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ヤドカリ放浪記2024〜虫生-土山路編〜

7月7日
5:53
道の駅掛川

起床
意外と涼しくガッツリ眠れた七夕の朝
敷地内を散歩してたら尻もちをつく大転倒
受身をとって大事に至らず
さて行動開始といきますか!
6:55
虫生の冷泉

昨日、横になりながら調べていた静岡の秘湯垂れ湯
Googleマップにも登録されていて迷わずに辿り着けた
蒸湯が訛って虫生と云う地名が付いたと伝わる地に湧く冷泉
って事はかつては温泉だったみたいだね
何はともあれ冷泉発見

土管が埋め込められそこに浸かるらしいのだが長年使われてないのだろう
瓦礫でかなり埋まっている
仕方ないので尻浴もやはり浅過ぎる
土管内の瓦礫を除去する
しかし端からみたら全裸の変質者だな
何はともあれある程度深さを確保
改めて尻浴を楽しむ

仄かに硫黄含まれてる感じ
悪くない
楽しい一湯でした(*´ω`*)♪
7:29
湯沢冷泉

虫生の冷泉から程近い場所に湧いているこれまた硫黄含まれる冷泉
此処もGoogleマップに登録されていて直ぐに発見
地蔵菩薩のお膝元に湧いている

玉石で井戸の様に作られた湯溜り
少し深い位置に湧いている
地蔵菩薩に手を合わせてから湯溜りに降りて浸からせていただく

うん、悪くない♡
極上な泥も沈殿していて、ちょっとした泥湯が楽しめた♪
どうやら此処は湯沢冷泉の源泉で入浴施設があったらしい
その湯小屋が直ぐ傍にあった

7:53
湯沢湧水

湯小屋の傍に溜まる湧水
泥を落とすがてら浸かる
これも冷泉と言っちゃ〜冷泉だよな
楽しいなぁ〜虫生(*´ω`*)
8:05
温泉山円通寺

某サイトに薬師堂前に源泉が湧いていると書いてあったので調べてみたら此処の周辺の薬師堂は此処しかHITしなかったので一応来てみた
でもやっぱり違ってた
地元の人に聞こうにも朝早かったので誰も歩いていなかったので探しきれず
とりあえず温泉の山号を持ってる寺院だったのでお参りだけして先に進むのであった
9:05
浜名湖

JAとぴあ浜松辺から浜松市と湖西市にまたがる名物湖
太平洋の海水が流入する汽水湖を望む
姫街道から一望する
うん…特になんの感動も沸かないや(´・ω・`)
9:32
愛知県突入

本坂トンネル内にて尾張国突入
県境を示す物が何も無かった
そのまま姫街道を進むとソコソコ渋滞にハマる
9:40
日付変更線180°E

コーヒー代430円に130円足すだけのからあげブランチ和風を注文
洋風だと一枚のトーストを半分に切って好きなジャム二種類選べるから和風のおにぎりも二種類選べると思ったら一個だけだと…
今更洋風に変えるのも恥ずかしいのでそのまま和風で注文する

唐揚は旨い
でサクッと食べてコーヒーを飲んでたら、コーヒーと一緒に異物が流れ込んできた
またか…
口からその異物を出してみるとコーヒー豆だった…

思わず笑ってしまった
それにしても人気なお店だな
客がひっきりなしに入ってくる



そうか今日は日曜日なのか…
10:57
うかいやセルフ音羽インタートラックステーション

全国放浪していた名残でうかいやの現金カードを持っていたのでレギュラー159円/㍑
勿論満タンである
彼処まではこれで保つだろう
11:13
道の駅藤川宿

東海道五十三次37番目の宿場・藤川宿として栄えた街に2012年12月開業した道の駅
徳川家康の像が入口で出迎えてくれる道の駅だ
利用者が多く第二駐車場に停めて少し道の駅を出る
11:24
藤川ログ+

