ポランスキー

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』をアラフィフが見た感想

クエンティン・タランティーノ監督は1963年生まれ、私より10歳上です。今回の映画の設定は1969年と言うことで、「1969年がこうだったら…」というおとぎ話なのですが、いつものように監督の好きなモノがたっぷり詰まった作品です。

もともと、「ワンス・アポン・ア・タイム…」と言えば、『アメリカ』の方だったんですよ。3時間49分もある1984年の作品で、ロバート・デ・ニーロ主演です。奇しくもセルジオ

もっとみる
Merci ありがとうございます!

「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」

またまたチャールズ・マンソン関連の映画を。

「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊(The Haunting of Sharon Tate)」(2019・米、ダニエル・ファランズ監督)。

マンソンの指令で彼のファミリーに惨殺されたロマン・ポランスキー監督の妻、女優のシャロン・テート(演じるのはヒラリー・ダフ)に焦点を当てたものだ。

1969年に起きた実際の事件をモチーフにしたものだが、

もっとみる

「テナント」

一昨年のFBから↓

「テナント/恐怖を借りた男」を観た。ロマン・ポランスキー監督らしいムービーで、こういう自分で作ってしまったハッキリとしない恐怖が一番恐ろしい。俺も孤独が過ぎて周りが敵に見えてしまう恐怖にかられる時があるからよくわかる。

パリの古いアパートにポランスキー演じる青年が引っ越して来るんだが、そこは前の女の子の住人が自殺したワケあり事故物件で、彼も隣人の神経質な苦情等を受けて、だん

もっとみる
thanxです。
2

「戦場のピアニスト」

「道」に続けて、大好きなロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」をやっと観た。

ナチス政権下で逃げ延びるユダヤ人ピアニスト、シュピルマンの生涯の体験記。最後、彼はナチ将校に助けられ、戦後、そのナチ将校はソ連の収容所で死ぬ。

悲劇?だと思うが、生き延びることもやっぱり人間力と運なんだと思う。何かの賞を受けた感動の名作なんだが、なんとしても生き延びてやる!って感じじゃないけどボロボロになりな

もっとみる
thanxです。
3

「赤い航路」

これもまた大好きなロマン・ポランスキー監督の「赤い航路(Bitter Moon)」(92年)を観た。フランスの作家、パスカル・ブリュックネールの小説の映画化。

結婚倦怠期に入った英国人夫婦ナイジェルとフィオナが、豪華客船でクルージング中に出会った車イスの障害者初老作家オスカーとその若い妻ミミに翻弄されていく。オスカーは毎夜、自分の部屋でナイジェルにミミとの出会いから過激な性生活、自分が障害者とな

もっとみる
thanxです。
4

ローズマリーの赤ちゃん

----この記事には映画のネタバレが含まれています。----

愛し合うカップル。平和だった日常。でも引っ越してきてからへんなことばかり起きる。

知り合ったお隣さんが自殺。悪いアパートのうわさ。感じはいいが騒々しくてなれなれしすぎる老夫婦。不自然に戸棚をふさいでいた家具、悪魔にレイプされる夢。

ローズマリーが抱くのは妄想なのか、それとも現実なのか。
悪魔に妻を差し出したとんでもない夫の役が良く

もっとみる

テス

----この記事には映画のネタバレが含まれています。----

美しいテス。貧しい家族。
何も知らない純粋なテスは、お金という力に組み伏せられる。

男二人は違った過ちを犯し、彼女をどん底に突き落とすが、彼女はそれでも真実の愛を貫き通そうとする。

どんな過酷な時でもテスの美しさ、気高さは変わらない。

テスは悪くない、テスは悪くない。

美しい風景、自然が彼女の過酷な運命をよりくっきり浮かびあが

もっとみる

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が面白かったので「吸血鬼」を観てみた

映画館でタランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観てきた。シャロン・テートの惨殺事件をモチーフにしている。
 参考作として「ポランスキーの吸血鬼」を観てみた。Amazon Primeでレンタル、199円。ロマン・ポランスキーが監督・主演しており、シャロン・テートがヒロインとして登場している。この映画のあと二人は結婚した。
 ホラーコメディである。大学教授のアブロンシウ

もっとみる
またよろしくお願いします。
5