幽霊屋敷

百物語83話目「だ~れ~」(実話怪談)

私の電子書籍「帰りゃんせ」の読書会が浅草橋であった話は、前に書きましたが、

このときにも、いくつか怪談を収集しておりました。

参加者のひとりの男性が、学生の頃に廃屋探検をしたことがあるそうです。どう見ても和風な作りのその廃屋の一室を通ったとき、視線を感じて振り返ると、和室には不似合いなくらいの大きな洋画が飾られていました。

その洋画に描かれていたのは、恐ろしいほど痩せて、目ばかりがぎょろぎょ

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ありあり~!
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百物語77話目「ムー案件」(実話怪談)

先日も、パルコのムー展に行って、三上編集長と写真を撮ってもらった話をしましたが、

話の本編は全然ムー関係ではありませんでした。ムームー詐欺。

しかし、今回はムーネタです。

私の妹の話です。

結婚するまで、妹は大分は日田の実家にいて、私は福岡で就職してました。

ある日、里帰りすると、妹が首にギプスを巻いています。

「ど、どうしたの?」

首や肩に激痛が走っていて、原因不明だとか。

しか

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うれしー!
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小説「体温」

同居人、仮にリカさんとでもしておこうか、死んでいるのではないか。これが、桑名サンが営んでいるシェアハウスでこの冬始り、持ち切りの話題。

リカさんは死んでいるのではないか。

根拠。信じられないくらい厚着するのである。リカさんと同部屋、ソファーベット2つで8畳間にごそごそしている山北さんは証言する。

"リカさんは毛布を3枚掛けた上に羽毛布団を被せて、さらに首回りに膝掛けを渡してから寝入るのに、寝

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