PinkCat009

ようこそ、私のノートブログへ。ここでは、あなたを日常から解き放つ不思議な世界へ誘います…

PinkCat009

ようこそ、私のノートブログへ。ここでは、あなたを日常から解き放つ不思議な世界へ誘います。秘密結社や幽霊、謎の生物など、現実には存在しない(はずの)ものたちが登場。歴史上の英雄たちの裏側も覗き見しましょう。詩集や小説もお楽しみに!

マガジン

  • 境界線の向こう側 - 日常と非日常の狭間で

    私たちの日常生活の中に、時として不思議な出来事や説明のつかない体験が起こることがあります。このマガジンは、そんな日常と非日常の狭間に存在する体験談を集めた特別なコレクションです。

  • 禁断の扉を開けよう! 知られざる歴史と怪異の交差点

    日常では触れられない幻想と謎の世界へのガイドです。秘密結社の歴史、ゴーストツアー、UMAやUFOなど、好奇心を刺激する話題を扱います。さらに、孤島や立ち入禁止の場所、冒険ツアーも紹介。非日常な体験を通して、あなたを未知への旅へと誘います。

  • 『影絵の箱庭』 - 逆さまの空を歩く詩と物語のアンソロジー

    現実と夢の狭間で揺れる言葉たちが紡ぐ『影絵の箱庭』。このマガジンは、思索的でシュールな詩集と、独自の世界観を持つ創作小説を載せ、読者の心に新たな境界線を描き出します。

  • 過去からの証言者―歴史を生きた者たちの記録

    歴史の表舞台で輝く人物から、暗転の幕裏で奮闘した人物まで、彼らの生きた証をこのマガジンで綴ります。彼らの歴史に刻まれた一生が、今、新たな息吹を得ることでしょう。

最近の記事

命懸けのトンネル探検

私の住む地方都市は、周りを山に囲まれた田舎であった。街の東西に線路が伸びており、街の外れにはトンネルがあった。そのトンネルは不気味な口を開き、まるで私たちを誘っているかのように見えた。 中学に上がり、毎日何か面白いことを求めていた私は、ある日の休日、同級生の友人HとIと3人で、街外れのトンネルへ探検に出かけることにした。線路は道から2m程高い所を通っており、入れないよう柵が続いていた。しかし、田舎ゆえか、柵が外れている場所を私たちは見つけていたのだ。 1本下り電車が通った

    • 危険な誘惑:お菓子と誘拐犯

      私はとある地方の都市で生まれ育った。町の中央を悠然と流れる川は、都市を川北と川南の二つの区域に分けていた。四つの橋が川に架かり、両岸の人々を結びつけている。穏やかな川の流れは、幼い頃の私たちにとって日常の風景であり、遊び場でもあった。 小学6年生の頃、私の町では子供を狙った連れ去り未遂事件が立て続けに発生した。見知らぬ男が「お菓子を買ってあげる」などと甘い言葉で子供たちを誘い、連れ去ろうとするのだ。幸いにも、周りの大人たちが迅速に気づき、子供たちも走って逃げるなどしたことで

      • シュロン、日本の自由を奪う:監視社会の恐怖

        第一部: 陰謀の幕開け皆さんは、「エシュロン」という言葉を聞いたことがあるだろうか? この謎めいた名称は、ある巨大な陰謀の存在を示唆している。それは、我々の日常生活を静かに、しかし着実に支配しつつある「監視の目」なのである。この記事では、エシュロンの正体に迫るとともに、それが日本でどのように機能しているかを暴いていきたいと思う。真相を知った時、あなたはきっと震撼するだろう。 都市伝説から現実へ エシュロンとは、世界中の通信ネットワークを監視・制御する巨大システムのことを

        • 闇夜の覇者: 吸血鬼の女王

          あらすじ:世界は吸血鬼の脅威に晒されていた。吸血鬼の女王、夜桜 四姫は、世界征服のために暗躍する。四姫はカイルを吸血鬼化し、同志とする。彼らは混沌の神として君臨し、人間社会を混乱に陥れる。しかし、光明の会が結成され、吸血鬼と戦う。激闘の末、四姫は ジョン・ハンターに敗北するが、ネオ・ヴァンパイア帝国が台頭する。帝国の頂点に立つネメシスは究極の生命体、イヴを生み出す。イヴはネメシスに反旗を翻し、混沌の国を設立する。イヴは秩序と混沌の均衡を重視し、世界に平和をもたらす。 第1章

