過去の思い出にとらわれて動けない人へ
過去に嫌な思い出が突然フラッシュバックすることはありませんか?
僕はあります。
遥か昔の彼女に振られた時の記憶、バイトの仕事が全然うまくいかなかった時の記憶、最近知ったかぶって間違った用語の使い方をしていた記憶…
これらの思い出が突然目の前に映像となって現れ、「ぐはぁ!!!」と胸が苦しくなることがよくあります。
では、これらの思い出とどう向き合えばいいのでしょうか。
大切なのは、「反省しても後悔しないこと」です。
反省しても後悔するべからず
過去の嫌な思い出と付き合う際に大切なのが、反省しても後悔しないということでした。
では、反省と後悔はどう違うのでしょうか。
反省は、過去の行動を振り返り、次の行動の糧にすることです。
後悔は、過去の行動を振り返り、感傷に浸ることだと思います。
この2つの大きな違いは、現在や未来における自分に役に立つかどうかです。
反省は、次の行動のヒントを与えてくれるので、未来の行動が改善されます。
一方後悔は、えんえんと過去のことをぐるぐる考え続けるだけなので、現在や未来の行動につながりません。
つまり、いくら後悔したところで今や未来の状況は改善しないのです。
ですから、後悔する時間はなるべく減らすようにしましょう。
とはいえ、後悔してしまうのが人間。
…「後悔してはいけない」と知っているからといって、完全に後悔を辞められないのが人間です。
では、どうしても後悔するのをやめられない時、どうすればいいのでしょうか。
答えは、後悔した時間の後に「じゃあ○○しよう!」と無理やり付け加えることです。
具体的には以下の感じです。
「あぁ~大事な会議をすっぽかしてしまったー!俺はダメ人間だ…。もう何もやってられないー。グチグチ…」(後悔Time)
「じゃあ、次ミスをしないように、夜寝る前に翌日のスケジュールを予習しておくようにしよう!」(「じゃあ〇〇しよう!」を付け加える)
このように無理やり次回の方針を立ててしまえば、後悔の時間が反省に変わります。そして次回の行動への糧にできるんです。
後悔してしまったら、むりやり次回への行動計画を立てて、むりやり反省にしてしまいましょう。
輝く未来のために
過去の思い出に浸って、現状に目を背けてもいいことはひとつもありません。
過去は過去として変えられないからです。
変えられるのは、今と未来だけ。
それならば、できるだけ後悔の時間を減らして反省することで、今の時間を充実させませんか。
それが、輝かしい未来につながっているかもしれないのですから。
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