三浦海岸に行ったらフライパンを持って川崎の街を彷徨うことになった話

みさきまぐろきっぷで三崎港にやってきた私たち(詳細はこの記事を参照)。

まぐろとビールを堪能してお土産もゲットした私たちは、次の目的地に向かうことにした。

三浦海岸へ

赤い電車に乗って三浦海岸駅で降りた私たちは、歩いてビーチまでやってきた。

ビーチには「夏小屋」という名前の、バンドのライブが出来そうな感じのステージがあった。

夏小屋の隣では、フレスコボールというビーチスポーツの大会が行われていた。

お盆の時期だったので、海水浴をしている人は少なかったような気がするが、ビーチで遊んでいる人は結構いた。

ライブの始まり

私たちが三浦海岸にやってきたのは、夏小屋で行われるビーチライブに行ってみようという話になったからだ。

夏小屋には見知った仲間が既に２人いて、あとから３人合流してきた。

私たちは４人で来たので、９人の団体になった。すごく集まりがいい。

フレスコボールの表彰式が終わった後に、ライブは始まった。

ジャスティス岩倉（芸人）のお笑いライブ

ライブの前に、ジャスティス岩倉（芸人）のライブが行われた。

ジャスティス岩倉は筋肉芸人で、私たち９人がプレイしているゲームの応援隊長をやっていた。

彼は１分間フライパン曲げ元世界記録保持者であり、このお笑いライブでもフライパンを曲げて元に戻す芸を披露した。

そして、ジャスティス岩倉が曲げたフライパンはなぜか私の元にやってきた。

バンドのライブ

ライブの一発目はガールズバンドで、私たち９人以外のお客さんは全員このバンドのファンみたいなお兄さんやおじさんだった。

みんなで一緒にコールしたり、手を突き上げたりしてライブを盛り上げているので、私もフライパンを振って積極的に参加した。

ライブの２発目、３発目も同じノリで参加した。

ライブの最後の方は、水着を着たパリピと一緒に騒いで盛り上がった。

横浜駅へ

ライブが終わり、みさきまぐろきっぷで三浦海岸駅から横浜駅まで移動する。

曲がったフライパンを持って電車に乗ったのは後にも先にもこの日が初めてだった。

そして移動中に私の携帯電話の電池がなくなってしまった。

モバイルバッテリーは持っていたが、規格の合うケーブルを忘れてしまったのでコンセントでしか充電できない状態になってしまった。

夕食は洋食店で

初めて横浜駅にやってきたけど、めちゃくちゃデカかった。

メンバーは９人から７人になったが相変わらず大人数で、お店に入れるかちょっと心配だったが、運良く駅ビルの中にある洋食店に入ることができた。

入店した時、曲がったフライパンを店員さんにガン見されたものの、オムライスとビールを注文して、食事を問題なく楽しむことができた。

昼も夜もビールを飲んだのはこの時が初めてで、ハチャメチャに楽しい１日となった。

川崎の街へ

楽しいみさきまぐろきっぷの旅を過ごしたメンバーとは、横浜で解散し、私は曲がったフライパンを持って宿泊先のある京急川崎駅で降りた。

携帯電話の電池が切れてしまったので、ニンテンドー3DSで宿泊先を検索した。

携帯電話の電池が切れ、地図アプリも開けなくなった田舎者にとって、川崎の街は大きすぎた。

曲がったフライパンをそのまま持っているのは不審者すぎるので早く宿泊先に行きたかったのだが、もう夜になっていて暗くなっていることもあり、歩いてもなかなか目的地のホテルにはたどり着けなかった。

フライパン片手に街を彷徨った

川崎の駅周辺はかなり開発されていて、地図もなく暗い中で構造を掴むのは至難の技だった。

そんな都市を、曲がったフライパンを片手に歩くことになるとは、全く想定していなかった。

そんな中、街を歩いているとゲーセンを発見した。入店し、UFOキャッチャーでプライズをゲットして曲がったフライパンと一緒に袋に入れた。

これで普通にフライパンを買った人みたいな見た目になったので、普通に街を歩けるようになった。

宿泊先へ

仕方なく、タクシーに乗ってホテルの前まで連れて行ってもらった(ワンメーターで着いた)。

ホテルで携帯電話を充電して、ようやく使えるようになったので一安心だ。

Twitterを見て、今日参加したメンバーが全員無事に帰宅したことを確認する（私が着いたのはホテルだったが）。

サッと荷物の整理をして、風呂に入って寝る準備をすることにした。

一日を振り返って

新幹線、電車、バスといろいろな交通手段を駆使した、ハンパない移動距離の旅になった。

内容も、まぐろ、お土産、フライパン、ライブ、洋食店と盛りだくさんの一日であった。

何よりも、3000円払えばタダシステムのみさきまぐろきっぷはマジでスゴい。

あのきっぷがあれば、たぶん三崎口に何回行っても楽しめるはずだ。マジでもう一回行きたいマジで