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「育てることの芸術」って何だろう

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オルタナティブスクールで担任をするまで(アシスタント期間)に感じたことをセルフドキュメンタリー→2019.04〜担任をはじめてからの気づき・学び。「育てることの芸術」に取り組む様…
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2021年1月の記事一覧

一点ものを贈る(つくる)よろこび

一点ものを贈る(つくる)よろこび

クラスの子(小二男子)への誕生日プレゼントに、万年カレンダーをつくってみました!

noteには何度も書いていますが、うちの学校では生徒のお誕生日に担任が詩を書いて贈ることになっています。

でも今回だけはちょっと特別で、もう一人の先生が詩をつくってくれたので、わたしからは別のものを贈ることにしました。

詩は一生もの(1年間唱え続けてみんなの心に残る)だから、同じくらい一生つきあえるものがいいな

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即答できなくていい

即答できなくていい

北欧のむかし話「牧師さんのおよめにいったはなし」が好きです。

むかし話の定番といえば「子どもができなくて悩む夫婦」のお話ですが、この「牧師さんのおよめにいったはなし」はその逆。子どもができるのがこわくてこわくてたまらない奥さまのお話なのです。

これがまたとてつもなく暗い結末で、決して授業の中では語れそうもないのですが・・・(授業のおわりはいつも昔話で締めくくります)

なぜでしょう、このお話に

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キーワードを透明にする

キーワードを透明にする

noteに書き続ける習慣が身について、今度は届け方をよく考えるようになりました。たとえば、タイトルの付け方やハッシュタグの選び方、顔出し・実名のほうがいいのか等々。

まだいろいろお試し中ではありますが、自分のしていることをわかりやすく表現する上で最も悩ましかったこと=「シュタイナー教育」ということばを使うかどうか問題が自分の中でやっとクリアになりました。

主に悩んでいたのは、プロフィール欄に書

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「守る」の奥では、見守っている

「守る」の奥では、見守っている

自分の傷つきやすさ・敏感さと向き合って「大切な子ども時代を守りたい」というミッションが見つかった話を書きました。

いつになくたくさんの方に読んでいただけて、うれしい限りです。ありがとうございます◎

さて、

“体力・気力のないわたしでも、子どもが「傷つかないために」なら不思議と力が湧いてきます。”

いまの仕事がしっくりくる理由としてこんなことを書きましたが、「傷つかないため」に「守る」という

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年賀状20枚手描きという瞑想

年賀状20枚手描きという瞑想

やっと描くスイッチが入りました!2021年の年賀状。今年のはもう届いたものに返信する感じでいいか〜と、年末は楽させてもらいました。

年賀状はデザインを決めるまでが大変。億劫なのはそこだけで、いざ描きはじめると結構楽しいものですね。20枚も同じ絵を描きつづけると、だんだんこなれて上手くなってきたりします。妙に成長実感(手ごたえ)があって、なんだかうれしい。

って、これ去年の年賀状を描いているとき

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