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スイカフィッ・日記

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記事一覧

3/12  ひろがり犬系

3/12 ひろがり犬系

世間には「犬っぽい」、「犬系」という表現があります。「犬系」とググると一番上に出てくるのはこんな記事。

引用してみましょう。

犬系男子の特徴をいくつか箇条書きにしてみると、

・人懐っこい
・誠実
・寂しがり屋
・素直

と、こうなりますね。そういった特徴が「犬」系のものとされるのは、飼い主に芸を仕込まれてそれをこなしたり、ボールを投げられたらタッタカ追いかけていくような犬の習性からでしょう。

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2/16 ヴィレヴァン・鮫島・KGB

中学生の頃、自分は今より人のことを信じやすかった。

地元にヴィレッジヴァンガードができて、同級生の一人に連れて行かれたことがある。彼は大真面目な顔で僕に

「ここは裏口から入らないとダメなんだ」

と言った。そんな店が居酒屋とコンビニに挟まれた駅裏の商店街に堂々と軒を並べているわけがないだろう、と今はわかるのだが、僕は信じやすかったので「そうなのか……」と納得して彼についていった。

反対側に回

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2/14  拳銃

2/14  拳銃

昔から「拳銃」は映画や演劇なんかで広くファリック・シンボルとして使われることがあります。男性性や父性の象徴、ということですね。最近はもう下火かと思いきや、2019年にも『天気の子』で使われていました。主人公である帆高や、須賀が拳銃を撃つ(ことを助ける)ことで「父になる」という描写がされていましたね。古典的です。

昨日観た舞台でも「拳銃」はキーアイテムとなっていました。國學院大學演劇研究会の卒業公

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2/5 今年の抱負:人生経験を積む

もう2022年が始まって2ヶ月目だというのになんだ、と思われるかもしれないけれど、抱負を書こうと思う。今年の抱負というのは、年の初めに決まっていなければいけないというようなものでもないだろう。少し経って、今年の見通しが多少なりとも経ったら決めるというのが、一番良いんじゃないかと思ったりもするのだ。

今年の抱負は「人生経験を積む」だ。何だそれはと思うかもしれない。

高校まではあまり、自分の人生経

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2/2 受験と國學院と哲学科

2/2 受験と國學院と哲学科

今日はうちの大学(國學院大學)で入試が行われていた。もう高校を卒業してから3年経つので、直接知っていた後輩なんかも大体が大学受験を終わらせてしまい、知っている受験生なんてほとんどいなくなってしまった。高校の同級生で三浪生がいるくらいだ。彼のことはかなり心配している。卒業と同時に音信普通になってしまったMくんのことも、かなり心配している。

そういえば、知っている高校生が「ニッコマは嫌だ」と言ってい

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2/1  佐々木チワワ『「ぴえん」という病』

2/1 佐々木チワワ『「ぴえん」という病』

1月最後に読んだ本になった。その1冊が自分と同い年(21歳)の書き手によるものだというのは、なんとなく感慨深い。宇佐美りんですら一つ上だったのに……。

まぁ、それはともかく。

ともかくと言ったのに書き手の話を続けると、佐々木チワワは15歳の頃から歌舞伎町に通い続ける現役慶應SFC生で、専攻は社会学らしい。確かに見田宗介や宮台真司から中村香住、田中東子らの名前が引かれていて、それを見るたびに「お

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1/12 やるべきこと

noteを書くとかではない。noteは、書かずとも良い。今やるべきことはまず、図書館に本を返すことだ。まずは、大学の図書館。これは確か、1/11までに返さなくてはいけなかった。これ以上遅れる前に返すべきだ。

次に、地域の図書館。これは、12/12までに返さなくてはいけなかった。2週間以上返却が遅れると、貸し出し停止する場合もあるらしいから、早くしないといけない。

あと、『知覚の現象学』という本

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1/7 千と千尋の神隠しと「名前」

今日は『千と千尋の神隠し』が放送していた。千と千尋に出てくる青蛙の真似をする人がちょくちょくいるけど、僕も真似する。千と千尋の神隠し、と言えば一昔前まで「国内映画史上興行収入第一位」と言われていたのだが、鬼滅の躍進で2位になってしまった。

鬼滅。とにかくものすごい興行成績をあげていたが、しかしあれのせいで最近のアニメ映画は興行収入の話ばかりされるようになった気がする。「〇〇は興行収入が××円!」

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1/6 映画『成れの果て』

最後に柊瑠美を見たのが『野ブタ。をプロデュース』だったから、

めっちゃ大人になってて驚いたぞ……。

今年最初に観た『成れの果て』は、「elePHANTMoon」という劇団の舞台を原作とする自主制作映画です。この舞台は観ていないのでどれだけ変わっているのか等はよくわからないんですが、基本的に同じ場所で物語が進むところとか、元が舞台と言われてなるほどという感じです。

この映画、ほとんど観客がいな

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1/4 年始② 表現と責任

1/4 年始② 表現と責任

インターネットでは、表現の自由をめぐって常に争いが起きています。2022年のインターネット表自大戦は『劇場版 SHIROBAKO』から始まりました。その論争の中心にいたのは医師・作家と二足の草鞋を履きながら、Twitterで盛んなレスバトルを繰り広げる知念実希人であり、彼が今回レスバを仕掛けたのは映画評論家の小野寺系です。

別に今回は直接その論争の是非を問うことはしません。が、それを眺めていてち

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1/3 年始① 家族と責任

1/3 年始① 家族と責任

あけましておめでとうございます。今年の目標は「ひととの交遊にお金を使う」です。

正月は毎年親戚と会っているのですが、僕はその場があまり得意ではありません。嫌な人たちではありませんが、常に緊張させられます。自分のことを質問されたりするのが苦手です。出てくる料理が美味しいので、良いんですが……。

同じように感じる人は多いと思いますが、親戚というのは妙な関係性です。別に普段から交流があるわけではない

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12/31 今年の振り返り

去年の今日は「2010年代アニメ映画BEST10」を決めるためにアニメを色々見返していた。今年はどうだったかというと、近所の人が亡くなったということらしく、救急車とパトカーが朝からやってきていた。玄関に黄色い「KEEP OUT」のテープが貼ってあった。実況見分が行われたあと、司法解剖に回されるそうだ。さて、年末らしく今年の振り返りをする。1年を3か月ずつ4つにわけたので少しずつ書いて行きたい。

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12/21 サンダルと紐靴について

今年を振り返ると、季節に関わらずサンダルを履き続けていた。秋と冬は靴下を履いてその上にサンダルを履き、春と夏は普通にサンダルを履いていた。特にこだわりがあるわけでもなく、単に楽だからだ。僕は家を出るとき遅刻気味のことが多いので、急いで出れるサンダルを選ぶことが多かった、というのも大きな理由かもしれない。加えて、黒い服を着ることが多かったので足元はカラフルなものにしようと思っていたというのもある。

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12/11 金と責任

この二つは割とセットとされることが多い。金を貰っているのだからという理由でクォリティの高い仕事を果たす責任を求められたりする。

そして、他人の金を管理するのにも責任が求められる。クラウドファンディングで集めた金を集めっぱなしで放置したら世間から非難を浴びる。ただ、最近気づいたのだけど、自分はこの金に対して責任を持つというのが苦手だ。そのせいで、銀行の手続きを1か月ほど放置している。

ぼくはある

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