薙刀(なぎなた)‥写真上段。下段は槍。平安時代頃からの武具。少ない腕力でも扱える為、江戸時代には武家女性の教養・護身術として普及。(薙刀は嫁入道具)刃の反りが大きな「巴型」反りの小さな「静型」に分かれる。有名な薙刀が少ないのは戦場での使用が減少し、短刀や鋤・鍬等に打ち直された為。
ウチの菩提寺が近いので、何かと足を運ぶ機会多き北野(天満宮)サン。有銘無銘の奉納刀が実に100振り超えとは、ね!とーらぶ絡みのお目当て刀〈髭切〉の切っ先にゾクッとした後、残る展示刀を流し目で…と赤絨毯を摺り足で。“アレ?巴形薙刀…って”――もしや、アノ!?ほへー、まさかの出会い。