リアルとリアリティは違う。リアルはノンフィクション。リアリティはドラマ性を加味した現実味のあるフィクション。とはいえ現実離れしすぎていては興覚めする。すべてが嘘臭くなる。ということで久しぶりに嘘臭くてひどいドラマを見せられた。受刑者が長髪なのだ。制作サイドの言い分を聞きたい。
件のドラマでは主人公が刑務所から逃げる。私は偶然にも、ヒストリーチャンネルの脱獄ドキュメントをずっと観ていた。モーガン・フリーマンが古今の脱獄事件を紹介する番組である。どれも何年もかけて実行される脱獄である。それがあんな簡単に現代の刑務所から脱走できるなんて、さすがキムタクだ。