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#LIVE もう家に帰ろう。
まだまだ同世代の
カラオケ大会は続く。
みんな楽しそうだ。
けど飲みすぎたテキーラが
今になって回ってきた。
彼とせっかく隣なのに
せっかく彼女さんが
いなくなったのに、、、
もう具合が悪くて限界だった。
家に帰ろうと思ったけれど
それまでも持たなそうで
トイレで嘔吐した。
いつも大丈夫なのに
今日はどうしたものか。
トイレで嘔吐した臭いが
気になって
持っていた香水を少し振った。
#LIVE 連れ去られた
テキーラは飲み慣れてる。
だからその場では熱くなるけど
すぐに通常に戻る。
はずなのに、そのはずなのに
ドキドキが止まらない。
いつもチェイサーは
テキーラサンライズなのに
今日はレゲエパンチにしておいた。
私は隣に座ってはいるものの
彼は大御所のおじさん達と会話が弾んでいる。
何か喋りたいけど
今はこの会話を聞いている方が
心地よい。し、助かる。
彼は
ハイボールを水のように飲んでいる
summer snow "創作大賞作品"
あらすじ
32歳のジャズシンガーであるシングルマザーは、ずっと息子に嘘をついていた。
でも、その嘘はつくべきではなかったと、息子が10歳の誕生日に気付いた。
32歳夏。
今日、10歳になる息子を私はここまで育ててきた。ただ普通のシングルマザーと違うのは、夜はジャズシンガーとしても働いている。
今日も仕事が終わり、お店へと急ぐ。移動の合間に毎日息子に電話をするのだけれど、あまり出てくれなくなっ
#LIVE また楽しい今日が終わった。
本番は
大盛況の中終わった。
酔っ払ったおじさん達が
Liveのステージに
入り込んできて
みんな楽しそうだった。
KARAのミスターなんて
揉まれて押されて。
誰が誰と触れたか
わからなくなったくらい
みんなで盛り上がった。
ヘビーローテーションの後
彼がトイレに向かうのを
目で追っていたら
また知らないおじさんが
彼に向かって
いやぁ!よかったよ!
お前男前だな!
タッパもでっけく
#LIVE まだ始まる前なのに
私の気持ちは
どこまで行って
しまうのだろうか
彼のLiveは
どこまで人を
魅了するのだろうか。
なんと
彼は鍵盤を
弾いている。
PAを離れ
まだだと思っていた
リハーサルなのに
彼はピアノで
Jazzを弾いていた。
彼のピアノは
会場全てを包み込んで
全出演者の
目と耳を奪っていた。
まだリハーサルなのに。
ドラマの主人公のように
何でもできてしまう人が
この世に
本当に存在す
#LIVE 対決の日が来た
なんて思いながら
今日は朝から忙しい。
結婚式の準備みたいに
朝からなんだか
時間がない。
声出しする暇もなく
頑張ってねと
送り出される。
応援してくれて
ありがとう。
例年通りの会場。
例年通りのメンバー。
それに加えて
一見無愛想な彼が
会場に到着していた。
また私はびっくりした。
PAを1人でやってる?
どこからどこまで彼は
音楽をできるの?
PAに挨拶に行く名目で
彼に挨
#LIVE 緊張すること
その後
別の日に
ヘビーローテーションを
スタジオ練習した。
彼はまた
余裕の笑みで
ドラムを叩いていた。
プロが叩くと
こんなにも歌いやすくて
踊りやすいのか。
彼は余裕すぎて
コーラスどころか
それ以外の所も
口パクでフルコーラスで
歌っていた。
終始笑顔で余裕で
無邪気とは
このことをいうのかな。
彼を後ろにして
歌うのはもったいなくて
Live本番よりも
彼と向かい合って歌
#LIVE ヘビーローテーション
年を越して
新年の挨拶がてら
社会人バンドサークルの
主催をしているスタジオへ向かう。
何人か幹部の先輩方が
来ていた。
年度末に行われる
市内で1番大きいLiveパーティの
チームを決めていた。
100人はいるサークルを
まとめるのは
大変そう。
社会人バンドサークルといえど
上手い人しかいない。
楽器隊なんてセミプロばかり。
けど恥ずかしがり屋が多くて
楽器隊も下を向いて
やってい