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ヤドカリ放浪記2010〜日光編〜

5月16日
AM5:09
宇都宮城址
まだ寝れるなぁ〜と思いつつ十五分程布団からは出ず瞑想に入る
でも行動に移った方が良さそうなので起きる
すぐ移動
AM5:32
大谷寺

日本最古の石仏が安置されている坂東33霊場の一つである寺
なんでも本尊は千手観音菩薩の磨崖仏で大谷観音の愛称で親しまれているとか
千手観音菩薩立像と合わせて十体の磨崖仏な拝観出来るらしい
時間が早くてまだ拝観時間ではないので諦める
AM5:40
大谷公園

1956年に開園した歴史ある公園
宇都宮の特産物として有名な大谷石の里でもある公園で奇岩や石像・採石場跡などが間近で楽しめる
また展望台から園内の景観や御止山・大谷の町を一望することが出来る
人っこ一人居やしない
静かにのんびりと園内を散策する
AM5:44
親子がえる

まさしく蛙に見える大小の岩
その昔蜂の大群に困り果てていた村についに蜂が襲ってきた
すると何処からともなく親子の蛙が現れ岩肌にしがみつき、蜂の大群と戦い身をもって村人を守ったと言う伝説が残る
それ以来村人は蛙に感謝し今も地守神として祀っているそうだ
AM5:48
平和観音

1948年、第二次世界大戦による戦没者を弔う為に彫られた観音様
六年の歳月を経て完成する
この観音様も磨崖仏でかなりの高さがある
見応え充分です
AM5:58
天狗の投岩

山の天辺にチョコンと載っかった岩
昔、天狗が大岩をちぎり山に向かって投げて遊んでいて載っかった岩だそうだ
面白い言い伝えだ
大谷観音は残念だったけど大谷エリアを満喫し先に進む
AM6:24
大谷町某所
次の目的地に向け快調に愛車を走らせていたら手を振るおっちゃんが目に止まる
サイドミラー見ても後続車もなさそうだし、どうやら俺に手を振ってた様だ
緊急停止
おっちゃんヤドカリに興味津々
あれこれ聞かれたので俺の名刺とバンショップミカミの連絡先を渡した
おっちゃんと別れて更に走る
AM6:42
日光杉並木街道

杉が三十五kmに渡って並木を作っている世界ギネスの街道
なんか昔の風景って、こんなのだったのかなって考えてしまう
風情ある街道だ
AM7:22
霧降の滝

日光三大名瀑として名を馳せる滝
近くまで行けずに展望台から観る為、少し迫力不足
でも美しい緑とのコラボで癒してくれる
別ルートで他の滝にも行けるみたいだが時間が掛かりそうなので諦める
AM7:51
隠れ三滝入口
日光の隠れた滝として人気が高いスポット
車を降りて少し進むがかなりの時間が要するみたいなので断念する
AM8:05
日光
世界遺産になった日光の社寺が固まるエリアだ
土日祝日は駐車場を無料解放している役所に愛車を停める
役所入口には日光の美味しい水が湧いている

何でも厚生省が全国美味しい水の中でも特に美味しいとの評価を得た名水だ
ライフラインも底を突いてきた来たので補充
此で暫く水には困らないぞ
AM8:27
二荒山神橋

昔、日光二社一寺を結ぶ重要な橋でしたが今ではすっかり観光用
渡るだけで三百円取られる
誰も渡ってないよ
AM8:45
三仏堂

日光山内で最大の建造物で日光の本尊の千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音を祀っているお堂
神々しさを感じる三体の仏様は日光に訪れたら見なきゃ損をするだろう
金ピカなのに木造だと言うのにはビックリした
その後は護法天堂をお参りする
AM9:18
東照宮

