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NZワーホリに行った話

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2010年にニュージーランドにワーホリで行きました。 その時のお話です。
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ワーホリ#29 帰国 あとがき

ワーホリ#29 帰国 あとがき

10月になり、NZはサマータイムになった。

紫外線も強くなったが、陰に入れば、少しひんやりする。

広場の地べたに座って、涼しい風に吹かれていた。

NZの日々が顔を撫で、空気に溶けていく。

***

ちょっとそれっぽい始まりにしてみました。(笑)^^

帰国の日、僕はYWCAのロビーで、荷物を整理していました。
(一度宿は変えました。)
なるべく荷物は減らそうと、要らない物は処分。

そして

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ワーホリ#28 手紙

ワーホリ#28 手紙

誕生日おめでとう

僕は今オークランドにいて もうすぐ帰国します

オークランドは・・・あんまり好きになれそうにない・・・

公園はまあ良い感じなんだけど

それはともかく 新しい仕事が見つかったみたいだけど どんな感じですか??

ストレスフルじゃないといいけど ひとまずおめでとうってところかな

ネルソンでの滞在はどうだった?

僕にとってNZでの生活は あれやこれやで苦しんでばっかりでした・

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ワーホリ#27 バンジージャンプ

ワーホリ#27 バンジージャンプ

NZに来る際、学校やホームステイ、送金などでお世話になった、
WHC(ワーキングホリデーセンター)本店へ挨拶に行きました。

ずっと電話やメールでのやりとりだったので、顔を合わせるのは初めてで、
感慨深いものがありました。^^

クライストチャーチ支店とは違って(と言ってしまうと失礼かな。。。)明るい雰囲気のオフィスでした。

ちなみに、前記事の騒音の話をすると、何かのホリデーだったらしく、それの

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ワーホリ#26 オークランドでまたまた音に苛まれる の巻

ワーホリ#26 オークランドでまたまた音に苛まれる の巻

旅の終着地、オークランドに到着。

NZ最大の街で、高い建物がとても多く、都会、という感じ。
街並みはとてもごちゃごちゃした感じで、正直、疲れる街でした。。。
(今思い出しても、疲れます。。。(苦笑))

これまで訪れた街は、大抵のどかな感じだったので、気後れ気味です。。。
クライストチャーチに行った時、ごちゃごちゃしてるな、と思いましたが、
オークランドに来てみると、むしろスッキリしていたんじゃ

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ワーホリ#25 オークランドへ ネルソン~パーマストンノース〜タウポ〜オークランド

ワーホリ#25 オークランドへ ネルソン~パーマストンノース〜タウポ〜オークランド

ネルソンを離れ、帰国の為、オークランドへ向かいますが、2つ程、街に寄ります。

「ここで住むならどうだろう」

そんな気持ちで見てみよう、と思いました。

学生の街 パーマストンノース1つは、パーマストンノース。学生の街、と言われています。

ちなみに宿泊は、ホステルの、、、はい、シングル。(笑)
地球の歩き方を見ながら、色々と見て歩きました。

図書館には、日本の漫画が、原本のまま、
つまり日本

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ワーホリ#24 Makiがお別れ会を開いてくれた “人”が居ない僕の世界 そんな世界で出会ってくれた人達

ワーホリ#24 Makiがお別れ会を開いてくれた “人”が居ない僕の世界 そんな世界で出会ってくれた人達

ネルソンでは、通っていた語学学校にも顔を見せに行きました。
ネルソンを離れて4ヵ月、知った顔も何人かまだいました。

驚いたのは、1人のベトナム人。
彼はとても英語が下手だったのですが、この4ヵ月でかなり上達していました!
久しぶり、なんて少し話して別れましたが、その直後、
「あれ、あれって、アイツ?」(; ゚д゚)
と二度見してしまいました。(笑)

あと、あまり話したことのない韓国人の女性に声

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ワーホリ#23 good-bye Christchurch ネルソン再訪 心地良い方を選ぼう

ワーホリ#23 good-bye Christchurch ネルソン再訪 心地良い方を選ぼう

グッバイ チャーチいよいよチャーチを離れることになりました。
前日には、オーナーに挨拶でも、と思っていましたが、
お友達が来て騒いでいたので出来ず。。。
一応、いつ出て行くか、というのは伝えてあったので、
いいか、と思い、その日は寝ました。

