変われないを打ち破れ!人生を変える「やめる」技術
「変わりたいけど、変われない…」
「今の状況から抜け出したいけど、どうしたらいいか分からない…」
という声を、相談中によく聞いていました。
もしあなたも同じような悩みを持っているのでしたら、
このnoteが少しは参考になるかもしれません。
「変わりたい」
そう思った時、まず何をするでしょうか?
「新しくこれを始めよう!」
と思ってしまいませんか?
僕たちは
「変わりたい」とか
「今の状況から抜け出したい」と思うとき、
ついつい新しいことを始めてしまいがちです。
ですが、本当に変わりたいと思うのであれば、
いきなり新しいことを始めるのではなく、
まずは「やめる」ことから始めていった方が
良い結果につながりやすかったりします。
「やめる」がもたらす変化
僕たちは、
「何かを始めなければ変われない」と
ついつい思い込んでしまいます。
ですが、本当に変わりたいのであれば、
まずやるべきことは、
何かを始めるよりも先に、
「不要なものを手放す」ことです。
不要なものを「やめる」ことで、
心に余裕が生まれる
本当にやりたいことが見えてくる
新しい挑戦へのエネルギーが湧いてくる
自分自身を客観的に見つめ直せる
より良い人間関係を築ける
など、様々なポジティブな変化が期待できますから。
「不要なもの」とは何なのか?
それは、
「無駄にエネルギーや時間を奪うもの」です。
エネルギーや時間を奪われてしまうことで、
変えるために使うエネルギーや時間を確保することができません。
だからこそまずは、
エネルギーや時間を確保するためにも
「エネルギーや時間を奪うもの」を手放す必要があるのです。
今のあなたを縛り付けているものは?
「変わりたい」
そう願う一方で、
行動に移せないのは、
一体何が原因なのでしょうか?
例えば、
人間関係:
あなたを傷つけたり、エネルギーを奪ったりする人はいませんか?
例えば、いつもネガティブな発言をする友人や、
価値観が合わない同僚など。仕事:あなたの能力を活かせない、
やりがいを感じられない仕事に時間を費やしていませんか?
毎日残業ばかりで、自分の時間が取れないと感じていませんか?思考パターン:
過去の失敗や未来への不安にとらわれて、
前に進めなくなっていませんか?
「どうせ自分には無理だ」と決めつけていませんか?悪習慣:
あなたの心身に悪影響を及ぼす習慣を続けていませんか?
夜更かしや暴飲暴食、スマホの使いすぎなど。
これらはすべて、
エネルギーや時間を大きく奪ってしまいます。
身に覚えがありそうなものはないでしょうか?
これらによって、
あなたは今の状況に縛り付けられているかもしれません。
「やめる」ことは後ろ向きな選択ではない
「やめる」ことは、
決して後ろ向きな選択ではありません。
後ろ向きどころか、
自分自身を大切にし、より良い未来を築くための、
前向きで力強い選択と言えます。
「やめる」ことは、
自分自身を解放する
新しい可能性を切り開く
より自分らしい生き方を選ぶ
ための第一歩です。
「やめる」ためのステップ
やめるためには、
以下の4ステップで考えると良いかと思います。
やめる対象を明確にする:
「やめる」べきものを具体的に書き出してみましょう。10年後の自分を想像する:
「やめる」対象を10年続けた場合と、
「やめた」場合の自分を想像してみましょう。
どちらがより幸せな未来でしょうか?やめる基準を設定する:
いつ、どのような状況になったら「やめる」のか、
具体的な基準を決めましょう。
例えば、「あと3ヶ月続けても状況が改善されなかったらやめる」など。やめる決断を下す:
基準に達したら、勇気を持って「やめる」決断を下しましょう。
「やめる基準」の深堀り
「やめる」という選択は、
時に勇気を必要とします。
特に、エネルギーが枯渇している状態では、
「やめる」決断をすることすら難しいと言わざるを得ません。
だからこそ、
エネルギーがあるうちに「やめる基準」を明確にしておくことで、
エネルギーがなくとも、実行できるようにしておくことが大切です。
例えば、以下のように。
仕事:
「これ以上残業したら心身に支障が出る」
「給与に見合わない仕事量だ」
「成長を感じられない」など、具体的な基準を決めておく。人間関係:
「相手からこのような言動をされたら関係を見直す」
「一緒にいて疲れる」
「価値観が合わない」など、具体的な基準を設ける。趣味や習い事:
「楽しめなくなったら」
「目標を達成したら」
「時間やお金の負担が大きくなったら」など、