一ノ鳥居をくぐりザクザクと砂利を踏みながら境内に入る
まず現れたのは五重塔

色鮮やかな作りで観る者の心を奪う
それから仮本殿をお参りして神厩舎へ

この神厩舎こそ有名な見猿・言わ猿・聞か猿の彫刻が観れるのだ

他にも母子猿・猿の旅立ち・友達・妊娠猿等の彫り物が存在する
AM9:50
東回廊

のんびりと境内を歩き、向かった先は、かの有名な眠り猫が彫られているエリアだ。
併し拝観共通券を買っているのに此処だけ別料金
520円を払い、入りいざ鑑賞
眠り猫って小っちゃいのね

これ観る為にあの値段?
ぼったくりやがな
と思ってたら、奥社に続き、長い階段を登り奥社拝殿を参拝して東照宮の御祭神である徳川家康公の神柩をおさめた宝塔を観る

何か特別公開中とかで得した気分だ
そのまま宝塔をグルッと周る様に叶杉に…

かなりの大木なんだが、半分ほどでバッサリ伐られたのか、折れたのか、中途半端な杉
また自然に出来たのか、大きな窪みがまるで祠の様になっており、そこにお願いを唱えると叶うとか…
「幸せを下さい」
さて一気に階段を降りて再び眠り猫を観ようと思ってたらかなり人が増えてきた
なのでチラッと観て、本殿内に入り、何やら説法をしていたので聞く
途中からだったのでよく分からなかったが、まぁ〜よかろう

そして家光・家康・頼朝を表す三基の神輿を祀る神輿舎にて団体さんのガイドを盗み聞きして天井に天女の絵がある事を知り観る
AM10:40
薬師堂

正称・本地堂
縦六m、幅十五mに渡る杉板に描かれた龍こと鳴龍
その鳴龍の下で拍子木を打つと、まこと美しき音色で響き返す
この音色こそ龍が哭いている様だと言う事で鳴龍

しかし説明してくれる宮司さんの声小さくてまったく聞こえません
結局二回説明を聴く事にw
因みに鳴龍は一度火事で焼失した為、現在の鳴龍は二代目だとか
AM11:15
輪王寺大猷印

三大将軍家光を祀っている別名・金閣殿
風神雷神が守る二天門,四夜叉が守る夜叉門を潜り、説法を聴く
何でも家光公像を特別公開中だとか
これまた得した気分に♪
AM11:50
日光二荒山神社

下野國一の宮である
大黒様を祀っている大黒殿や霊水湧く二荒霊前を観て周り本殿参拝
御朱印を貰い後にする
一時間ちょい位しかいないだろうと思ったらどっこい三時間半も居ちゃった
さすが世界遺産だ
見応えたっぷり見所満載だ
境内をテクテク歩いて帰っていたら何軒か店が美味しそうな匂いを放ち並ぶ
そう言えば何も食ってないなぁ〜今日
一軒一軒店を覗いて周る
天然かき氷は秩父で食った
そば屋はかけで七百円!?
無理無理
金谷ホテルのカレーパイ!
おっ美味そうだ
早速購入し食う

うめぇ〜♪
空腹に不味い物無しだからか?
いや違う
普通に美味しい♪
満腹にはならなかったが満足して国道に出る
すると二荒山神橋を渡る団体が!!
結婚式だった

まぁ〜そんなイベントじゃないと渡らないよな
でも新郎新婦には良い思い出だよね
PM13:09
裏見の滝

松尾芭蕉の奥の細道にも登場した日光三大名瀑の一つ
以前は名前通り、滝の裏にも入れたらしいが現在は展望台から観るのみ
しかし此処まで来る遊歩道を歩いている間も何かしら滝が有ったし、なかなか絵になるポイント多数の滝群エリアだ
ユックリ観たいけど世界遺産でのんびりし過ぎたので先を急ぐ
PM1:40
いろは坂
箱根峠に匹敵する走りたくない道だw
ハザード点けっぱなしでトロトロ走る
PM2:04
中禅寺湖

釣りしている人一杯
そういや滝が近くに有ったな〜と思い、少し戻って有料駐車場に停める
料金受取人が面白いおっちゃんで色々笑かしてくれる
ワザワザ金払ってエレベーターで降りて正面から観なくても、よく見える良いスポットを教えてくれた
PM2:19
華厳滝

