、次第につまらなく感じてきて、最終的に飽き飽きする。 例えば夜更かし。子供の頃、…

幸せ(仮)

久しぶりに文章を綴っていたら本筋からズレまくってしまったので一旦全部消した。後から軌道修正するのが面倒なので、先に予防線を張っておく。 今日のエッセイは、如何に…

「夏が来た」と君は言うけれど

窓の外を眺めている。窓の外の青い空に浮かぶ、見方によってはアヒルの形に見える雲を眺めている。 見始めた時はハートの形をしていたが、徐々に変形してアヒルになった。…

普通卒業

普通卒業

ただの社会人。ただの人。ただの男。何者でもない者が書くエッセイに、価値はあるのだろうか。

いや、価値なんかあるわけがない。何者でもない者が書くエッセイは、ただの日記と同じだ。

友達でもない人間の日記に興味が湧く人はきっと世界中で僕かどっかの物好きな変態くらいだろう。価値も需要もないのに、それでもなぜ僕は毎日エッセイを書き続けているのだろう。

それはきっと「何者かになりたい」という欲求を捨てき

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東京夏夜

東京夏夜

土砂降りの雨に見舞われた。梅雨が大嫌いだ。

上半身は傘で守れても、下半身は地面に激突した雨粒の飛沫でびちゃびちゃに濡れる。

一応立派な大人なので靴下の替えは持っているし、何ならいつもよりずっと早く家を出ているのでズボンを乾かす時間だってある。

大雨の影響で電車が大幅に遅延したって、そんなこと一般会社員の僕には一切関係なくて、普通に出勤しなくてはならない。

こんな時にリモートワーカーはいいな

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【恋愛コラム4】沼にハマって地獄に堕ちろ

【恋愛コラム4】沼にハマって地獄に堕ちろ

約2ヶ月ぶりの恋愛コラムです。サボってました。さて、今回のテーマは「沼にハマって地獄に堕ちろ」です。

とりあえず過去3回分のコラムを読んでいただいた方ならなんとなく察しているとは思いますが、僕は殊恋愛に関して、

「テメーら死ぬほど迷って苦しんで傷付いて悩んで病んで強くなれ」が、基本方針です。

恋愛はね、幸せな時間より苦しい時間の方が長いクソゲーなんすよ。相手のことを好きになればなるほど思い通

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クソイグアナ男とMBTI(INFJ-T)

クソイグアナ男とMBTI(INFJ-T)

僕の性格タイプはINFJ(提唱者)です。

理想主義者で、人生の意味とか答えのない問いについて考えちゃうタイプなんですって。

モスト生きづらい人間なんですって。

だろうね〜〜〜!

ず〜〜〜っとぐるぐるぐるぐる思考の玉転がして「うーん、まあわからん」とか思っちゃうもんね〜〜〜。

一人の時間大好き人間だもんね〜〜〜。

自分のMBTIを知ったのは昨年の夏頃で、それからINFJについて調べていく

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生きるのってほんま疲れますね。でも「これだけは」ってもんがあれば結構頑張れたりします。

短編小説 嵐の日に

短編小説 嵐の日に

一体いつどこの誰が始めたことなのか皆目見当はつかないが、台風には名前がある。今日本列島を横断している台風三号。名前はメイヌー。意味は不明。調べていないからわからない。

近年稀に見る巨大台風で、中心気圧は970ペクトパスカルだそうだ。普通に生活していたら、970ヘクトパスカルの台風がどれくらいの規模なのかイメージしづらいと思う。でも僕にはわかる。僕の頭は気圧の変化に敏感だから、昔からよく調べていた

