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心の中にしまい込まれたネタ帳

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誰かにネタとして話したいけど、話す機会がないのでずっと心にしまっている笑える(はずの)お話を載せていきます。
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二十歳までに覚えていると死ぬ言葉を、二十歳になる2日前に思い出して死を覚悟した話

二十歳までに覚えていると死ぬ言葉を、二十歳になる2日前に思い出して死を覚悟した話

この世には、二十歳になるまでに覚えていると死ぬ、と語られている言葉があります。

私がその言葉を知ったのは高校生の頃で、17歳とか18歳の時だったと記憶しています。

その頃は、二十歳なんてまだ先の話だと高を括っていたのですが、二十歳になる2日前に、その言葉を思い出してしまったのです…

その言葉は、「ムラサキカガミ」という言葉です。

「紫の鏡」と呼ばれたり、漢字で「紫鏡」と記載されたりすること

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学生の時に「学生です」と伝えても明らかに信じてもらえなかった話

学生の時に「学生です」と伝えても明らかに信じてもらえなかった話

これは私がまだ学生だった頃の話です。

私はJR大阪駅前にある歩道橋を歩いていました。

すると、スーツを着た男が歩道橋に立っていて、私に声をかけてきました。

「今、○○税に関するアンケートをやっているんですが」

みたいな感じだったとうっすら記憶しています。2013年の出来事なので、あんま細かいことは覚えてません。

とりあえず、スーツの男はアンケートマンだったようで、私は普通に話を聞いていま

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親知らずを抜いたらマスターソードの台座の気持ちがわかった話

親知らずを抜いたらマスターソードの台座の気持ちがわかった話

私は親知らずを抜いたことがある。

ある日を境に、なんか奥歯がめちゃくちゃ痛くなって、近所の歯医者さんに診てもらったら親知らずが虫歯になっていた。

これは抜くしかない、ということで親知らずを抜くことになったのだ。

抜歯の準備私はこれまで、抜歯というものを経験したことがなかった。

歯を抜くのってどう考えても痛そうだし、なんか怖いイメージがとてもあるのでものすごく不安だった。

そんな私の不安を

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三浦海岸に行ったらフライパンを持って川崎の街を彷徨うことになった話

三浦海岸に行ったらフライパンを持って川崎の街を彷徨うことになった話

みさきまぐろきっぷで三崎港にやってきた私たち(詳細はこの記事を参照)。

まぐろとビールを堪能してお土産もゲットした私たちは、次の目的地に向かうことにした。

三浦海岸へ赤い電車に乗って三浦海岸駅で降りた私たちは、歩いてビーチまでやってきた。

ビーチには「夏小屋」という名前の、バンドのライブが出来そうな感じのステージがあった。

夏小屋の隣では、フレスコボールというビーチスポーツの大会が行われて

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もみじ饅頭のお酒を飲んだら不思議な力を手に入れた話

もみじ饅頭のお酒を飲んだら不思議な力を手に入れた話

安芸の宮島には、銘菓として名高い「もみじ饅頭」という菓子がある。

そして、もみじ饅頭のあんこや皮の風味や香りまでも見事に再現し、大人たちを陶酔させる酒もあるという。

その酒の名を、「もみじ饅頭のお酒」という。

もみじ饅頭のお酒との出会いあれは、大学のOBとして、部活の飲み会に参加した時のことだった。

大学の部活では、新歓や追いコンという名目でコテージを貸し切り、酒を飲むのが習わしになってい

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1人で「さらりとした梅酒」を1リットル飲み干す鬼畜のような会に参加した話

1人で「さらりとした梅酒」を1リットル飲み干す鬼畜のような会に参加した話

チョーヤ梅酒株式会社が製造販売する「さらりとした梅酒」は、テレビCMでも宣伝される有名な梅酒である。

その「さらりとした梅酒」を、1人につき1リットル飲み干すという謎の会に私は参加したことがある。

「さらり会」あれは、大学のOBとして、部活の新歓に参加した時のことだった。

大学の部活では、新歓や追いコンという名目でコテージを貸し切り、酒を飲むのが習わしになっていた。

OBの参加は任意だが、

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自転車の鍵を失くして軽トラックに乗ったらハチャメチャに恥ずかしい思いをした話

自転車の鍵を失くして軽トラックに乗ったらハチャメチャに恥ずかしい思いをした話

大学生の頃、駅前の地下駐輪場に置いてある自転車の鍵を無くした。

おかげでゼミにちょっとだけ遅刻してしまった。これはなんとしてでも探し出さねばと決意した。

しかし、カバンの中や家の机の上など、普段鍵を置いてある場所を探しても、鍵は見つからなかったのだった…

自転車屋さんへ相談どうしても鍵が見つからないので、自転車屋さんに相談してみよう! と言うことになった。

自転車屋さんに相談に行ってみたと

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人生最大の口内炎が転移しまくる話

人生最大の口内炎が転移しまくる話

あれは私が大学3年生だったころの話である。

1月になって、私は急に口内炎になった。

1月3日:違和感に気づくこの日は高校の部活メンバーとの新年会があった。

二次会としてボーリングへ行くのがお決まりのコースになっていたが、今回は割と多めにお酒をいれたせいか、スコアが全然伸びなかった。

特に、同級生のTという男はきつい日本酒(吉兆宝山など)を飲んでいた…もとい、飲まされていたため、本当にフラフ

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お年玉が和民の長いレシートに変わった話

お年玉が和民の長いレシートに変わった話

青春時代を共に過ごした仲間たちと過ごす時間は、実に楽しいものだ。

しかし、時には楽しさのあまり調子に乗りすぎて、羽目を外してしまうこともある。

これはそんな仲間たちと一緒に調子に乗りすぎてやらかしてしまったお話である。

新年会私が大学3年生だった頃に、高校の部活動で仲が良かった奴らと新年会を開催した。

駅ナカの待ち合わせスポットでメンバーと合流して居酒屋へと向かう。駅から出ると、年始の冷た

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生まれて初めてグランピングに行ったら史上最強のエリンギに出会った話

生まれて初めてグランピングに行ったら史上最強のエリンギに出会った話

2019年の夏のお話である。

転職して仕事にも慣れてきた頃に、大学の部活メンバーでグランピングに行くことになった。

私はグランピングというものを体験したことがなかったので、見知った仲間と一緒にグランピングに行けることを喜んだ。

初めてのグランピング場へグランピングができる場所は、京都のるり渓にある。

私は新快速に乗って京都駅まで行き、山陰線の電車に乗り換えた。

ほどなくして、同じく電車で

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10分でLINEをブロックされた男がいた話

10分でLINEをブロックされた男がいた話

あれは私が社会人1年目の時だった。

土曜日の23:30頃、某SNSのTLを見ていたら、大学の部活メンバーたちがなんか深夜にどっか行こうぜって話をしていた。

某SNSでやりとりをした結果、とりあえず大学で集合しようってことになった。

参加メンバー深夜にどっか出かけようっていうイカれたメンバーを紹介するぜ!

・私 → 車を運転するだけの人。

・同級生 → 男。プロドラマー。

・後輩Kちゃん

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