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社会問題

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2024年2月の記事一覧

あなたに心はありますか?一本木透2023年小学館№742

あなたに心はありますか?一本木透2023年小学館№742

AIに心は宿るか?慟哭の社会派ミステリー巨大研究開発プロジェクトの講演会から始まる。
そこである教授が倒れ、死亡。
脅迫メールが届く。
連続殺人事件が起こっているのか?
途中の『もやっ』が、
真実が明らかになったときに
「うわぁ~」に変わる。
最初の章へ戻ってしまいました。

AIがもし本当に心を持ったとしたら、
その先にあるのは夢か悪夢か。
人間の敵か、味方か。

ロボットに心を持たせることは可

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常識として知っておきたい裏社会 懲役太郎2022年彩図社№741

常識として知っておきたい裏社会 懲役太郎2022年彩図社№741

YouTube登録者数
「懲役太郎チャンネル」47.3万人
「裏社会ジャーニー」121万人
の2人が対談。

我が身を守るためにも
「常識」として知っておきたい!!
犯罪の手口がどんどん巧妙になっている。
知っているだけで防御できることもある。
でも表に出ている時点で
もう古い手口なんでしょうね😅

■今まで見た中で一番すごい入れ墨は?
3人一対。三人並ぶことで見事な桜が完成。

■死体処理

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近親殺人 -そばにいたから-石井光太2021年新潮社№740

近親殺人 -そばにいたから-石井光太2021年新潮社№740

殺す方か、殺される側か――。https://amzn.to/3SYXPi5

自分が殺さなければ、殺される。
殺す以外にこの苦しみから逃れられない。
ひとりで問題を抱え、外に相談出来ない。
家族間殺人の場合、
遺族は加害者家族であり、被害者家族でもある。
抵抗出来ない幼子の殺すのは擁護しようがない。

原因は様々でどれか一つと言う訳ではなく、
複雑に絡み合っている。

引きこもり、望まぬ妊娠、児童

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墓じまいラプソディ垣谷美雨2023年朝日新聞出版№739

墓じまいラプソディ垣谷美雨2023年朝日新聞出版№739

『墓じまい』
少子化で墓守がどんどん途絶えていく昨今。
お墓どうする?
大きな問題となっています。

小説では「夫の墓には死んでも入りたくない」と
義母の遺言から始まった墓問題。
ふたつの家族を通して
それぞれの家族の選択を描く。

今は新たなお墓スタイルも
たくさんあります。
そもそもお墓は必要なのか?

小説内ではやたらと、
もしかして死後の世界信じてるの?
と、信じている人を
揶揄する表現が

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古事記転生 サム2023年サンマーク出版№736

古事記転生 サム2023年サンマーク出版№736

自分で気づく!!古事記の世界に現代の若者が転生!
古事記を知らなくても楽しめる小説です。
著者は63.8万人登録のyoutubeチャンネルを持つサムさん。

古事記の本はたくさんあるけれど
とても読みやすくわかりやすかった。
古事記の世界観を知るだけではなく
日本人としての誇りを取り戻す
哲学本でもある。

日本に生きる全ての人のルーツは、
『古事記』に記されている。
世界から称賛される日本人の根

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誰かがジョーカーをひく 宇佐美まこと2023年徳間書店№735

誰かがジョーカーをひく 宇佐美まこと2023年徳間書店№735

食べることは生きることジェットコースター小説。
東城百合子さん監修?と
思ったら参考資料に登場されていました。

派手なキャバ嬢の紫苑と
地味で小太りの平凡な主婦沙代子
ひょんなことから出会った二人は
身代金の3000万円を手にしてしまった!
ヘタレホストの竣、
誘拐先から逃げて来た陽向も加わり
見えない敵(鬼炎)からの逃走劇?
ハラハラドキドキ要素もあり、
着地がまた良かった♪

この小説の素晴

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