知り合いのすずさんは天国のお父さんに聞いて貰うのにお笛を習い、名取になる 「まだまだ泣いているでしょう」 「もうすぐ一年」 「わたしは父を亡くして四十年、まだ泣いているから」 だから私の気持ちが分かるんだ 明るくて、いつも笑顔のすずさんも心の中には澱がいっぱい詰まっている