憂鬱すぎる

 昨日、夫と義祖母の家に行った。2週間ほど前に、つわりはもうだいぶ落ち着いたこともあり、夫がおばあちゃんに電話でキツく言ったことをやんわり謝れたらいいかなと思って、めちゃくちゃ嫌だったけど電話で話した。そのことを夫にその日伝えたら、ふーんくらいの反応で、私ももう考えたくもなかったし話題にあげるのも嫌だったから放置していた。

 昨日、義祖母から夫に電話があったそうで、義祖母と夫間のわだかまりはなくなったようだ。まぁ家族だし、他人と違ってどんなにぶつかろうとあっさりしてることはあるあるだと思う。一応形状丸くおさまったようだ。帰宅後夫が、漫画も撮りに行きたいし、おばあちゃんちに行こうかと言ってきた。あまり会いたくはないが、お正月も結局行かなかったし、顔を出したら突撃や電話攻撃ももうなくなるかもしれないし、行くことにした。


 が、行かなければ良かったと思っている。義祖母から言われる一言一言にいちいち反応して嫌な気分になっている。いつ産まれるか、新居はどこら辺か、など別に普通の会話なのに、すごく嫌だった。家を見に行きたいと言われたのもすごく嫌だ。絵は飾れるの?とまで言ってきた。絵なんかいらないし、また結局、義祖母がしたいことをしたいだけで、私が望むことをしてあげたいとかでは決してないんだと思った。絵なんかいらないし、もらっても迷惑。頼むからもう関わりたくない。そっとしといて欲しい。

 産まれてからの突撃をなんとか阻止したい。昨日からそればかり考えてずっと眉間に皺がよっている。できるなら子どもには会わせたくないし、育児に口出しされようものなら私は我慢できずにキレると思う。半世紀以上も前の自分の妊娠や子育ての話をされるのも嫌だった。そんなの押し付けられてもたまらない。

 なぜ年寄りには自分の視点しかないんだろうか。すべてが主観だ。自分がしたいからそれだけだ。私の都合は一切無視。全てが一方通行で会話にらならない。それなのに邪険に扱うとこっちが悪いみたいになる。最悪だと思った。本当に、会わなければ良かったし、会いたくない。産後腹切りをした上で寝不足の私の都合も考えず、いらないもの、食べないものを山ほど抱えて『あなたのためにしてあげてる』感で突撃されたらたまらない。授乳がどうとかミルクがどうとか口出しされたらたまらない。自分でももうどうしようもないくらいに義祖母が苦手、嫌いになっていてどうしたらいいか分からない。


 私は自分の父親、そしてもう死んだけど父の母、私の父方の祖母が大嫌いだ。死んだ今でも嫌いだ。例えば何かがおきて、死んだ人が今家に帰ってきてるとしたら、そこから1週間は絶対に家に近付かない自信がある。生きてる間も死んだ今でも私は祖母が嫌いだ。祖母といる時の父も嫌いだ。というか父が苦手だし嫌いだ。

 昨日義祖母に会って、気分が落ち込んで憂鬱でたまらない。関係ないのに、死んだ祖母や父親の最悪な言動を思い出して苦しい。本当に、昨日行かなければよかった。これからも会いたくない。産まれても会わせたくないし関わりたくない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?