        命懸けのトンネル探検

        マガジン

        • 境界線の向こう側 - 日常と非日常の狭間で
          7本
        • 禁断の扉を開けよう! 知られざる歴史と怪異の交差点
          60本
        • 『影絵の箱庭』 - 逆さまの空を歩く詩と物語のアンソロジー
          46本
        • 過去からの証言者―歴史を生きた者たちの記録
          13本

        記事

          静寂の中の異形~病院での金縛りの夜~

          大部屋の狂騒曲私はとある病気で長期入院をしていた。病院のベッドに横たわりながら、このベッドでは過去にいくつの人生が終わったのだろうと考えるだけで、薄ら寒い気持ちになるのだ。 当初、静かな空間を望んだ私は個室を希望していたが、空きはなく、やむを得ず大部屋に入ることになった。その部屋はまさに混沌としていた。様々な患者がひしめき合い、咳やくしゃみ、いびき、さらにテレビの大音量が混ざり合うカオスな空間。まさに地獄絵図であった。 私は看護師に懇願した。「個室が空いたら必ず教えてほ

          静寂の中の異形~病院での金縛りの夜~

          杉沢村伝説 ~禁断の村へ誘う闇の声~

          第1章:闇に封印された村の記憶青森の奥地に眠る悲劇 かつて、青森県の深い山中に、「杉沢村」と呼ばれる小さな集落があった。今となってはその名を口にするだけで忌まわしいと避けられるほど、恐ろしい事件の記憶とともに語り継がれる村だ。俗に「杉沢村伝説」と呼ばれているもので、その内容は怪奇都市伝説として様々な形で広まり、世間に強い衝撃を与えてきた。この物語の核心とは何か? その真相を求めて、禁断の地へと思いを馳せていこう。 時は昭和初期、美しい自然に囲まれた静かな山あいの村、杉沢

          杉沢村伝説 ~禁断の村へ誘う闇の声~

          魔境、黒部峡谷を巡る:トロッコ列車と秘湯の冒険譚

          黒部峡谷への誘い舞台は日本アルプスの北部、富山県に位置する黒部峡谷。ここは手つかずの大自然が広がる、神秘と冒険の宝庫である。その圧倒的なスケールと美しさは、一度足を踏み入れたものを虜にし、再び訪れることを運命づける。この地に流れる黒部川に沿って走るトロッコ列車は、まさに異世界へと通じる扉だ。今、我々はその列車に乗り込み、暗黒と恐怖が混じり合う深淵へと降り立とうとしている。 トロッコ列車、出発黒部峡谷鉄道 宇奈月駅。ここが出発点となる。ホームに立つと、まずは眼前に広がる雄

          魔境、黒部峡谷を巡る:トロッコ列車と秘湯の冒険譚

          御岳山の狐憑き

          私は写真を撮るのが好きだった。画像生成AIが出てからはそちらにはまってしまったが、その前はニコンの一眼レフカメラを担いで車中泊をしながら撮りに行ったりしていた。 私の好きな場所の一つが霊峰御岳山である。登っても美しいし、山中にある森や滝、渓谷もすごく良い。この時は朝焼けの御岳山を撮るために出かけた。 霊峰御岳山での写真撮影御岳山は遠いので着いたころには夕方になっていた。御岳山に来るといつも車中泊する場所があるが、今日は違うところで泊まろうと思い山を上って行った。 山の中

          御岳山の狐憑き

          「血の呼び声 ~夜凪 紫月の覚醒~」

          第1章 月夜の呼び声紫月は夜の森の奥深くを歩いていた。月明かりに照らされた道を一人で進む彼女の表情は、好奇心と恐怖が入り混じった複雑なものだった。オカルトに強い興味を持つ彼女は、この森に伝わる怪異の噂を追っていたのだ。 風が木々を揺らし、葉の擦れる音が静寂を破る。紫月は身震いしながらも、足を進める。彼女の長い黒髪が月光に照らされて、幽玄な輝きを放っていた。 突然、木々の間から不気味な声が聞こえてきた。 「紫月...紫月...」 紫月は身体中の毛が逆立つのを感じた。そ

          「血の呼び声 ~夜凪 紫月の覚醒~」

          死人岩の恐怖体験

          子供時代の思い出私が子供だった頃、母は私たち兄弟3人を連れて、時々実家に泊りがけで帰っていた。母の実家は田舎の山の麓に建っており、広い家だった。そこには私より1つ年上のKちゃんがいた。彼は私を都会育ちのひ弱な奴だと思っていた。 私の家も地方都市で田舎だが、彼にとっては都会ということらしい。Kちゃんとはよく遊んだ。遊び場は山か川くらいであったが、私にはそれが神秘と不思議の世界だった。山奥の不気味なお稲荷さんの神社、小川に住む亀や蛍、上流にはサンショウウオもいるらしい。全てが

