デザイナーベビー

遺伝子操作は果たして福音なのか -遺伝子操作における倫理についての文献レビュー-

デザイナーベビーの発表 2018年11月28日、衝撃的な事実が香港大学で発表された。中国の生物物理学者、賀建奎(フー・ジェンクイ)は、ゲノム編集を行った受精卵から双子の女児が誕生したと明言した。 その内容はHIV耐性をもつ子どもを誕生させることを目的とした遺伝子操作であると発表。 しかし、彼…

そこまで言うのなら… vol.5 ゲノム編集と人工中絶

NHK『2030 未来への分岐点』という番組の、ゲノム編集の特集を観た。 その中で、中国の学者がゲノム編集技術を駆使した受精卵から双子を誕生させた一件が紹介された。 世界中から批判が渦巻いたことで記憶に新しい。 番組でも、越えてはならない一線を越えたとする批判者が登場した。 そこで、ふと…

デザイナーベビー、完璧、完全、不完全

  デザイナーベビーについて議論していた。教室内で起こった笑いに、涙が止まらなかった  重い映画やドラマを観てから、お笑い芸人の動画を見て、楽しくなろうと、重荷を下ろそうとする。それなのに、お笑い芸人の動画でさえも、コメントやら何やらで世知辛さを感じてしまう。お笑いだけでなく、芸…

未来の仕事はAIに奪われるのか

どうか、どんな職業が残っていくのかなどの話題で、昨日友達とおしゃべりしていました。そしてお気に入りのVtuber「ぽんぽこちゃんねる」に『AIが自動で生み出す存在しないアニメキャラで大喜利が楽しすぎたwww』という動画がアップされていたのを見た時……  どうも、ストゼロを愛する私です。 …

倫理の境界はどこか - 『不自然淘汰:ゲノム編集がもたらす未来』

去年公開されたドキュメンタリー『不自然淘汰 - ゲノム編集がもたらす未来』を観た。遺伝子組み替えやゲノム編集について、ある程度知っているつもりでしたが知らなかったことも多く衝撃的な内容でした。これはぜひとも全人類に観て、考えてもらいたい作品です。 病気の根絶や誕生する子供の特徴の選…

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デザインド、アンデザインド

明日アルビノがなくなるとしたら、私はどうするだろうか。

これまでも問われる質問ではあった。 「普通(の顔)になれる手術があったら受けますか?」 という質問が見た目問題関連のイベントで出たのも記憶に新しい。 詳しくはこちらの記事を読んで欲しい。 アルビノの神原由佳さんをはじめとする見た目問題当事者がいろんな質問に答えたり、交流したりするイ…

ゲノム編集 【デザイナーベビー編】

前回の続き ◆復習 カリフォルニア大学のジェニファー・ダウドナ教授がクリスパーキャス9を開発。 それによって、ゲノム編集が簡単にできるようになった。 この技術は、医療、農業、動植物、工業に使える画期的なものとなった。 しかし、ゲノム編集については「倫理的・技術的」に様々な問題が生…

ゲノム編集 【クリスパーキャスナイン編】

みなさん、こんにちは。しゅうかです。 今回は「ゲノム編集」についてシェアしていきたいと思います。 ◆ゲノム編集とは?(簡単に) 遺伝子の配列を自在に操作できる技術のことです。つまり、遺伝子操作によって、あらゆる生物の特徴を変えてしまうことができるということです。 実はこれ、比較的…

絶罪殺機アンタゴニアス 第一部 #18

 前 目次  ――よく聞きなさい。きっと私は、最後までお前と一緒にいることはできない。いずれはここを出て、蟲毒のごとき外界で生きなければならない日が来る。だけどそのとき、お前は決して他者を慈しむ心をなくしてはいけない。  大きなしわくちゃの手が少女の頭をくしゃりと撫でた。  少女…