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感想まとめ

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映画、美術展、イベントなどの感想です。
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#ドキュメンタリー

映画「なまどぅさらばんじ。今が青春」を観ました

映画「なまどぅさらばんじ。今が青春」を観ました

カマドおばぁこと、福嶺初江さん。

人相と笑い声。

それが、とてもとても魅力的だった。

年齢を重ねていくことは、寂しいことじゃない。

生命の美しさを目撃した。

聴覚障害を持つ実母との暮らし。戦時中は、食べるものがなく、浜辺で貝を拾ったり、耳の聞こえない実母に戦闘機が迫る危険を知らせ、九死に一生を得た。戦後も認知症の実母を介護した経験から、現在も認知症サポーターとして活動している。

戦中戦

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映画2023

映画2023

私のおすすめ映画2023年。

(1)Dr.Bala自分の技術や知識を、必要な人と場所に届ける。
Dr.Bala、とてもかっこよかった!

(2)教育と愛国私は、歴史から学びたい。

(3)遠いところ私のまわりの評判は賛否ありましたが、印象的な映画でした。

(4)丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部沖縄戦の図が、どのように描かれていったのか。貴重な映像です。

(5)米軍が最も恐れた男 その名

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映画「ぼくたちの哲学教室」を観ました

映画「ぼくたちの哲学教室」を観ました

哲学とは問い。
すぐに答えが出ないからおもしろい。

どんな意見も尊重される。
どんな小さな声も発する価値がある。

逞しい精神力を維持するには、
逞しい体力も必要だ。

アイルランド。

暴力は連鎖する。

問題から距離を取って考える。
怒りに飲み込まれず、自分を律する方法は、
いくつあってもいい。

気持ちを言語化するには、自分の感じている状態と言葉が結びついていなければならない。

名前のつ

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映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」を観ました

映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」を観ました

ぐっと涙が滲む。

なんだこれは。

悔しさだ。

なにがこの悔しさを沸き起こらせる。

暗い映画館のなかで、自問する。

私が感じていいのだろうか。
知識として知っているのと、
体験するのは、違うから。

知らないのに、込み上げてくるもの。

人民の声は、古くならない。

もう許せない。屈さない。
人民の怒りと主張。

民主主義とは何か。
人権とは何か。

正論は、時に逃げ道を奪い、
人を救わな

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映画「教育と愛国」を観ました

映画「教育と愛国」を観ました

伝えたいこと。

伝えられるのは、いつまでだろう。

私は、学びたい。

歴史から、学びたい。

誰かを傷つけたら、謝る。

お互いの主張が異なることは、あるだろう。裁判ならば、事実や証拠に基づいて、話し合い、判断していく。片方の主張だけ聞いて、もう片方の主張は聞かないで決めるなんてことはしない。どちらの主張も発言できる。

自分達の自尊心を保つ為だと言って、誰かを傷つけた事実を、一方的に書き換え

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映画「Dr.Bala」を観ました

映画「Dr.Bala」を観ました

映画「Dr.Bala」を観た。

ドキュメンタリー映画「Dr.Bala」を、
シアタードーナツ・オキナワで観た。

ドクターバラーこと大村医師は、
自分のやるべきことを、やっている。
自分のやりたいことを、やっている。

愚直に続ける。必要なことを見極めて、やる。
ルートが変わっても、目的地が定まっていれば、必ず辿り着く。

ボランティアだからできる支援がある。仕事なら、過酷な重労働になる事でも、

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