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【夢日記創作】朝起きたらアザラシになっていた【一話完結】

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夢日記風の一話完結ストーリーです。 フランツ・カフカ『変身』パロディっぽい創作となっております。
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#猫

【創作夢日記】朝起きたらアザラシになっていた48〜ヤンデレ襲来!【一話完結】

【創作夢日記】朝起きたらアザラシになっていた48〜ヤンデレ襲来!【一話完結】

※この話は夢日記風のフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きると(・ω・っ)Зアザラシになっていた俺は枕元に知らない女を見てビックリ。

10年以上もの大昔にネットミームとしてネタになっていたヤンデレCDの女が俺に向かって鼻腔をひくひくさせ、

「あのメス猫の匂いがする!」とまくしたてる。

「すりよってくる意地汚いメ

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【創作夢日記】朝起きたらアザラシになっていた その45 新春初夢企画!『猫配達員は2度ベルを鳴らす』【一話完結】

【創作夢日記】朝起きたらアザラシになっていた その45 新春初夢企画!『猫配達員は2度ベルを鳴らす』【一話完結】

#創作大賞2022

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きたらとアザラシになっていた俺は物音がするので向いたら、テレビから貞子が這い出ていた。

聞けば忘年会で二日酔いだから水をくれとせがむ。

正月だからと太っ腹な俺はハイチオールCと水をやる。

映画『リング』に登場する貞子に化粧とヘアメイクと衣装のコ

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【創作夢日記】朝起きたらアザラシになっていた その44 猫夢【一話完結】

【創作夢日記】朝起きたらアザラシになっていた その44 猫夢【一話完結】

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きたらアザラシになっていた俺は猫の手線の電車の中で目を覚ます。

乗り過ごした俺は成田空港へ向かうため逆方向の猫の手線に乗り換えた。

乗ると乗客はママチャリで東海道五十三次を踏破したときに撮影した猫たちだった。

猫なのでみんな猫背で姿勢が悪い。
目つきも悪い。

いっ

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〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その43 猫カフェ

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その43 猫カフェ

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きたらアザラシになっていた俺はモーニングを食べに猫カフェにいった。

マスターも客も自転車旅行で撮影した猫たちだ。
猫カフェなのでネギ科の食材が出てこない。
猫カフェなのでコーヒーがぬるい。
猫カフェなのでミルクもない。

最初はクレームを入れた俺だが、よくよく調べるとミ

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〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その37 夢十夜その7 妖怪アザラシとぎ

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その37 夢十夜その7 妖怪アザラシとぎ

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きたらアザラシになっていた俺は甥っ子たちを起こして朝食を作っていた。

甥っ子たちがもりもり食べる様子は作り甲斐を感じる。

ばあちゃんが「たんとお食べ」いっては俺の茶碗に米を盛り付けてた気持ちが、この歳になってよくわかる。

甥っ子が脇の台所を見つめ「あそこにお化けいる

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〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その36~猫とタイムマシン

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その36~猫とタイムマシン

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きたらアザラシになっていた俺は東京都文京区にある護国寺へ電動自転車を走らせていた。

久しぶりに自己紹介する。

俺はアザラシ。この辺の景色を撮っている至って普通のアザラシだ。

まずさ、昔のライトノベル系アニメで聞いた「~普通の○○だ」は普通じゃないよね。

ライトノベ

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〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その33 伝言ゲーム

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その33 伝言ゲーム

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きたらアザラシになっていた俺は企画を思いついたので信用金庫ビル3階会議室のミーティングに向かう。

ミーティングの相手は人の紹介できょう初対面する。

開けると俺を見て軽く驚いて人物がいる。
彼が初対面のHだろう。

フレンドリーに挨拶すると

「イメージより目がかわいい

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〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その22 猫又襲来!

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その22 猫又襲来!

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きたらアザラシになっていた俺は、生活費を稼ぐために水木しげるプロダクションの事業ゴミを回収していた。

妖怪を扱う大手だけあって俺がやってきても気にしないでくれるのはありがたい。

俺をモデルに妖怪を書くというのでアニメ「けものフレンズ」を期待したら伝統的な妖怪「毛羽毛現

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