コンテナ複合施設
此処で祭りやってた
祭りと云うよりキッチンカーフェス

カニバーガーとかタコスやら気になるのが一杯♪
本来こんなイベントは人混みで嫌なんだけどスプレーアートのエデンが来ると云うのでやってきた♪

いつもインスタでその制作過程をみてたが、やはり生で見ると感動するね
目的だった複製画も手に入れたので満足

さて今日の最大の目的は終わった
何しよ、何処行こ
13:25
ゆで太郎 もつ次郎 弥富稲荷店

昔、四日市辺りで食べたドライブインみたいなところのホルモンが旨かった想い出にスッカリとホルモン腹
だがその店の屋号を思い出せない
検索してもヒットしない
もしかしたら閉店した様な気もせんでも無い
なので国道23号線沿いに現れた此方でホルモン炒め定食を注文

まぁ〜それなりのクオリティーだよね(´・ω・`)
13:52
三重県突入

渋滞する国道1号より伊勢国突入
もう少しユックリ進みたかったけど下手に約束を付けちゃったので愛知県脱出
ゆうたろうにも会いたかったけど、急なお誘いは迷惑だろうから敢えて連絡しなかったんだけど、結構近くに居たらしい
お祓いしたら入れる温泉に居た
本当は先を急がなくて良ければ俺も久し振りにお祓い受けて、浸かりたいな〜と思ってたんだよね
残念(≧ω≦)
それはさておき、三重で行ってみたい所があった
まだ時間に余裕あるし、迂回する
14:44
湯の山温泉

薬師如来のお告げによって、淨薫上人が発見したとも、負傷した鹿が湯溜まりで治療していたのを樵夫が見付けたとも伝わる開湯1300年の歴史を持つ三重の名湯
2013年以来の訪問みたいだ
あまり良い印象の無い温泉地だが久し振りに訪れてみた
14:51
寅さん記念館

四年前、三重県に滞在してる日にオープンした男はつらいよでおなじみの寅さんの記念館
四年前は三重を脱出した後にオープンを知って、いつか行ってみたいと思っていた
で四年越しでやっと訪問できました
なんでも湯の山温泉はシリーズ第3作フーテンの寅のロケ地となった温泉地
入館は無料

うん、貴重な資料等が展示されている
でもワザワザ来る様な場所じゃなかったな
なんかロケ地を巡りたくなってきたな
でも公開が1970年だからもうやっていないお店もある
なので現存しているスポットを巡るとしよう
15:00
涙橋

元禄年間の赤穂四十七士の討入り義挙で浅野家再興の夢は破れ、仇討ちの志を隠して山科に隠棲した大石内蔵助良雄は世欺く為、京都祇園の茶屋通いにうつつを抜かしていたが人目を忍んで東海道鈴鹿峠を避け、密かに武平峠を越えた事は秘められた事実として知られている
物見遊山を装った大石は愛人小柴太夫こと阿軽を伴って湯の山を訪れ、同志の集まるのを待った
夜半になって人の寝静まる頃はじめて阿軽にその意中をうち明け、涙ながらに別れを惜しんだのが、この三滝川に架かる橋で後の世にいつしか涙橋と呼ばれるようになった
そんな涙橋から見えるのがフーテンの寅ロケ地の一つ〜
15:02
旅館翠月

御在所岳の麓に佇む全五室の純和風旅館
現在は既に閉館しているらしい
此処では寅さんと信夫の決闘に至る餃子の店がこの旅館内の居酒屋だったらしい
まったく覚えてません
15:08
水雲閣

苔むす庭石や小さな祠、季節の彩りを見せる庭園の奥には創業当時の面影を今も残す寿亭が有する国登録有形文化財の建物
棟梁・城山喜之助により当時の現代風建築法を随所に取り入れた間取りになっており、滋賀の石山寺と同じ寸法で作られた火灯窓を始め、百年を越す樹齢の樹木から切り出した梁や今では大変珍しいコルバーン方式の板ガラス等が残る1929年建造の昭和建築
県道577号線を歩いてると目に止まり観察
凄いな〜と感心してたが、俺…十二年前に見学してた…
15:16
大石橋

三滝川に沿って延びる湯の山温泉線を登っていく
湯の山温泉ってこんな長閑な温泉地だったんだと思いつつ歩いてるとフーテンの寅ロケ地の此処に到着する
この橋は作品中に何度も登場した景勝地らしく温泉街を流れる三滝川の上流にある大石公園内に架かる橋だ
大石内蔵助の伝承も残る地であるらしい
此処で寅さんと信夫の決闘
信夫らが町を出る場面等幾つかのシーンを撮ってるらしい
橋を渡ると公園
渓流プールで楽しむ家族でゴッタ返していた
15:22
三嶽寺

