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”原因”と”結果”から見る、恋愛を紐解く人生の根源的な解決方法 Vol.2
”環境”は自分自身を作りだす”鏡”である
”環境”と聞くと、あなたはどのようなことを頭に描くでしょうか??
職場、学校、家庭、趣味などそれぞれ思うことがあるでしょうが、率直に言います。
”あなたが生まれてから現在の今”までの”全て”が”環境”であるということです。
言い換えると、”環境が私を作った”とも言えますし、もっと言えば、”環境が全て”とも捉えることができます。
それ故に、”環境”は私自身の”鏡”であると表現できるのです。
”ガチャガチャ”の真実
誰でも小さい頃に、親にねだってガチャガチャを買ってもらったことを覚えていると思います。
今でこそ、もの凄いガチャガチャのレパートリーの数で子供達の間で大人気ですが、そのことがキッカケで、社会との問題を映した俗語があります。
それは言うまでもなく、”親ガチャ”です。
それはまさしく”今の時代”の世相を現す言葉として一躍有名となってしまいました。
そして、ガチャガチャの本質は”ランダム”と”不平等”。
まさにこの”2つの言葉の掛け算”によって私たちを取り巻く”環境ガチャ”が現実に出来上がってしまったのです。
時代は環境を作り変えたのか??
私たちは現在、2024年の真っ只中を歩んでいます。
そして、”今を生きる環境”を作り出したのは間違いなく人間であり、技術者や開発者、もっと身近に言えば”親”という存在が私たちの環境を作ったのです。
時代は流れゆくもので、直近の日本における年号の変化もここ数十年で幾度も変わっています。
それ故に、歴史的に見れば、あまりの急激な文化の変化に現代人はついていくことが困難になってきているとも考えられます。
歴史を辿ると、例えば、江戸時代は1603年に江戸幕府が開かれ、約260年続いたと歴史は語っています。
この時代に何があったか、歴史に詳しい方はご存じかもしれませんが、史実より明らかなのは、今までになかった科学や医学をはじめとした最先端の世界的な知識の獲得、押し寄せる欧米文化の影響です。
その時代の人間達が何を考え、何を思って生活していたかなど、想像できたとしても実際に動画や音声として現すことなど不可能です。
しかし、確かなことが”一つ”あります。
それは、人間はより豊かで便利な生活をしたいと望み、そのために日々追求し、考え、研究開発を続けてきたことです。
それが過去から現在への遺産となり、私たちが”今の時代に継承しているもの”が環境として具現化しているのです。
さらに言えば、現代人は”過去の思いを紡いでいる”とでも言い換えることができるでしょう!
自分にないもの、便利なもの、美しいものを求める人間
先程の江戸時代に戻りますが、この時代に欧米文化の最先端に日本人が触れた結果、どうなったでしょうか?
元来、日本人の武士道精神の証である、刀やちょんまげ、着物といったものから、鉄砲、背広、食文化まで日本人が根底から覆されるほどの文化の急激な変化がありました。
急激な変化で変わるものは物理的に、視覚的に見えるものばかりではありません。
そうです、文化と同時に精神的な思いや考え、慣習、習慣までもがガラっと変わってしまうのです。
なぜ、文化が変わってしまうのか、、、それは人間自身が”変化”、いわば新しい刺激を無意識で望んでいる結果から生じていると考えられます。
ここで、二つの選択肢のうち、どちらを選択しますか??