日本三大瀑布の一つ
うん、確かに充分観れるポイントだ
エレベーター代が浮いた分、売店などで売っている名物でも食す事にしよう
ゆばコロッケ

普通に美味しいコロッケだが湯葉が全然感じないと思ってたら真ん中辺りにそのまま入ってた
俺なら潰したじゃがいもにゆばを巻いて衣付け揚げるな
餃子コロッケは餃子がまるごと入ってるでっかいコロッケ

食べ応えはあるが餃子と言うよりワンタンっぽい味
俺なら味付けした餃子ネタとじゃがいも混ぜて普通に揚て餃子風味コロッケにするな
それにしても本当コロッケ好きだな俺w
しまった…
時間がないのにのんびりし過ぎだ
先を急ぐ
PM3:04
日光二荒山神社中宮祠

寄るつもりは無かったが、まだ桜が咲いていたから、桜に釣られて参拝する
牛石・大黒堂・七福神巡り・しあわせの杜と隅から隅まで楽しむ
時間が圧してるって言うのに(^ω^;
PM3:42
龍頭の滝

奥日光三大名瀑の一つで駐車場から徒歩一分も掛からなく観れる
なだらかに滑り流れる滝は全長二百十mある
その横を歩きながら景色等を楽しむのが龍頭の滝の楽しみ方らしいが先を急ぐ
PM3:59
湯滝

日光五名瀑の一つ
名の如く温泉が含まれてる温泉らしいが、触れてみたけど温かくないし、口に含んでみるが温泉の味がしないから浴びるのは止めた
PM4:10
日光湯元温泉
奥日光の湯ノ湖畔、金精峠の麓にある湧く温泉地
奈良時代に開湯したと言われる歴史ある温泉だ
無料駐車場が一杯でどこに停めるか悩むが目的地に近い所に停めて急ぎ足で目的地に向かう
PM4:20
日光山温泉寺

裕美んがオススメしてくれた温泉に浸かれるお寺
寺なので十七時までだろうとフンでたが、受付は十六時までだったらしい
しかし快く受け入れて貰い、無事入浴を果たす
うん、薦められるだけあり、この辺りにしては良い温泉だ

泉質然り、浴室の造り、雰囲気…
すべてにおいて高評価だ♪
先に入ってらしゃったリタイア組にも話しかけられ、ふれあいも二重○
入浴は一時間以内と決めまれていたが、ちょっとオーバー
しかし女将さんは文句一つ言わず俺が退館するのを待っていてくれた
ありがとうございました
PM5:34
湯の平湿原

日光湯元温泉の源泉が湧く湯小屋が建つ湿原
どこぞ浸かれるトコ無いかなと探すが、熱すぎるかぬる過ぎるかで適温は無かった
なので温泉アヒルの英雄くんに代役とさて入浴してもらった

PM5:57
湯元温泉あんよのゆ

寸志で利用出来る足湯
もちろん硫黄の源泉かけ流し
湯上がり直後だが、湿原で遊んでたらすっかり体が冷えた
それほど寒いのだ
近くの山はまだ雪化粧だし…
程好く温まったら温泉街散策
温泉神社がえったので参拝したら野生の猿と遭遇。
山ん中やなぁ〜
あれ!?目的のホテルが見当たらない…
結局グルッと周る形でホテル到着
PM6:27
奥日光小西ホテル

雑誌を見せて無料入浴
硫黄の匂いが染み付くまでまったりと入浴

露天風呂がまたぬるめで最高の湯心地だった
時間が時間だから宿泊客は夕食で貸切状態
まったりと湯に浸かれました
PM8:32
ヤドカリ帰還
ビールを飲み、湯上がり後の一杯を楽しむ
しかし二十一時を過ぎた頃、睡魔に襲われる
結構のんびりしていた様でハードな行動だったし、温泉にマッタリ浸かったから溜まっていた疲れが一気に出たんだろうな
今宵は硫黄臭たっぷりに包まれて就寝だ

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