泉速之

好古家 昭和63年『佐藤肇回想録 恍惚と不安』私刊 平成12年『銀幕の百怪 本朝怪奇映…

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好古家 昭和63年『佐藤肇回想録 恍惚と不安』私刊 平成12年『銀幕の百怪 本朝怪奇映画大概』(青土社)

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『銀幕の百怪 本朝怪奇映画大概』 正誤表

【本文正誤表】 42頁5行 『ケロヨンの自動車大レース』→ 『ケロヨンの大自動車レース』 44頁9行 感相図 → 変相図 44頁10行 『霧の夜の戦慄』→ 『霧の夜の恐怖』 44頁14行 『モスラ』(昭和三十六年)→ 『モスラ対ゴジラ』(昭和三十九年) 53頁16行 …扮装以降、写真を… → …扮装以降、昭和三十四年の三隅 研次作品を例外とすれば、写真を… 55頁7行 Soul → Souls 64頁7行 尾上菊五郎が → 尾上菊五郎と市川團十郎が 78頁3行

    • 古草紙昭和百怪 「夜泣く女 無人屋敷の怪」(「話のタネ本」 昭和39年)

       今回も又、「MANGA 話のタネ本」。「話の特選コーナー 第2会場」所載の「夜泣く女!? 無人屋敷の怪」(昭和39年4月7日 62~3頁 写真3点 挿絵1点 日本文芸社)、目立たぬ惹句に曰く「障子に映る女の影! 階段の足音! いまや名物になった幽霊屋敷の怪異とは…」。  「岐阜県は大垣市の観光名所となった幽霊屋敷…。大垣市の中心、繁華街を南北にわって、つっ走る国道二十一号線。国鉄大垣駅前の商店筋とクロスした辺りは、市でも目抜き通りで、商店、映画館、官庁がひしめいている。大垣

      • 古草紙昭和百怪28 令和6年如月「現代に生きている怪談」(「週刊情報」昭和39年)/ 彌生「奇跡は生きている」(「話のタネ本」昭和39年)

        「現代に生きている怪談」(「週刊情報」昭和39年) 不可思議を取り上げるのは、何も盛夏ばかりとは限らず、僅かながら冬期の掲載例も。三話から成る「現代に生きている怪談」(「週刊情報」 昭和39年2月13日 100~2頁 写真1点 挿絵3点 新樹書房)も、その一つ。 以下、約2800字 四百字詰約7枚 図版2点

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        • 古草紙昭和百怪27 令和5年臘月「港町を吹き荒れた二百億の金塊旋風」(「話のタネ本」 昭和38年) / 令和6年初空月「それでもあなたは信じない」(「週刊情報」昭和39年)

          「港町を吹き荒れた二百億の金塊旋風」(「話のタネ本」 昭和38年) つらつら惟(おもんみ)るに、埋蔵金に関はる話柄も昭和の遺物かと。嘗て喜多見にあった超常現象専門古書店でも、棚の隅に角田喜久雄や畠山清行の書冊が並んでおりました。そこで今回は、「日本海海戦のさなかに自沈したロシヤ特務艦の金塊をめぐって上を下への大騒ぎ」てふ惹句が躍る「ゴールドラッシュ物語 港町を吹き荒れた二百億の金塊旋風」(「話のタネ本」 昭和38年12月24日 100~1頁 挿絵3点 日本文芸社)。 以下、

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        『銀幕の百怪 本朝怪奇映画大概』 正誤表

        • 古草紙昭和百怪 「夜泣く女 無人屋敷の怪」(「話のタネ本」 昭和39年)

        • 古草紙昭和百怪28 令和6年如月「現代に生きている怪談」…

        • 古草紙昭和百怪27 令和5年臘月「港町を吹き荒れた二百億の…

          古草紙昭和百怪26 令和5年神嘗月「宇宙人が地球に舞い降りたという」(「週刊事件実話」 昭和37年)/ 露隠月「霊魂すすり泣く深山の怪」(「週刊事件実話」 昭和37年)

          「宇宙人が地球に舞い降りたという」(「週刊事件実話」 昭和37年) 犯罪種は早くも払底しましたので、又も浮世離れした話柄に。子供向読物でも些か知られた高松三郎の筆になる宇宙人が地球に舞い降りたという!」(「週刊事件実話」 昭和37年6月5日 絵・秋吉巒 挿絵2点・写真1点 76~9頁 日本文芸社)には、「現代の謎」と「怪奇と謎の20分間読物」の傍題が二つも、加へて「空飛ぶ円盤に招かれて食事をした女性もいる!」と派手な柱さへ。但し黎明期の記事として穏当な、且つ読ませる内容かと

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          古草紙昭和百怪26 令和5年神嘗月「宇宙人が地球に舞い降り…

