一国二制度

週刊中国ニュースクリップ(2021/9/5-11)

週刊中国ニュースクリップ(2021/9/5-11)

[香港]天安門記念集会主催の支聯会、月末に全会員集め解散を協議へ 国家安全処の資料提出要求拒絶

有料
300
[台湾]台湾の世論調査結果、中国との往来厳格化、米国との関係強化を希望 一国二制度は過半数が「拒否」

[台湾]台湾の世論調査結果、中国との往来厳格化、米国との関係強化を希望 一国二制度は過半数が「拒否」

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

「香港の歴史」をつらぬく痛み
+3

「香港の歴史」をつらぬく痛み

書評:陳浩基『13・67』(文春文庫) 現在の香港は、中国に服属している。テレビニュースでも広く知られているとおり、近年、香港では「一国二制度」を守ろうとする市民たちの反体制活動が活発化していたが、それも中国独裁政権の圧倒的な力の前に押さえこまれ、よく言っても「風前のともし火」状態にある。 日本のテレビニュース番組にもしばしば登場し「民主化運動の女神」として親しまれた周庭(しゅう てい、英名: Agnes Chow Ting、アグネス・チョウ、1996年12月3日 - )

スキ
5
陸鏗《胡耀邦訪問記》1985/06

陸鏗《胡耀邦訪問記》1985/06

 「胡耀邦訪問記」は1985年6月1日(雑誌)『百姓』に掲載発表され、(この)文章は当時海内外、国際外交を震撼させた。政治界では中共領袖が示した前例のないオープンな姿に極めて高い関心が集まった。しかし(この記事)での言動は胡耀邦の失脚を招く一因になったことも知られている。採録時間は1985年5月10日午後3時半から5時半。場所は北京中南海で、画期的なインタビューを実現したのは、『百姓』半月刊社長、ニューヨーク『華語快報』発行人の陸鏗である。訪問記は長大である。全文は以下を参照

スキ
2
抵抗のリアルと〈ロマンティシズム〉

抵抗のリアルと〈ロマンティシズム〉

書評:小川善照『香港デモ戦記』(集英社新書) 香港は、1984年の中英共同声明によって、1997年中国返還後も「一国二制度」として相当高度な自治を50年間は維持できる、ということになっていた。 この中英共同声明のなかで保証されていた、行政長官の普通選挙を求めた市民に対し、中国側がこれを拒否したために起こったのが、2014年9月28日から79日間続いた、民主化要求デモである「雨傘運動」である。このデモは、多くの市民が参加する平和的なものであったが、しかし中国政府はこれを容れず

スキ
3
「中国夢」

「中国夢」

「中国をいじめ、圧迫する外部勢力を許さない」 香港、台湾やチベット、ウイグルの人が聞いてどう感じたでしょうか。 中国共産党100年の記念式典、習近平総書記は毛沢東に倣って天安門広場から演説し、「中華民族の偉大な復興」の実現という言葉を繰り返しました。数えると13回。アヘン戦争以来の「搾取され、辱めを受けていた時代は過ぎ去」り、共産党の指導のもと「新時代」にむけてこの夢を実現すると。 要は、過去に搾取された土地を取り戻し、国土として主権を握るということ。これは誰にも邪魔させ

次は台湾が危ない~中国の強硬姿勢が止まらない(番外編)

次は台湾が危ない~中国の強硬姿勢が止まらない(番外編)

先週まで、三週にわたって台湾問題の緊迫化について連載しました。 (1/3)において、台湾問題については、G7首脳会合(サミット)においても、必ずや宣言に盛り込まれることが予想されますと書いていましたが、13日に発出された宣言では、以下のように盛り込まれました。 「我々は、台湾海峡の平和及び安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的な解決を促す。」 もちろん、外相会合において宣言に盛り込まれていて、首脳宣言で盛り込まれなければ、中国の行動に対し、G7が消極的に容認したかのよう

スキ
2
次は台湾が危ない~中国の強硬姿勢が止まらない(3/3)

次は台湾が危ない~中国の強硬姿勢が止まらない(3/3)

第一週(1/3)と第二週(2/3)は、習近平の台湾政策が当初の穏健政策から急激に強硬化し、香港情勢ともあいまって、台湾市民の反中感情を高めた流れを振り返りました。 第三週(最終週)は、コロナ禍にみまわれた世界において、中国が軍事面での圧力を強化し、不測の事態に至る危険が高まっている状況を概観します。その上で、事態を収めるために、戦略的「あいまいさ」に戻ることの重要性を考えたいと思います。 コロナ禍の中、外交戦に軍事圧力が加わる20年、21年の国際社会は、何をおいてもコロナ

スキ
3
次は台湾が危ない~中国の強硬姿勢が止まらない(2/3)

次は台湾が危ない~中国の強硬姿勢が止まらない(2/3)

前回(1/3)は、中国による台湾政策が、現実的な政策から強硬策に転じ、台湾を国際場裏から締め出すようになった流れをたどりました。 第二週は、中国がその経済力を背景に、台湾と国交を有する中小国を手なずけ、台湾との断交を迫ってきたこと、さらに「一つの中国」についての台湾に対する要求水準を引き上げ、それがかえって台湾の人々の反中感情を高めることとなった流れを追います。 断交ドミノ中国は、台湾を国際社会の舞台から執拗に追い出し、その外交力をそぐことに注力してきました。そして、もう

スキ
3
知らないと損する!国の制度!~失業したときのお金~

知らないと損する!国の制度!~失業したときのお金~

1.失業給付 失業後の求職活動中に一定期間給付金が支給される制度で、「自己都合」と「会社都合」で支給される期間が異なります。 失業給付の受給には、雇用保険への一定期間の被保険者期間があることと、再就職をする意思と能力が必要となります。 つまり、病気やケガをしていてすぐに働けない場合は、失業とは認められないのです。 受給期間は離職した翌日から1年間なので、離職後はすみやかに手続きをしましょう。 2.未払賃金立替払制度 倒産などにより賃金が支払われないまま退職した労働者