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雑多な備忘録

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タイトルの通りテーマは雑多な備忘録です。基本は無料公開としていますが、気に入っていただけたら投げ銭的に寄付していただけると嬉しいです。
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#生き方

幸運は不幸の顔をしてやってくる

幸運は不幸の顔をしてやってくる

この言葉は、各所で頻繁に紹介しています。混沌とする今生の世界においては、不運を嘆く人が山ほどいるからです。

この言葉は、「幸運は不運の姿をしてやってくる。(田坂広志)」として紹介されているのでご存じの方も多いと思います。
情報の大元は、中国の前漢時代の書『淮南子』の「塞翁が馬」の故事です(内容は以下の通り)。

"「中国北辺の老人の飼っていた馬が逃げたが、後に立派な馬を連れて帰ってきた。老人の息

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期待はせずに希望を持つ

期待はせずに希望を持つ

自らに軸を持つことが大切です。

今大リーグで違法賭博問題が注目されており"信頼"や"裏切り"という言葉が世間を賑わせています。
その言葉の背景には、"信頼していたのに裏切られた"という相手軸の考え方が根底にあります。

信頼すること自体は悪いことではありません。但し、その信頼は無条件の信頼であることが前提です。

一般的に信頼すると言うのは相手が信頼に応えてくれるであろうという期待の裏返し、見返

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自分と向き合うとき

自分と向き合うとき

"自己免疫力の向上"、これが今の重要なキーワードです。

過去にこれほどまでに自らの体調管理に目が向くことはなかったのではないでしょうか。良くも悪くも新型コロナウイルスといわれる感染症により、自己免疫力の重要性を実感する良い機会です。

この機会を逃す手はありません。多くの人は自己免疫力が大きく下がっています。常にそのような社会環境に晒されていたことを自覚し、生活習慣や行動、食生活、生活環境を見直

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手放すことで見えてくるもの

手放すことで見えてくるもの

あれやろう、これやろうという話は面白くワクワクするのですが、最近はあれやめよう、これやめようと手放すこともとても大切なことであることを体感する出来事が増えています。

あれもこれもと欲張るのではなく、これだけで十分と足るを知ることでこれまでと違う世界がいくつか見えてきました。

続けることで力を発揮する人もいますが、自分の場合は次々新たなことに梯子をかけて登っていくことが力を出す環境として適してい

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他人には理解されない

他人には理解されない

今日は、最近よく相談を受けたり見聞きする"理解されない"話に一言書いてみたいと思います。

他人に100%理解されようなどと期待すること自体が間違いです。説明を尽くしても理解されない、理解できない人もいます。それは考え方や価値観の違いなので、どれだけ丁寧に説明しても理解されない時はされません。そして一人でも理解を示してくれる人がいたらなば御の字と思うことです。

公的機関で理解されるまで説明せよと

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病は気から、怖いのは人の心

病は気から、怖いのは人の心

気を病むと身体を怖します。経験した人は分かると思いますが、気持ちからくる体調不良は、薬などの化学療法で治してもぶり返します。根本にある心の問題を治す必要があります。

2020年は新型コロナウイルスにより社会が一変しました。特にこれまで常識と思われていたことが、尽く否定もしくは覆されたりしました。新たな手法が実は有効だったり、これまでの手法のより良い面に気が付いたりと、構造転換の機会、新たなことに

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常識が覆るとき

常識が覆るとき

世の中にある常識は人が作ったものです。

多くの人が納得するものが常識として認識されてきました。しかし、本当にその常識を疑わずに信じて良いのでしょうか?

新型コロナウイルスと言われるものが社会に生まれ、これまで築かれてきた常識が通用しない社会が始まりました。何が事実かまだわからないことも多いのですが、一つだけ確実に言えることは、このコロナ禍において常識が揺らいでいるということです。

端的にいう

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違和感を大切にする

違和感を大切にする

違和感を感じたら距離を保つことが身を救います。

そのことやその人を拒絶しなくても良いですが、積極的に関わることは控えた方が良いでしょう。最悪、心を病んだり、不正に巻き込まれて命を落とすことになるかもしれません。

大概は予見できる前触れとなるようなことが発生します。後で考えるとあのとき・・・という違和感を感じることが起こります。これを見逃さないようにしておくことです。

もし違和感を感じたら進行

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共感できることをやる

共感できることをやる

何をやるかよりまずは誰とやるか。

その誰とやるかの次に大切なことは共感できることか否かである。

共感できないことでも金のためにやらねばならぬ、もしくは何も考えていないというのが今の社会の9割の実態ではないだろうか。

今やっていること、やろうとしていることに心から共感しているだろうか?もし「Yes!」ならば突き進めば良い。もし「No!」なら一旦立ち止まった方が良い。

今は立ち止まって全てを見

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安易な形式的公平性が芽を摘む多様性

安易な形式的公平性が芽を摘む多様性

 多様性を求めるのと同時に、画一性をも求める日本教育の闇。この構図による多様性ギャップが大きくなっています。教育の病理はここに集約されるのではないでしょうか。

 客観性を重視するが故に画一的な試験で一定の基準で足切りを行います。わかりやすいのが学力テストの点数です。一見すると合理性の高い選抜制度ですが、画一的な試験に適応できる人だけが選抜されることに繋がります。これもまた一つの選択肢という位置づ

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