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独り者に読んでほしいイチオシ本 津野海太郎『歩くひとりもの』
6月も終わりですね。
そろそろ読書録も載せていかなければ、と思いつつ、なんとなく過ごしまっていた自分を反省する反面、わりとのんびりもしています。
今回は津野海太郎さんの『歩くひとりもの』について書こうと思います。
津野さんは福岡県出身、1938年生まれで現在83歳の演出家・編集者・評論家。1965年に出版社・晶文社に入社し、併行して劇団「黒テント」の演出家として活躍。エンジニアにとっては『季
「本を拾う」とはどういうことか?
みなさん、はじめまして。
鈴木宣尚(すずきのりひさ)と申します。
2023年の初秋だったか。
突如、
「本を拾う」
という短いセンテンスが降りてきました。
そのときは漠然と、
「ああ、これから本拾いの旅にでるんだな」
と、ふんわりと思っていました。
当時は、派遣社員としてRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション:業務自動化のITツール)の使い手として、いくつかのプロジェクトに