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6月に触れた本たち。

今日は午前中ゴロゴロする日にしているぐーたら子です。

灼熱地獄の中、隣町のBOOKOFFに行こうか悩み中。

本の悩みはホコホコしますね。


6月もそろそろ終わりなので、今月触れた本たちをシェアします。

資料が主で恐縮ですが、

今月はたくさん、買ったり読んだりしたので長文ながらご紹介します。


近くの図書館にはなかったので区外貸し出しを申請して、中身を確かめて

結局購入しました。

第一次世界大戦中、おまじないや厄除けみたいなものが流行していました。


英国の塹壕戦を描いたグレーヴスの「さらば古きものよ」でも

所々に迷信や降霊術、ジンクスが登場します。

民間信仰ってどの国にもあるんですね。

こういうネタをちょこっと漫画に入れるのが楽しいので、読むのが楽しみです。



1000円でヤフオクで落札。

昔の洋書ですが、写真も多いので安価で購入出来て良かったです。


Amazonにて購入。

思ったより小さい本でした。

今考えている作中に出てくる女性が、

エドワーディアンファッションのちょうど終盤みたいな

時期の服装なので、参考になるかなあ。




Kindleにて購入。この雑誌、すごく良かったですよ‼️

あまり鉱物には興味はないのですが、賢治繋がりだと

この手の情報は入れておいたほうがいいか。。。と

思って読んでみたら。。。。う、美しい‼️

初歩から知れて、かつ滅多にみれない

珍しい鉱物がめちゃ美しいカラーで紹介されています。

各国の鉱物ラベルも時代を感じるというか、趣があります。

購入してよかったです。鉱物好きにはオススメ。。。ですが、

紙の方は値段が釣り上がってますね💦



とてもよかったです。

賢治が世に知られた影には高村光太郎の存在が大きかったことや、

著者の祖父であり、賢治の弟さんである宮沢清六氏が花巻空襲の中、

命を張って賢治の原稿を守ったこと、

(まさか花巻には空襲は来ないだろうと楽観視していた中、

念のため賢治の原稿を土蔵や防空壕に避難させたほうがいい、と

アドバイスしたのも光太郎だった。終戦直前に花巻が空襲にあってしまう。)

宮沢家が篤信家ということは存じていましたが、

賢治の父、政次郎が檀家の総代だったことはこの本で初めて知りました。

親族でしかわからないことって、本当に膨大にあると思います。


Kindle Unlimitedにて。

賢治と鉄道について、川本三郎さんレポの特集だったので

見てみたら。。。想像以上に内容が充実していて良かった‼️

釜石線や軽便鉄道について書かれていたので、

紙媒体でも欲しいと思いました。

蒸気機関車って、本当に味わいがありますね。

さすが歴史ある鉄道雑誌。。。カメラアングルも最高。

当時の鉄道関係、全然よくわかっていないのでこういう雑誌で

勉強しなきゃな、と思いました。

炭水車、というものがあるのも、初めて知りました。。。

(スミマセン。。。無知で。。。)

今の電車より、当時の蒸気機関車の方が五感に訴える

ものが大きいと思っています。




2冊とも図書館から借りました。

そろそろ賢治と鉄道の関わりについて漫画でも描いてゆくことに

なりそうなので、蒸気機関車のメカニズムや、

明治中期、どの車両の形で運行していたのか。。。

などなど調べるためにです。



天切り松シリーズが大好きなんです。

好きすぎて最終巻が読めないくらい。

ジンタの音が鳴り響く大正、昭和に生きた安吉一家が

ずっと元気に生きてくれたら。。。

この本片手に聖地巡礼したいくらいです‼️うるうる。


絶版だったのでAmazonの古本屋にて購入、読了。

(すごい金額ですが、3600円くらいで購入しました)