          古草紙昭和百怪25 令和5年素月「心中死体は必ず腐乱していた」(週刊平凡」 昭和39年)/ 竹酔月「男女死体を処理して10年間」(「アサヒ芸能」 昭和39年)

          「心中死体は必ず腐乱していた」(週刊平凡」 昭和39年)  往時を偲ぶ縁(よすが)とて、獵奇犯罪に関する記事も欲しいには欲しいのですが、現実の事件物が纏って売立に出た験を知りません。僅かな家蔵品の中から、「真夏の夜のスリラー特集 特別レポート 心中死体は必ず腐乱していた」(週刊平凡」 昭和39年8月20日 86~8頁 写真9点 平凡出版)。 以下、約2780字 四百字詰約7枚 図版2点

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          古草紙昭和百怪25 令和5年素月「心中死体は必ず腐乱してい…

          古草紙昭和百怪24 令和5年風待月「失踪社長の奇怪な三日間」(「別冊週刊漫画」 昭和37年)/ 建申月「怪談特選」(「実話特報」 昭和33年)

          「失踪社長の奇怪な三日間」(「別冊週刊漫画」 昭和37年) 今回も埋め草と思しい記事ながら、類例が少ない珍談を。「プッツリ消息を断ったポンプ屋の社長が、ひょっこり姿を現わした時には、千里眼ともいうべき霊能力を身につけていた。『オレはいったい、何をしてたんだろう?』自分自身にも記憶のない、奇怪な三日間……」と柱の惹句にある、「失踪社長の奇怪な三日間 突如会得した不思議な霊能力」(「別冊週刊漫画」 昭和37年3月15日 39~41頁 写真2点 芳文社)。

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          古草紙昭和百怪24 令和5年風待月「失踪社長の奇怪な三日間…

          古草紙昭和百怪23 令和5年花残月「地下に眠る巨億に挑む人々」(「別冊週刊漫画 Times」 昭和37年) / 早苗月「私は怪電波に殺される」(週刊漫画」 昭和36年)

          「地下に眠る巨億に挑む人々」(「別冊週刊漫画 Times」 昭和37年) 前回触れた、元大将が関はる財宝探求の驥尾に付し、「彼等は一獲千金を夢みて今日も掘り続ける! ゴールド・ストーリー2題」を。「地下に眠る巨億に挑む人々」(「別冊週刊漫画 Times」 昭和37年3月15日 写真6点 60~64頁 芳文社)、まづは戦国。 以下、約3200字 四百字詰約8枚 図版2点

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          古草紙昭和百怪23 令和5年花残月「地下に眠る巨億に挑む人…

          古草紙昭和百怪22 令和5年初花月「熊野の秘境にひそむ鬼族の子孫」(「週刊事件実話」 昭和36年)/ 雛月「古文書に取組む武内宿禰67代目の子孫」(「週刊実話特報」 昭和36年)

          「熊野の秘境にひそむ鬼族の子孫」(「週刊事件実話」 昭和36年)  前々月の記事と同号ながら、異色ゆゑ紹介を。「特別読物 熊野の秘境にひそむ鬼族の子孫」(「週刊事件実話」 昭和36年8月1日 116~122頁 写真10点 地図1点 日本文芸社)は、傍題が「闇夜、燐光もえる墓場! 夏なお寒い鬼気迫る魔境探検!」。惹句に「伝説はウソではなかった! 前人未踏この深山幽谷にいまも棲息していた、鬼族の後裔! これは生々しい決死の現地ルポだ。」とある通り、興味深い取材報告かと。 以下

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          古草紙昭和百怪22 令和5年初花月「熊野の秘境にひそむ鬼族…

          古草紙昭和百怪21 令和4年極月「深夜 生木に打つ呪いの祈り釘」(「週刊事件実話」 昭和36年) / 令和5年睦月「月からの暗号が解読された」(「週刊読売」 昭和37年)

          「深夜 生木に打つ呪いの祈り釘」(「週刊事件実話」 昭和36年)  副題なのか「身の毛もよだつ生きている伝説!」と大書、「憎い相手を呪い祈り殺す! 陰湿なそしてあまりにも異妖奇怪な人間の執念! ひと口に昔のことと片づけてしまえない、鬼気せまるようなこの事実が…」との惹句に食傷しながらも、通り一遍の怪談が飽きられつつあったてふ往時にあっても尚、呪詛ばかりは廃れる気配が無かったとは意外。「深夜! 生木に打つ呪いの祈り釘」(「週刊事件実話」 昭和36年8月1日 100~5頁 写真

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          古草紙昭和百怪21 令和4年極月「深夜 生木に打つ呪いの祈…

          古草紙昭和百怪20 令和4年初霜月「生きている『海竜』」(「知性」 年度不明) / 神楽月「あなたは殺される相がある」(「ヤングレディ」 昭和42年)