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【恋愛コラム3】どんなに辛くても元カノには連絡するな

【恋愛コラム3】どんなに辛くても元カノには連絡するな

恋愛コラム第3回。今回のテーマは「どんなに辛くても元カノには連絡するな」です。

振ったのか振られたのか、別れ方はどうだっていいんですけど。

日常の隙間、ふとした瞬間に元カレ元カノに連絡したくなったりしませんかね。僕はめちゃくちゃしたくなっちゃうタイプの人間だったんですけど。

気の合う友達と酒飲んだ帰り道とか。夕立に濡らされて駆け込んだ軒先の下でとか。ほんの少しの昼寝のつもりが夜中の1時に目が

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【恋愛コラム2】その別れは正解にしていくしかない

【恋愛コラム2】その別れは正解にしていくしかない

恋愛コラム第2回は「その別れは正解にしていくしかない」です。

好きな人と付き合ってそのまま結婚まで事が運ぶってまあないですよね。

何らかの理由で9割方別れが来るはず。

で、その理由ってのがめちゃくちゃ重要で、例えばあなたが浮気された側の人間だったとして。

「許せない! 別れてやる!」って感じの終わり方だったらまあいいんですよ。

でも恋愛の終わりって全部が全部そういう大きな決定打で決まるわ

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【恋愛コラム1】人の助言は聞かない方がいい

【恋愛コラム1】人の助言は聞かない方がいい

「なんかこいつ急に変なことやり出したな」と思う方もいることでしょうが、「そんな時期もある」程度に腑に落としてくれるとありがたいです。

さて、今日から恋愛コラムなるものを投稿していきます。今回が1ということは次回は2であって、3も4もあります。

ぶっちゃけ100くらいまであります。乞うご期待。

「人の助言は聞かない方がいい」

人は恋をすると周りが見えなくなり、自分を見失いがちです。

僕は2

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結局ふざけた内容のエッセイも書けず、クソな抵抗としてつぶやきまくっている。思えば最近ゲロも吐かなくなったしうんこも漏らさなくなった。

金木犀も散りまして

金木犀も散りまして

金木犀の香りを独り占めするために深夜徘徊したのがつい先週。

街の至る所に漂っていた甘い香りはもうしない。

余談も余談だが、小一時間ほど散歩して家の前まで戻ると、玄関の2m先に金木犀の木を発見した。

求めていたものが目と鼻の先にあったのだ。灯台下暗しとはこのことである。

最近の悩み。年相応の服装が分からない。

服装は本来、容姿主導で決定するべきだ。

僕は低身長で童顔なので、恐らくまだ20

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あの元カノがついに結婚したのだが

あの元カノがついに結婚したのだが

「A子、結婚したみたいだな」

僕の元カノのA子が結婚したそうだ。友達からのLINEで知った。

「しかし感慨深いよな、A子が結婚なんて。近い存在だったから妙にリアルでさ」

A子は中学校の同級生であり、僕の人生でできた初めての彼女だった。

「そうだな」

一言返信し、スマホを閉じる。

元カノの結婚報告を耳にするなんてベタなシチュエーション、生きていればまあ1回はあるだろう。

子供の頃、もし

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飽きた

飽きた

初めは刺激的だった物事も、回数を重ねれば慣れてくるものである。慣れてくるどころか、次第につまらなく感じてきて、最終的に飽き飽きする。

例えば夜更かし。子供の頃、母親に寝るように言われ布団に入るも、中でこっそりゲームなどをしたのは良い思い出だ。バレるかバレないかヒヤヒヤしながら進めるRPGほど刺激的なものはなかった。大抵バレてしばかれるのだが。

それが今となっては「明日の仕事に響くからさっさと寝

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幸せ(仮)

幸せ(仮)

久しぶりに文章を綴っていたら本筋からズレまくってしまったので一旦全部消した。後から軌道修正するのが面倒なので、先に予防線を張っておく。

今日のエッセイは、如何にしてフットサルで勝つかではなく、幸せについてです。

今年に入ってから、週末は専らフットサルをしている。

実はここ1、2年、あることがきっかけでフットサル(サッカーも)から離れていた。

何があったか要約すると、完膚なきまでにボコボコに

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「夏が来た」と君は言うけれど

「夏が来た」と君は言うけれど

窓の外を眺めている。窓の外の青い空に浮かぶ、見方によってはアヒルの形に見える雲を眺めている。

見始めた時はハートの形をしていたが、徐々に変形してアヒルになった。

あと数分もすれば再び形を変え、今度はヘビになるのではないかと予想を立てる。

目が覚めてから3時間が経過した。僕は依然、ベッドから抜け出せずにいる。直近30分は雲を眺めていただけだ。

こんな事をしている場合ではない。小説を書かなけれ

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