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英語にひそむザラブ星人 〜助動詞過去のなぞ〜
全く新しい視点で助動詞過去を解説します。これで不可解な挙動をする助動詞過去が腑に落ちると思います。どうぞ最後までお付き合いください。
当たり前ですが、ふつう動詞は、過去形になっても意味は変わりません。時制が移動するだけです。
しかし、助動詞の場合、よくみると・・・過去形で意味が増えている!!
いつの間にかにしれっとひっついているオマエはいったい何者だ!!
しかも、よく調査してみると、助動詞
canとmayを混同させる妖怪 〜canとmayの違い〜
結論から言うと、あなたを混乱させる正体は、canを「〜できる」という日本語にしたため生じた妖怪です。どうぞ最後までお付き合いください。
さて、詳しく見ていきましょう。
⚪︎ His story may be true.
× His story can be true.
えっ?ばかな!!なんで!??canはダメなの?
バツ、マルの理由は、ネットでググったり各参考書にあたっても、わかったようで正直
過去形の多義性と三単現のSがある理由
過去形の多義性について
中・古英語での動詞変化は、目眩がするほど複雑ですが(『英語の歴史から考える 英文法の「なぜ」』朝尾幸次郎著p60の表参照、もしくはGoogle)、ザックリまとめると中・古英語は直説法(現在形、過去形)、仮定法(仮定法の中にも現在形、過去形に分類されていた)の二つに分かれ、さらにそれぞれ単複の変化があった。それが、現代英語になって、単純に現在形と過去形に統合されたのです。
日本英語界に対する挑戦 〜完了形の用法という幻影〜
大仰なタイトルですが、読み物として楽に読んで頂ければうれしいです。
ただ、本記事を最後まで読んで頂ければ、完了形は100%理解できること請け合いです。どうぞ最後までお付き合いください。
英語は、物理学や哲学のように、習得に自分の能力は依存しない。なぜなら、ネイティブは、子供だって自由に使いこなせているからです。
ではなぜ?・・・、何かがおかしい・・・。
そう、自分に問題が無いとすれば、その間を橋