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息子語録

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ひとりで楽しむにはもったいないので息子の1言を呟いています。
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#子育て

朝の支度をしたがらない息子さん。競うのが好きなので、わたしがトイレに行っている間に着替えられるか勝負をしたら着替えたうえに水筒にお茶を入れようとしていた。
最近、言われたこと+αが少しできるようになってきた。実はよく見ている息子さん。やかんのお茶をこぼしたのは気にしないでおこう。

明かりを消して部屋が暗くなると怖がるので理由を訊いてみたら「お化けがいるかもしれないでしょ」と教えてくれた。幼稚園に行く前までは暗くしても怖がらなかったので、これもお化けが怖いという学習をしたんだなと思うと、何でも吸収する子供の成長や発達ってすごく尊く、大切なものだと実感。

幼稚園と療育の1年を振り返る。その②-年中さん

幼稚園と療育の1年を振り返る。その②-年中さん

こんにちは。羊です。
年長さんが始まって、早3か月。彼の通う幼稚園は三学期制なので、もうすぐ夏休み。
ただいま、心の成長真っ只中という感じで笑ったり泣いたり、すくすく育っています。
毎日、あわただしく過ぎていますが、ふとした時に、随分成長したものだとしんみりしてしまいます。
そんなわけで、ゆっくりと年中さんを振り返ってみたいと思います。

以前、年少さんの頃を振り返ってみた想いを綴ったことがあるの

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赤ちゃんがテイッシュを引っ張り出して遊ぶ話はあるあるだけれど、息子さん、最近、ティッシュでよく遊ぶ。赤ちゃんとは違い、遊びが複雑なので、部屋のあちこちからティッシュの残骸が…1枚づつ、広げて使えるものは再利用。もったいないを教えるチャンスか!と思案中。せっかくなら楽しく学びたい。

「ずっとしがみついてる」と言ってはくっついて離れない。何か心配なことでもあるのかときいたら「だってお母さんのことが大好きなんだもん」とのこと。時々、こうやって甘えてくる。いつまでこんな風に言ってくれるのか、とても貴重な瞬間を噛み締めて、しっかり抱っこをしてあげられることに感謝。

男の子はお母さんを守るために常に何かと戦っている。と言う感じのことを本で読んだことがある。
寝室の角に向かい布団を盾に「バン、バン」と銃を撃っていた。何をやっつけたか訊いたら「ハロウィンが近いからお化けが多いけど、大丈夫。ここにいるのはやっつけたから」頼もしいお言葉、ありがとう。

きっかけはYouTubeだったりテレビだったりするのだけれどそこから自分の世界を拡げて、毎日、遊んでいる。無から何か創るわけではないけれど好きなことを好きなように表現できる想像力。子供の持つとんでもないパワーなんだなと、遊び疲れて眠ってる我が子を眺めて思ってみる。

自分が想像している線路と手持ちの線路とのギャップがあり、うまく線路を繋げず、必ず泣いてしまうプラレール。だんだん、複雑なものを作るようになったので、泣きながら作っている。それでもできるだけ工夫して思っているものに近づけようと頑張っている。妥協と理想の間で成長中。頑張れ。

「春休みは長いお休みなのに海に行けないの?」長い休みの時はわたしの実家に行こうねと話をしていたのだけれど、今年は行けるかどうか怪しい。日々の小さな我慢と大きな我慢が重なり、些細なことで癇癪もよく起こすようになってきた。「心が破けた!」と泣く姿が切ない毎日。今が耐え時。頑張ろう。

最近、字をなぞるのがお気に入りでよくなぞっている。
まだ、字は読めていないのだけれど一生懸命、書いている。
「字を書くのが好きだなぁ。」とかいっている姿を見ると、将来は書道家かなんて今日も親ばか道を快調に進んでみる。

紙を引っ張り出してきて
「ねぇ、絵本を作るから手伝って。」と表紙を書き出した。
10月号らしい。
もくもくと絵を描き、その説明文を考え、完成した絵本は彼らしい素敵なものだった。
なんだかんだと2冊も作ってしまった。頑張ったね。

間もなく幼稚園の終業式。
年中になり、クラスが変わる、お友だちが変わるのが嫌な様子。しかし、小学生にはなりたいらしく「1年生になったら、筆箱、買わないとね。」と文房具売り場で筆箱を物色。未知の世界への不安と期待。ゆっくり自分のペースで感じて進んでいけばいいよ。見守ってるからね。

「ごっつとって」と言われて困惑する。ごっつとは?話しをよくきいたら「5つ」のことだった。数字は「ご」だから「ごっつ」自分で仮説をたてて使ってみる。言語習得の過程を目の当たりにできてとても楽しい。
風邪で引きこもるのも悪くない。

今日、彼は小さな荷物が届くのを待っていた。
お風呂にも入らずに、眠いのをこらえて。けれど荷物は届かなかった。「小さいのだから家がわからなくて迷子になったのかな。明日は来てくれるかな。」泣きたいのを堪えてわたしにしがみつきながら自分で納得できる言葉を呟いた。
きっと明日は届くよ。