みさきまぐろきっぷで最高のランチタイムを過ごした夏休み
2016年8月。
社会人として3回目の夏季休暇を取得した私は、新幹線に乗って品川駅へやってきた。
三崎口へ行くために。
「みさきまぐろきっぷ」で三崎口へ
品川駅の改札前で待っていると、同行者3名がやってきた。
久しぶりに再会する喜びを分かち合いつつ、京急の駅に行って券売機で「みさきまぐろきっぷ」を購入する。
このきっぷは、3060円(当時)を払えば電車とバスの乗車券、お食事券、レジャー券がついてくる特別なきっぷらしい。
早速乗車券を使って、三崎口行きの赤い電車に乗った。
バスに乗って三崎港へ
終点の三崎口へ着いたら、京急バスに乗り換えて三崎港まで更に移動する。
京急バスも「みさきまぐろきっぷ」の乗車券で乗り放題である。
同行者の1人が、「3000円払えばタダでバスに乗れる」と言っていたので笑ってしまった。
夏休みの時期とあって道路は割と混雑していたが、バスは何事もなく漁港に到着した。
おいしいまぐろとビールで最高のランチタイム
三崎港には、みさきまぐろきっぷで食事ができるお店がいくつもあった。
4人で気になっていたお店を訪れて、各々好きなランチメニューを注文した。
しばらくすると、注文の品がやってきた。
私が注文したのはまぐろ定食だった。
言うまでもないが、ハチャメチャにおいしい。
しかもこのまぐろは、みさきまぐろきっぷがあれば注文できる。
3000円払えばタダでまぐろが食べられるシステムだ。
まぐろがタダならもっと注文できる! と考えた我々は、別途料金が要りますよ、という店員さんの言葉を了承して4人で分けて食べる一品料理と、ビールを1人1つずつ注文した。
写真を見るだけでもおわかりだろう。
私たちはマジで最高のランチタイムを過ごした。
お土産もゲット
みさきまぐろきっぷについているレジャー券は、観光船や水族館のチケットとして使えたり、お土産の購入に使えたりする。
我々4名はこの後移動する予定があったので、漁港でお土産を探すことにした。
私は遠方から新幹線で来ていることもあり、しっかりした瓶に入った玉ねぎドレッシングを選んだ。
三崎マグロとは関係なかったが、自宅で使ってみたら普段使っているドレッシングよりは数段美味しくて満足したのを覚えている。
3000円払えばタダになる神システム
私は「みさきまぐろきっぷ」を初めて使ったが、品川駅で3000円払えば、電車もバスもまぐろもお土産もタダで手に入る神システムだったのでめちゃくちゃ驚いた。
同行者もこの神システムに感動しきりで、中には「採算大丈夫かな…」みたいな心配をしている人さえいた。
そんなみさきまぐろきっぷだが、現在は品川で買うと3570円と510円ほど値上げしているものの健在である。
遠方の一度行った場所はなかなか再訪する気持ちにはならないのだが、みさきまぐろきっぷの旅は何回でもやりたいと思っている。
後半へ続く
私たちは、バスに乗って三崎口駅を目指した。
当然ながら、「3000円払えばタダでバスに乗れる」システムなので現金の準備は不要だ。
帰り道の道路も割と混雑していたが、バスは何事もなく三崎口駅に到着した。
そして私たちは、赤い電車に乗って次の目的地へと向かった…(続く)