最澄が開山し、かつては数百名の僧兵を抱える大寺院であった天台宗山門派のお寺
毎年十月、火炎みこしが温泉街を練り歩く僧兵祭が行われているらしい
ここではそんな僧兵祭の中、信夫と染子が町を出る場面でバイクに乗った二人が僧兵の担ぐ火炎御輿の間をすり抜けていくシーンが撮影されたらしい
そんな三岳寺の境内には不動明王や弁天堂が祀られていた

15:29
杉屋

江戸時代の1687年創業の老舗旅館
湯の山温泉で一番古い旅館だったらしい
現在は廃業して廃屋となっている

ここはロケ地でもなんでもない
廃墟美に魅せられて立ち寄った
緑に包まれた廃墟感が何とも言えない

中に入る勇気は無いので外観のみを楽しませていただきました
(^ω^;
15:35
三滝川渓谷

巨石・奇岩の景勝美が有名な三つの滝を源とする渓谷
大石橋の渓流プール下流の誰も来そうに無い河川に降りる
ちょっと気になる場所があるのだ
15:37
名無しの滝(仮)

先ほど湯の山温泉線を歩いてたら見えた名も無き滝
川に降りて、滝の直ぐ側まで行ってみた
俺はてっきり温泉の滝と思っていたのだが、単なる普通の滝だった
多分だけど寿亭の庭園にある池から流れ出来た人工の滝だと思われる
15:39
天然石橋の滝(仮)

湯の山温泉線を歩いてたら見えた天然の石橋が架かる名も無き滝
珍しい風景なので川に降りて撮影する
そしてあまりの綺麗な流れに少し打たれてみる
最高だね〜♪

多分上流のプールでガキ共が所構わず垂れ流してる小便が混じってるだろうけど…
それさえ気にしなければ充分綺麗な滝だw
15:58
小菅冠峰 湯山看桜 漢詩碑

冠峰は四日市の港湾整備に功労のあった実業家で衆議院議員小菅剣之助の漢詩碑
1941年に建立されたもので小菅は三滝川上流にある擬宝珠の赤い大石橋を寄贈した人
この碑の下に蛙石の大黒天の説明碑があったのでてっきりこの碑が蛙石の大黒天だと思ったのは此処だけの話(ノω`*)
16:00
湯の山温泉バス停

男はつらいよロケ地
おいちゃん夫婦が温泉を訪れた ときと帰るときの二回登場
バス停周辺の景色は撮影当時とそれほど変わっていないらしい
さてさて此にて寅さんロケ地巡り終了
湯の山温泉を出る前にもう一ヶ所行きたい所があるので車で移動する
16:16
蒼滝

標高1210mの御在所山に源を発する三滝川に懸かる落差50mの直瀑
源流である蒼滝・潜戸の滝・百間滝と三つの滝があるので三滝川
ちなみに以前は蒼滝駐車場から観にいけたらしいが、災害でルートが崩落
それを知らない俺は駐車場から川を遡上して観に行った
そしてたどり着いた蒼滝

外人カップルが観爆してたので滝行を諦めたがしばらし近くで観瀑
素晴しい滝です♡
16:39
鈴鹿スカイライン
伊勢と近江を結ぶ鈴鹿国定公園横断道路として開通した元有料道路
1997年に通行料が無料となり、現在は国道477号線として滋賀へと繋がるルートとなっている
多分此処は初めて走るんじゃないかな?
16:49
うらみちの滝

御在所岳に源を発する三滝川支流の北谷に懸かる落差七mの斜瀑
思いの外に水量もあって、滝壺も綺麗
飛び込んでみたかったけど、足の届かない滝壺への入水は自主規制してるので淵際で水浴びする程度で我慢する
滝ってなんでこんなにワクワクさせてくれるんだろう♪
17:09
滋賀県突入

