いでは文化記念館

山形県鶴岡市の羽黒山麓にある文化施設です。館内に羽黒町観光協会事務局があります。当館は羽黒地域や出羽三山の歴史と文化を伝える殿堂の役目を担っています。引用元記載なし画像は羽黒町観光協会及びいでは文化記念館に帰属します。公式サイト⇒https://hagurokanko.jp/

いでは文化記念館

山形県鶴岡市の羽黒山麓にある文化施設です。館内に羽黒町観光協会事務局があります。当館は羽黒地域や出羽三山の歴史と文化を伝える殿堂の役目を担っています。引用元記載なし画像は羽黒町観光協会及びいでは文化記念館に帰属します。公式サイト⇒https://hagurokanko.jp/

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    • 羽黒山小話

      『遠野物語』で有名な柳田國男も繰り返し読んだ、戸川安章著『羽黒山二百話』をベースに、羽黒山の小話を簡単に紹介します。不定期掲載。

    • 学芸員のバックヤード

      一般来館者からは見えにくい、いでは文化記念館学芸員の活動を紹介。学芸員という職業に興味がある方も、いでは文化記念館や羽黒地域に興味がある方にもおすすめです。不定期投稿。

    • 松尾芭蕉に関するお話

      松尾芭蕉と出羽三山に関する話をまとめました。常設展・企画展の研究内容や様々な談話を掲載します。不定期掲載。

    最近の記事

    企画展記念講演を開催しました【学芸員のバックヤード】

     9月19日(月・祝)に、現在開催中の企画展『羽黒山と庄内藩ー天宥別当事蹟・芭蕉門弟と庄内俳壇ー』の記念として、山形大学名誉教授で民俗学者の岩鼻通明先生をお招きし、講演『近世の羽黒山と庄内藩ー出羽三山をめぐる関係ー』をいでは文化記念館レクチャーホールにて開催しました。  はじめに羽黒町観光協会(いでは文化記念館)事務局の方から挨拶及び講師紹介を行いました。 講師紹介  岩鼻通明先生は山岳信仰文化研究を行っておられる山形県在住の民俗学者で、村山民俗学会・山形県民俗研究協議

      • 次回企画展の打ち合わせを行いました【学芸員のバックヤード】

         先日、次回の冬季企画展の事前ミーティングを行いました。展示協力者の皆さんといでは文化記念館にて、資料の搬入日程や展示方法等について話し合いました。 事前ミーティングを行いました  冬季企画展は、県内在住のアーティストによる、庄内や出羽三山をモチーフとした絵画・イラスト作品の展示を行います。様々な角度から改めて出羽三山の魅力を知ってもらえるような展示とさせていただきます。  いでは文化記念館では収蔵資料としての絵画展は過去に行ったことはありますが、アーティストの方をお招

        • 閻魔大王もさすがに背中を鑿(のみ)で削られれば痛いというお話【羽黒山小話】

          刃物を当てられれば痛い  閻魔(えんま)大王と言えば、死の神や冥界の王など様々な名で称されていますが、ほとんどの絵画や彫刻のような像はどれも叱咤をするような顔つきであり、多くの人は恐ろしく感じるでしょう。 閻魔大王は仏教では菩薩の化身などとして経典に説かれるなどしていて、今も老若男女に広く伝わっています。 羽黒山にも閻魔大王の石像があります。 元々は羽黒山の御坂にあり、現在は正善院の黄金堂境内に安置されています。  神仏分離令が発令され、盛んに廃仏毀釈(廃仏)運動がなさ

          • 芭蕉の弟子・図司呂丸についてのお話【後編】

             前回は図司呂丸の生涯についてを投稿しました。図司呂丸は羽黒山で染物屋を営み、『奥の細道』の旅で立ち寄った芭蕉に弟子入りし、若くしてその生涯を終え、惜しまれました。  それでは、彼の生い立ちや正体はどうだったのでしょうか。前回よりも呂丸についてより探究していきたいと思います。  この記事は、戸川安章『羽黒の俳人・圖司呂丸』,國語国文, 1952, 21(9), p24-36を参考にしています。 呂丸は山伏ではない  羽黒山伏は、山伏そのものの宗教的役割以外に、商いも行っ

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            芭蕉の弟子・図司呂丸についてのお話【前編】

             今回は「図司呂丸」という人物とその生涯についてのお話です。 松尾芭蕉の弟子といえば?  松尾芭蕉の弟子と聞けば、おそらく有名なのは『奥の細道』に随行した曾良のことを思い浮かべる方が多いかもしれません。松尾芭蕉は、俳諧師として俳聖と呼ばれるほどのカリスマだったこともあり、弟子はたくさんいます。  例えば、「蕉門十哲」。古代中国に成立した儒教の祖とも言われる孔子の10人の弟子を「孔門十哲」と呼ぶことになぞらえて、芭蕉の特に優れた10人の弟子を「蕉門十哲」と呼びます。  現

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            2022「羽黒山歴史探訪」第1回の下見に行ってきました【学芸員のバックヤード】

             「羽黒山歴史探訪」について、今年は10月8日(土)・11月3日(木・祝)に行う予定です。今回は10月8日(土)の開催についての下見に行ってきました。 「羽黒山歴史探訪」とは?  「羽黒山歴史探訪」はいでは文化記念館を出発し、講師の解説を聞いて羽黒山に対しての造詣を深めながら史跡をめぐる約半日の旅です。  いでは文化記念館では、出羽三山文化の学習活動を促し、地域文化をさらに盛り立てていくために、実際に羽黒山の周辺史跡をまわる「羽黒山歴史探訪」を開催しています。羽黒山の深い

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            2022/08/27企画展ギャラリートーク【学芸員のバックヤード】

             8月27日(土)に企画展『羽黒山と庄内藩ー天宥別当事蹟・芭蕉門弟と庄内俳壇ー』のギャラリートーク(展示解説)がいでは文化記念館の学芸員によって行われました。ご清聴ありがとうございました。  学芸員の話は史実の面白い部分や知られていない部分を聞くことができる機会です。該当の展示は、先行研究等をもとに調査研究した成果のため、皆さんが知っていたと思っていた人物の新たな一面を見ることができたり、なぜだろうと思っていた部分のルーツや原因を知ることができたりするかもしれません。  

            卒業研究への協力と宿坊についての小話【学芸員のバックヤード】

            卒業研究への協力を行いました  先日、卒業研究の調査として大学生の方がいらっしゃいました。  宿坊についての調査をしているとのことで、事前にいでは文化記念館にお問い合わせいただいておりました。宿坊に関する有識者に声をおかけし快諾いただけましたので、僭越ながらお話を聞く場をセッティングしました。(写真掲載の許可をしていただきありがとうございます。)  卒業研究だけでなく、個人、大学を含む研究機関から調査研究目的でいらっしゃる方は毎年少なくありませんし、県内外からいらっしゃい

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            いでは文化記念館学芸員によるnoteを始めました!

            いでは文化記念館学芸員によるnoteを始めました。 このnoteでは公式HPや他SNSではなかなか見えづらい、いでは文化記念館の学芸員の活動や展示・館内イベントに関する記事などを投稿していきますので、ぜひご覧ください。 いでは文化記念館とは いでは文化記念館は、羽黒町観光協会で運営している文化施設です。 当館は主に出羽三山地域の歴史と文化を広く伝えていくための殿堂としての役割と、羽黒町の観光の拠点としての役割を担っています。 いでは文化記念館の開館日や入館料は羽黒町観光

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