義祖母の戒名に使う漢字。 提案したのは私でした。 菩提寺の住職と、孫である旦那と2人。 生前、義祖母から聞いた話を、 思い出しながら。 ひらがなの名前は、 漢字に置き換える必要が。 突如浮かんで出たのが「芙」 あまりにぴったりすぎて。 ご先祖様が決めたと感じています。
ポツリポツリと フロントガラスに落ちてくる雨粒を 眺めながらの一休み。 去年の今朝。 祖母が亡くなり、旦那の誕生日は吹き飛んだ。 救急隊や鑑識が来て。祖母は警察と自宅を行ったり来たり。 今日は有休。 娘と二人、旦那を現場に送った後で。 珈琲片手に、回顧している。
ダメだ。性別が分かったら夫と義祖母に会いに行ってなんとか円満に突撃をやめてもらえるように話そうと思ってたけど無理だ。義祖母が置いていった野菜を洗いながら嫌でたまらない気持ちになった。会いたくない。会って愛想笑いできる自信がない。夫の家族なのに、こんな気持ちになる自分が悲しい。
よく晴れた空のもと、墓掃除。 やりすぎぬよう、気をつけて。 法要後の墓参り。 子である叔父と叔母を中心に、花と線香をみんなでお供え。 会食時。法要後、お墓までの道行で。 ほころんだ淡いピンクと青空、 見事切取り、披露した叔父。 終始和やかな一周忌。 感じた見えない力添え。
ダメだ。まだ無事に産まれるかも分からないのに、産院に義祖母が来ないためにはどう対処しておくべきか、産後の突撃を防ぐには何ができるか、どうやって距離を取るかばかり考えてしまう。私がいないところで義祖母と子どもを会わせられるのも嫌だし、かと言って産後ボロボロの時に義祖母に会うのも嫌。