武平峠に掘られた武平トンネル内にて県跨ぎ
東海から三たび関西入りする
この時にヒルに吸い付かれていて、滋賀で降りる時は足からとてつもなく流血していた
17:10
鎌田正清邸跡

武平隧道を抜けるとすぐにある駐車場
鎌ヶ岳登山口かな
そこの大木の根元の石柱に刻まれていて、此処が何かしらの遺構だと知る
調べてみると鎌田正清は平安時代の相模国の武士・鎌田通清の子であり、母は源義朝の乳母
義朝に従い保元・平治の乱に参戦した武芸の達人

そんな人物が邸宅を構えていた地とされる
鎌ヶ岳は鎌田の姓より名付けられたと伝えられる
しかし峠は古くから人々は天狗が住んでいると恐れて近づかないようにしていたという場所
果たしてこんな場所に人が住んでいたのだろうか疑問を持つ所だが歴史に興味のない俺
先へ進む
17:32
水木谷の滝

御在所山に源を発する野洲川支流の水木谷に懸かる落差10mの直瀑らしい
Googleマップで見る限り、近そうなので安易な気持ちで入っていってみたが途中で断念
道がないし、何より滝の音が聴こえない
来た道を戻って入口の碑だけ撮影して先に進む

そして峠を下り、平地へ出ると美しい夕陽が出迎えてくれた
18:41
食堂屋 光陽

国道1号線沿いに位置する土山で数少ない飲食店
約束までまだ時間があるので先に飯だけ済まそうと立寄るもまさかの予約満席…orz
そしてまだ俺から血を吸ってたヒルが真ん丸に太ってた
しかし止血してるとメールが届く
ヤドカリ発見!
どうやらバスの中から目撃されたらしい
18:50
フレンドマート土山店

他に飲食店が無いので仕方なくスーパーへ
台湾風まぜそばと味噌カツ丼のセットが半額だったのでビールと一緒に購入する
19:12
甲賀市土山保健センター

日曜だから駐車場に停めさせてもらおうとイン
早速、先ほど購入した台湾風まぜそばと味噌カツ丼を食す

でも食ってると思った
どっちも滋賀の名物じゃないよね
大体台湾にまぜそばないし…
それはさておき、ちょっと贅沢したプレミアムモルツ

夕陽を眺めてグビッといく
すると連絡が入る
早いやんけ💢
急いで食事を搔き込んでビールを飲み干すと〜
19:41
島田登場
本来なら連絡する予定も無かったのだが翌日に京都の予定になったので時間調整がてら連絡したらこの日は仕事だったのでノンビリと観光
でもこんな時間になるんだったらもう少し進んで京都入りしても良かったんだけどな
何はともあれ島田に運転してもらって移動する

ここは国道沿いだから煩いらしい…
俺からしたら静かなスポットだけどな…
そして無駄に動かしたくなかったんだけどな…
だったら最初から車を停める場所を指定していて欲しかった…
コイツはそういうところがある💢💢
19:43
土山宿

東の箱根と並ぶ西の難所として知られる鈴鹿峠の麓に栄えた東海道四十九番目の宿場町
島田との飲みを終えて、少し夜の土山宿を散策する
ここを歩くのは2012年の宿場町巡り以来だ
まったく覚えてないや💦
19:45
東海道伝馬館

街道や宿場・宿駅伝馬制を再考し、今後の発展に寄与していく為、2001年に開業した江戸後期築の民家を改装した記念館
この前が土山宿を観光する人の駐車場となっており、今回は此処に停めさせて貰う
そんな駐車場から三分…
19:48
島田邸

もう疲れ切って寝たいのですが約束してしまったので仕方ない
呑みに付き合います
なんやかんやと語り合います

明日、休みだから一緒に京都に〜と言われたけど断りましたw
彼は嫌われ者ですから…
22:13
土山宿

呑みを早めに切上げて、夜の街並み撮影に出る
誰も居ない静まり返った土山宿
こう云うの好きなんだよね〜
22:20
ヤドカリ帰還

暑いです
なのでポータブルエアコン起動
今日は走ったから少しは使えるだろう
そんな今回の放浪で一番観光した気がする一日
やっぱ島田に連絡せんでもう少し進んでた方が良かったな…

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