自分の状況に合わせて基準を設定する。
このように、
事前に「やめる基準」を設定しておくことで、
いざという時に迷わず「やめる」決断をすることができるようになります。
「やめる自由」は心の支え
僕たちは「はじめる自由」を持っているし、
「やめる自由」も持っています。
何かを「はじめる」ことには、
新しい世界への期待や高揚感がある一方で、
不安やプレッシャーも伴います。
ですが、
「いつでもやめられる」といった
「やめる自由」を意識することで、その不安は軽減され、
より自由に新しい一歩を踏み出せるようになるはずです。
また、何かを「続けている」時にも、
「やめる自由」は心の支えになります。
本当に辛い時、行き詰まった時、
「いつでもやめられる」という選択肢があると思うだけで、
心に余裕が生まれ、状況を客観的に見れるようになるかもしれません。
そして、その余裕が、
問題解決の糸口や新たな視点をもたらしてくれる可能性もあります。
「やめる」ことは決して「逃げる」ことや
「諦める」ことではありません。
むしろ、
「より良い道を選ぶ」ための
ポジティブな選択なのです。
滞りを解消し、
流れを良くするエネルギー循環
僕たちは、限られたエネルギーの中で生きています。
このエネルギーは、
思考、感情、行動、人間関係など、様々な形で消費され、
また、新たなエネルギーが補充されるという循環の中で存在しています。
しかし、
エネルギーの流れが滞ると、
心身に悪影響を及ぼします。
不要な思考や感情、非生産的な行動、
あなたを消耗させる人間関係は、
エネルギーの循環を滞らせる原因となります。
エネルギー循環を改善するためには、
以下の2つのステップが重要です。
不要なエネルギーの排出(デトックス):
不要な思考、感情、行動、人間関係を手放すことは、
エネルギーの浪費を抑え、
滞っていたエネルギーを排出することにつながります。新たなエネルギーの取り込み(チャージ):
不要なエネルギーを排出した後は、
空いたスペースに、活力や創造性、良い人間関係など、
ポジティブなエネルギーを取り込むことができます。
エネルギー循環を意識することで、
心身ともに健康な状態を保ち、
より充実した日々を送ることができるでしょう。
具体例
不要なエネルギーの排出(デトックス):
ネガティブな思考や感情に気づいたら、
紙に書き出して客観的に見つめ、手放す非生産的な行動をやめる(例:だらだらとSNSを見る時間を減らす)
あなたを消耗させる人間関係からは距離を置く
新たなエネルギーの取り込み(チャージ):
趣味や好きなことに没頭する
ポジティブな人々と交流する
瞑想やヨガなど、心身のリラックスできる活動を行う
エネルギー循環は、
自然界のサイクルと同じように、
僕たちの心身にも当てはまります。
滞りを解消し、流れを良くすることで、
より健やかで活力に満ちた毎日を送りましょう。
「やめる」ことでエネルギー循環を改善
「やめる」ことは、
不要なエネルギーを排出(デトックス)するための
最も効果的な方法の一つです。
不要なものを手放すことで、
エネルギーの浪費を抑える:
不要な思考や感情、行動、人間関係に
費やしていたエネルギーを節約できます。滞っていたエネルギーを排出する:
溜まっていたネガティブなエネルギーを解放し、
心身にスペースを作ることができます。新しいエネルギーを取り込む余裕を作る
空いたスペースに、ポジティブなエネルギーを取り込むことができます。
身軽になったあなたは、
まるで滞っていた川の流れがスムーズになったように、
エネルギーが活発に循環し始めます。
それによって、
心に余裕が生まれる
集中力が高まる
創造性が湧き出る
人間関係が改善する
より健康的な生活を送れる
など、様々なポジティブな変化を実感できるでしょう。
「やめる」ことはスキルである
ここまで「やめる」ことを推奨してきました。
でも、こんな言葉が浮かんでくるかもしれません。
「いや、やめたらいいのはわかっちゃいるけど、
やめられないから困っているんだよ」
と。
エネルギーがなかったらやめる勇気も出てきませんし、
やめる基準を決めていても、エネルギーがなくて、
その基準を守れないこともあるでしょう。
僕たちは機械ではありません。
機械ではないからこそ、
悩み苦しんでしまうと思うんです。
「わかっちゃいるけどやめられない」
こういう不合理さが
人間らしさなのではないかと、
個人的には思ってしまいます。
人間らしさとは言っても、
やめられるならやめたいですよね?