早朝、オーナー夫婦の部屋に向かって、
「I’m leaving .Thank you for everything」
と言うと、中から
「see you」

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ワーホリ#22 今の自分から始めるしかないじゃないか

ワーホリ#22 今の自分から始めるしかないじゃないか

数々の挫折の中で、これが自分、という概念が次々と崩れていく、そんなことが多い旅だったと思います。



大地震が起き、行政機関や観光地のある中心部の街は封鎖となりました。
僕が住んでいたのは、中心部から西にバスで30分の場所だったのですが、
このバスも止まってしまい、毎日のように街まで行っていた僕は、かなり参ってしまいました。。。

1番近いショッピングモールまで歩いて30分ほどあります。
車も

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ワーホリ#21 クライストチャーチ大地震

ワーホリ#21 クライストチャーチ大地震

そろそろお金もなくなってきてチャーチを離れることにした頃、大地震がチャーチを襲いました。

いくつか街を回ってから帰国しよう、と思い、電車やバスの予約を済ませていました。
そのチャーチを離れる1週間前、2010年9月4日早朝、それは起きました。僕の人生で経験した、おそらく最大の規模になると思います。

寝ていた僕は、すぐに目を覚ましました。
キッチンの方で、食器が割れる音が聞こえます。
しばらく部

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ワーホリ#20 今ここ、で出来ることを 母という呪縛 僕に一人暮らしは無理? ラジオの言葉

ワーホリ#20 今ここ、で出来ることを 母という呪縛 僕に一人暮らしは無理? ラジオの言葉

母という呪縛実家には、月1で電話を入れていました。
いつも、数分話して終わります。
あまり時期は覚えていないのですが、確か、カフェでの職場体験を終えた頃だったと思います。

電話で、コーヒーのコースを受けたことを話すと、
「あのコーヒーに絵を描くやつ、出来るようになった?」
と聞かれました。

あれ結構難しくて・・・、と言うと、

「難しくても頑張ってやんなきゃ」

と言われ、ものすごく胸が苦しく

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ワーホリ#19 カフェで職場体験 making “good coffee” is very hard 情熱はいずこ

ワーホリ#19 カフェで職場体験 making “good coffee” is very hard 情熱はいずこ

バリスタコースは終わったけれど、ちょっと物足りなかった僕は、
先生に中国人がやってる小さなカフェ(ほぼテイクアウト専門)を紹介してもらいました。

店主に、

「お前は何ができるんだ?」

と聞かれたので、「まぁ、2週間勉強はしたけどぉ、まぁ、出来るというほどのことはぁ、何もないかなぁ、、、」(^_^;)ゞ
なんて言うわけにいかないので、思い切って、

「I can make coffee !」

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ワーホリ#18 「今」幸せになりたい 自分との対話

ワーホリ#18 「今」幸せになりたい 自分との対話

さち(クラスメイトの日本人(仮名))なんて、絶対(試験の答が)分かってるはずないのに。。。
早々に、切り上げやがった。

あーあ、なんでこんなに僕は真面目で融通が効かないんだろう。
こんな性格は損だ。。。

「真面目だから、途中で終わらせられなかったの?」

・・・まあ、不合格になるかも、と不安だったのもあるけど。。。(-_-;)
あー、もっとコーヒーの練習したかったよ。(:_;)

「なんでしな

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ワーホリ#17 バリスタの試験 自分への苛立ち

ワーホリ#17 バリスタの試験 自分への苛立ち

2週間の授業を終え、僕たちは試験会場へと向かいました。

試験と言っても、結構ゆるいものでした。。。
(もちろん、何も勉強してない状態なら合格はしないでしょうけど。)

例えば、試験中、僕がコーヒーメーカーで淹れている時、先生に、

「長く淹れているとどうなる?」

と聞かれたので、

「ん〜、薄くなる」

と答えると、先生は、

「ん〜…反対…」と、小声で言います。
少し戸惑いつつ、「え...じ

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ワーホリ#16 バリスタコース

ワーホリ#16 バリスタコース

フラットも決まり、とある語学学校のバリスタコースも8月頭から2週間、開講される、
とリリースされたので、例によって迷いつつも(笑)申し込みました。

ちなみに、英語力は問題なし、ということでした。ホッ(^ ^)

開講の2週間前に風邪をひき、せきがとまらない、というトラブルに見舞われながらも、
ギリギリで治り、無事に初日を迎えられました。

意外に奥深いエスプレッソマシンこのコースでは、NZのバリ

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