ある洋服店に行ったら、このジャケットはオシャレで尚且つ機能的、夏冬にも着回しができるとオススメされた。
ある洋服店に行ったら、このジャケットは今までの物よりも年代物で着れば着るほどに味が出るものですとオススメされた。
人間は楽をしたいと常に考える生き物である
さきほどの二つの選択肢、どちらかを選ぶことが文化の発展や進化を示す一種のバロメーターになることが伺い知れます。
文化が発展することの根底にあるのは簡単に言えば、「人間が楽をしたいから」と受け取ることができると考えます。
人間は体を使っての重労働や、夏の暑さ、冬の厳しい寒さにも耐えれるようにと様々な機械や道具、服装など様々な物を発展させてきました。
それは結果的には”人間自らが快適に過ごすため”でありました。
そして、人間の体を使った労働の代替えとして、機械や道具にシフトさせてきたこと、これが私たち人間が常に考えてきた人間の欲求の末路であり、求めの結果だと思います。
技術が生み出した弊害とは
高度な文化ほど、スキルや勉学を通して、知識や知見を広めることができるため、一見して素晴らしいと褒めたたえたくなります。
しかし、ここで”大きな落とし穴”があることに気づかなければなりません。
はじめに述べたように、ガチャガチャの本質は”ランダム”と”不平等”と言いましたが、人間は”機械”ではありません。
それ故に、成長のスピードも、生来持っている天性も、さらには体型も一人一人異なります。
そのような中で高度な文明を築いた社会、学校、教育が招くのは、紛れもなく”格差”があることです。
人間は比較されるから安心し、他人より優れていると錯覚する
格差が生み出すのは、人間同士の優位度合いを数字化し、その数字でもって現代人は生きていると断言することができます。
さらに言えば、私たちは”点数のレッテル”を背中に貼りながら生活をし、生きているのです。
生まれつきの天性によって、優れた能力を発揮し、テストで満点を取る生徒や、いくら勉強してもなかなか成績が伸びない生徒も現実にたくさんいることと思います。
しかし、ここで勘違いしていることがあります!
勉強ができる=自分は優れていると錯覚してしまうことです。
確かに、私たちは成績でもって上級学校への手掛かりとし、実際に進学する時には入学試験を受けて、晴れて合格すれば進学することができます。
そして、学生時代を終えて、いざ社会で働きだそうと、気持ち新たにしていた新社会人の”罠”がここであるのです。
それは学生時代にもあった、比較されることで生まれる能力格差、優位性、人物評価、点数評価なのです!!
実は、これこそが現代の私たちが抱える高度文明を築いた弊害、学歴社会が生んだ”逃れられない失敗”の現実に向き合うことになるのです。
失敗の”現実”に向き合えるか
私たちは日常的に、よくこうなったら良いとか、こうなりたい自分が心の中にあることと思います。
それと比較すると、私たちの過去の出来事に対する、変わらない史実に対してどのように対処したらよいのでしょうか??
実は、ここで二通りの分かれ道があるのだと思います。
それは、現実を受け入れて前に進むことができる人、現実が受け入れられずに時間だけが進んでしまう人。
前者は未来を歩むことに対して前向きで、気持ちと体のベクトルが同じ方向を向いているため、自分がやりたいことに対して意欲的に進むことができます。
しかし、後者の方では、現実を受け入れないことは、自分自身を否定していることと言えます。
故に、精神と時間が逆行するようになり、成長はおろか、自分の存在意義を自分でかき消してしまう恐れがあるため、非常に危険な状態であると言えます。
理想が高ければ高いほど失望する
これまで触れてきたように、”現実”は自分自身をプラスにも、マイナスにも捉えることができる、いわば”両刃の剣”だと私は思います。
そして、全ての人が抱いている”理想”に対しての”現実”のギャップが小さい人ほど”幸福”に感じることができ、逆に現実からの理想があまりに高い人ほど不満が大きくなり、より”幸福感が小さくなる”と私は思います。
そして、圧倒的に届かない理想に対して、現実との差を見せつけられ、失望し、未来へ希望を抱けなくなってしまうのです。
しかし、悲観することはありません!
それは、”歴史が失敗”してきたからです!
そして、その結果が私たちの”環境”であるからです!
失敗の過去を変えられるか
では、過去の自分の失敗を変えることはできるのでしょうか??
残念ながら、私たちは過去の出来事に対して変えることは一切できません!
では、どうしたら過去の失敗を塗り替えることができるでしょうか??
いいえ、塗り替える必要はないのです!
結論的に申しますと、"過去の自分を認める以外に方法はない"と私は考えます。
それと同時に大切なのは、過去の自分に対して”褒める”こと、これこそが未来を紡ぎ出し、歩むことへの大事なプロセスだと私は思います。
次回、”原因”と”結果”から見る、恋愛を紐解く人生の根源的な解決方法 Vol.3完結編
~恋愛は人生のなんたるか~
「歴史偉人達の人生とともに」
恋愛は、人生の何なのか、「人間同士の恋愛の根源的な土台と私たちが持つ失敗についてのマインドの持ち方、そして未来への成功のビジョン」と題して、これから婚活を始めようとしている人、または婚活中の人、恋活、恋愛中の方々にもオススメの内容となっております。
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