賢治と父、政次郎の関係を読み解くのに重要な資料でした。

賢治が家出をしたあと、東京まで様子を見に行った政次郎と二人で

伊勢、京都を仲直り旅行❓に行くのですが、

こと細やかに天候や汽車時刻まで克明に追っていてびっくり。


本当に購入してよかったです。いい本です。

今年買った資料で一番良かったかもしれない。感動しました。

400ページ以上ものボリュームで、読み応えがあり。

開戦から停戦まで年ごとに戦局の動きに応じて

当時の手紙が沢山紹介されているところや、

説明事項が細やかでわかりやすいこと、

当時の捕虜の待遇や電報の書き方なども説明されていて、

第一次世界大戦の草の根の記憶が膨大に記されています。

大戦の大局的な流れはこの本でつかめるし、

ドゴールが、第一次世界大戦中、捕虜となって5回も壮絶な脱走劇を

繰り広げていたことも説明されています。

ここまでの情報を調べ上げた著者の労苦はいかばかりだったでしょう。。。

当時の手紙の筆跡を読み解くのさえ大変なのに。


ちなみに、手紙の差出人である兵士の出身や所属部隊の動向まで記されており、一兵士の消息についてなぜ作者はここまで詳しいのだろうと本を読んで疑問に思っていたのですが、

現在、フランス軍事省のホームページで軍に従軍した兵士の情報や配属先、

死亡場所、死亡日などを公開しているようです。(すごい!)


捕虜の情報も赤十字国際委員会でみることができます。





古書の風俗画報です。

ヤフオクで2冊で3200円ほどで落札。

政次郎がちょうど関西の水害で被災していた史実があるので、

1896年の水害がどのようなものか知りたくて手に入れました。



ラッキーなことに、両方ともunlimitedで読めました。

フランス軍の初期の軍服(赤ズボン)は、戦地ではとても目立ったため

膨大な死傷者を出してしまった原因だといわれています。



こちらもKindle Unlimitedで。

イギリス軍の戦時中の写真220点以上。

砲撃の跡や、戦火の馬の状態など、資料としてみてゆこうと思います。

写真をみていると、当時の兵士たちの平均身長は今よりずっと小柄

ということが分かりますね。


図書館で借りました。

ミリタリー装備に関しては全く無知なので

何が何やらさっぱりですが、資料で持っといておいたほうが

よさそう。。。という思いを強く持ちました。(゚o゚;;



 Kindle Unlimitedのおかげで雑誌や

健康本は自由に読むことができるのでありがたいです。

雑誌で紹介されているものは大抵高価で買えないのに

雑誌ばかり増える。。。どういうこっちゃねん、

という紙媒体での悪循環を断ち切ることができました。

情報だけ入れるなら、電子をおおいに利用したいと思っています。


⭐️子供に読み聞かせした本



小学校の図書室で、ちいさなシリーズが人気でいつも借りれない。。。と

嘆かれたので、Amazonの古本で購入しました。

今なお、主人公のポコポコは何者なのか不明です。。。





娘が図書館から借りてきたもの。

ミッケシリーズより問題が優しいので、みつけやすいです。



長新太さんって、どんな脳内の構造をされているのだろう。。。

この方でしか考えられない奇想天外なユーモアで、

読む方も笑っちゃいます。



特にこの「つきよ」は傑作だと思います。

ものの見方によって、こんなにも目に見える世界は違うのか。。。

ということを教えてくれます。

いやあ、すごく面白いです。



福音館書店の「たくさんのふしぎ」や「こどものとも」は、

安価でいい作品があるので、毎月本屋でチェックしてしまいます。

今月は五十嵐大介先生が絵を描かれているので

引き寄せられるように買ってしまいました。



Kindle Unlimitedでも読めるのでオススメです。

絵柄や色使いがとっても可愛いです。



1957年にアメリカで作られた絵本。

当時の絵がオシャレだこと‼️

絵柄も言葉も優しくセンスがあって何度も読み返したくなります。

落ち込んでいる時にめくると、ああ。。。お日様はみんなに平等に

光を降り注いでくれて、夜の闇はどの存在にもおりてくるのだな。。。

とシンプルに感じることができます。

埋もれたあまり知られていない名作絵本はたくさんあると思うのですが

本著もその一冊かと思います。



以上です。

子供の絵本は、違う記事にしてもいいかもしれませんね^^;

絵本はヤフオクで100冊ほどがまとめて出品されていたり

するので、お金がある時にガバッと買ったり

Amazonの古本で買ったりしています。

絵本に関しては紙派で本は惜しみなく与えてあげたいのですが、

お給料前で金欠という時は KindleUnlimitedさんのお世話になろうと思います。
















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