          「生きている『海竜』」(「知性」 年度不明 10月) 大宅文庫目録「奇生物一般」にも昭和40年代半ば以前は僅か数点ゆゑ、今回また落穗拾ひ、「海の神秘 生きている怪竜」(中山光義 「知性」 年度不明 10月 130~9頁 挿絵2点・柱に1点 知性社 四六判)を。尤も、恐らく「オール讀物」掲載と思はれる黒沼健「古生代の海蛇は生きている!?」が「秘境物語」(新潮社 昭和32年)に収録済なのと同様、本稿も単行本に収まった可能は否めません。 以下、約3000字 四百字詰約8枚 図版2

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          古草紙昭和百怪20 令和4年初霜月「生きている『海竜』」(…

          古草紙昭和百怪19 令和4年月見月「背すじがゾーッとするぜ」(「週刊実話読物」昭和36年) / 寝覚月「祟りと呪い この怪異集」(「週刊事件実話」昭和36年)

          「背すじがゾーッとするぜ」(「週刊実話読物」昭和36年)  「『今頃怪談なんて……』と、一笑に伏しても結構だし、『なるほど、怪談とも言えるね』と少しばかり背筋をゾクゾクさせてもいいし。とに角、以下、三篇のミステリーは、人口一千万を突破しようと云う、世界第一の大都会"東京"の繁華街に起った実話である。」とは柱の文句。昭和半ば、怪異談には昔ながらの銷夏法とも時代遅れとも、両面の評価があった様です。 以下、約3000字 四百字詰約8枚 図版2点

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          古草紙昭和百怪19 令和4年月見月「背すじがゾーッとするぜ…

          古草紙昭和百怪18 令和4年水無月「千里眼の少女が予告した死の四大事件」(「実話特報」昭和32年) / 令和4年文月「再び『ネス湖の恐竜』は生きていた」(「実話特報」昭和35年)

          「千里眼の少女が予告した死の四大事件」(「実話特報」昭和32年)  実話雑誌の未掲切抜から、古風ゆかしき標題の記事を。「千里眼の少女が予告した 死の四大事件」(伊原武夫 「実話特報」昭和32年1月 双葉社 92~103頁 写真7点)は十頁にも渡り、同号の目玉の一つではなかったかと。 以下、約2900字 四百字詰約8枚 図版2点

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          古草紙昭和百怪18 令和4年水無月「千里眼の少女が予告した…

          古草紙昭和百怪17 令和4年彌生「現代の怪奇」(「週刊漫画TIMES」昭和34年)/ 皐月「謎の怪物"人猿混血児"」(「週刊大衆」昭和36年)

          「現代の怪奇」(「週刊漫画TIMES」昭和34年) 今回は久方ぶりに本道に戻り、「特集 現代の怪奇」(「週刊漫画TIMES」 昭和34年9月4日 芳文社 14~22頁 写真8点 挿絵2点)を。 以下、約3100字 四百字詰8枚 図版2点

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          古草紙昭和百怪17 令和4年彌生「現代の怪奇」(「週刊漫画…

          古草紙昭和百怪16 令和4年如月「『12.000年前の国』から来た大使」(「週刊事件実話」昭和36年) / 「神秘の術 霊験あらたか 神通力の種を明かせば」(「週刊事件実話」昭和36年)

          「『12.000年前の国』から来た大使」(「週刊事件実話」昭和36年)  如月朔はジョージ・パルの誕生日。ちょいとお化けから離れ、関連の話柄を。「クローズ・アップ 『12.000年前の国』から来た大使 フルシチョフに爆弾をなげつけた『ムー帝国の映画屋』白上さん」(「週刊事件実話」 昭和36年10月23日 日本文芸社 84~87頁 写真4点 地図1点)は、まづ柱で自己紹介。「沈んだ大陸をしらべて何になるのだと、よく人にいわれます。しかし、その『ムー帝国』とは六千四百万の民族が

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          古草紙昭和百怪16 令和4年如月「『12.000年前の国』から来…

          古草紙昭和百怪15 令和3年師走「わたしの名は霊感女給」(「週刊内外実話」昭和36年) / 令和4年睦月「一度死んでまた生きた奇蹟の記録」(「週刊事件実話」昭和36年)

          「わたしの名は霊感女給」(「週刊内外実話」昭和36年) 拝み屋の話柄が続くと、提灯持かと誤解されさうですが、いつもながら大宅文庫目録に未掲ゆゑ。今回も「『予言』をうかがいにくる指名客で、彼女はついにナンバーワン。ネオン街の藤田小女姫と評判の女性の素顏は……。」と柱の文句が躍る「ここにこんな人が… わたしの名は霊感女給 ドンピシャリの予言がつくったNO1ホステス」(「週刊内外実話」昭和36年12月15日 芸文社 48~9頁 写真2点)。 以下、約2500字 四百字詰7枚 図版

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