          死人岩の恐怖体験

          小学生時代の不思議な体験

          学校の怪談との出会い私が小学生の頃、学校の怪談が流行っていた。友達と市内の小学校に伝わる怪談について、「あの学校ではこんな怪談がある」とか「この学校ではこんな怪談を聞いたことがある」などと話し合っていた。 その中の一つに、Y小学校にまつわる怪談があった。誰もいないはずのピアノが鳴り、学校裏のトイレの奥から二番目の個室に幽霊が出るというものだ。今から思えばよくある話だが、当時はわくわくドキドキしながら聞き入っていた。 怪談の現場へ当然のように「じゃあ行ってみよう」というこ

          小学生時代の不思議な体験

          古い家の不思議な出来事

          私がまだ小学生だった頃の話である。地方都市で生まれ育った私の家は、大正時代に建てられた古くて広い家だった。祖父母、両親、そして3人兄弟という大家族に加え、離れの家にはうちの会社の従業員家族4人が住んでいた。 とにかく古い家だったので、ラップ音なのか家鳴りなのか、誰もいなくても何かしらの音が聞こえてきた。また、皆が1階の居間でテレビを見ている時、誰もいない2階から足音が聞こえることもあった。 多くの場合、これらの音は猫がタンスから飛び降りたりする音だと私は思っていたが、全て

          古い家の不思議な出来事

          福島悪魔払い殺人事件

          序章: 悪魔の棲む街あの事件から数年、かつてカルト集団の暗い影に覆われた須賀川の地は、平穏を取り戻しつつあった。しかし、そこに住む人々の心には、今も消えない傷痕が残されている。あの悲劇は、我々の記憶から風化させてはならないのだ。なぜなら、そこには人間が生み出した狂気と、それに飲み込まれた魂の叫びがあるからだ。 第一章: 狂気に導かれた者たちカルト集団の黎明期全てが始まったのは、1980年代後半のこと。後に「悪魔の女」と呼ばれることになる江藤幸子が、自らの「神通力」を主張し

          福島悪魔払い殺人事件

          『探偵と歌姫の旋律』

          第一章: 沖縄の熱帯夜、始まる殺意 南国の楽園、沖縄県。そこに暮らす人々は、美しい海と温暖な気候のもと、穏やかな日々を送っていた。しかし、そんな平穏な空気を切り裂くかのように、ある残忍な事件が幕を開けようとしていた。 依頼人、比嘉舞登場  20XX年7月、梅雨明け間近の蒸し暑い夜。那覇市にある一軒のバーで、店主の女性がカウンターを磨いていた。彼女の名は比嘉舞(ひが・まい)、28歳。ショートカットで小柄ながら、鍛えられた身体つきをしている。明るくサバサバとした性格で、客か

          『探偵と歌姫の旋律』

          『自称霊能力者、本物になる?! 地下壕の奇妙な冒険』

          第1章:下北沢発、珍道中集合、そして出発 「よっしゃー!幽霊トンネル調査、いっくぞー!」 山田太郎の声が、下北沢駅前の静かな朝もやを切り裂いた。 「おい、太郎。朝っぱらから騒ぐな。ご近所迷惑だぞ」 親友の佐藤二郎が、あくびを噛み殺しながら太郎の肩を叩く。 「あ、ごめん。つい興奮しちゃって」 太郎は照れ笑いを浮かべながら、声のボリュームを下げた。 霊笑い通信部のメンバーが、次々と集合してくる。全身黒ずくめの鈴木三郎、タロットカードを片手に占いに夢中の田中花子、そ

          『自称霊能力者、本物になる?! 地下壕の奇妙な冒険』

          雄別炭鉱廃病院:北海道最恐の心霊スポット

          北海道釧路市阿寒町に位置する雄別炭鉱廃病院。かつては炭鉱労働者とその家族の健康を支えた医療施設でしたが、今では北海道で最も恐ろしいとされる心霊スポットの一つとして知られています。この記事では、雄別炭鉱廃病院の歴史、心霊現象の噂、そして現在の状況について詳しく探っていきます。 1. 雄別炭鉱の歴史1.1 炭鉱の開業と繁栄 雄別炭鉱は1919年に開業しました。当時の日本にとって、石炭は重要なエネルギー源であり、雄別炭鉱も日本の産業発展に大きく貢献しました。最盛期には、多くの労

          雄別炭鉱廃病院:北海道最恐の心霊スポット