そのためには、
ものの見方(パラダイム)を変える必要があります。
すぐにはやめることができなくても、例えば、
「10回に1回しかやめられなかったことが
10回に3回やめられるようになった」
「これまではやめる勇気が出るまでに数ヶ月かかっていて、
非常に苦しい時間を過ごしていた。
でも、最近は1週間以内にはやめる勇気が出てきて非常に楽になった」
というように、
少しずつでもやめられるようになっていけば
いいと思うんですよね。
「いつでも一瞬でやめられる」
これは反復することで鍛えられていく「スキル」です。
だから、
「やめる」というスキルが鍛えられていないのであれば、
時間をかけて徐々に「やめる」というスキルを鍛えていく。
それでいいんじゃないかなって思うんです。
「やめられない自分」を責めるよりも、
「少しずつでもやめられるようになってきた」
ということを褒めていただきたいですね!
「やめる」という行為とも
少しずつ仲良くなっていきましょう!
「やめる」ことで生まれる新しいスタート
「やめる」ことは、終わりではないんです。
「やめる」ことは、
毒を排出するデトックスであり、
新しいスタートとなります。
不要なもの、不要なエネルギーを手放すことで、
身軽になり、本当にやりたいこと、本当に大切なことに
エネルギーを注ぐことができるようになります。
そして、そのエネルギーが、
あなたを新しい世界を見せてくれ、
より豊かな人生を創造する力となるはずです。
まとめ
「変わりたい」と願うなら、
まずは「やめる」ことから始めてみませんか
「やめる」ことは、
決して怖いことではありません。
「やめる」ことは、
人生をより良くするための、
素晴らしいチャンスとなります。
やめる対象を明確にし、
辞める基準に達したら勇気を持って、
「やめる」という選択をしてみてください。
それにより、
エネルギーが余るようになり、
新しい一歩を踏み出す力へと変わります。
そのため、
少しずつ人生が好転していき、
「やめる前」と「やめた後」の10年後は
まったく違うものとなるでしょう。
「変わりたいならまずはやめよう(手放そう)」というのは、
最近よく言われるようになりましたが、
これは本当にパワフルな方法だと思うので、試す価値ありです。
もし、人生を変えたいと思うのであれば、
まずは「やめること」から試してみてはどうでしょうか?
P.S.
僕は食事にはかなり気を使っているためなのか、
僕と話すと
「まずは、甘いものからやめてみます!」
という人が多いです。
甘いものを食べると
食べたときは良くても、
血糖値の乱高下の問題で、
後々ぐったりするんですよね。
甘いものを食べたときと、食べなかったときで、
睡眠の質も大きく変わります。
甘いものを食べた翌日は
同じ時間寝たとしても
「ちょっと寝たりないかも…」
と思ったりするはずですから。
もし、甘いものが好きでしたら、
「甘いものを食べた翌日」と
「甘いものを食べなかった翌日」で
睡眠の質を確認してみてください。
思った以上に睡眠の質に影響があって驚くはずです。
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それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
「新しいことを始めること」よりも
「自分を蝕んでいることをやめること」の方が
人生を変える大きな力を持っているので、
もし、よろしければお試しあれ。
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