ハシモト文庫

この苦しい社会で、人はなぜ生まれ、いかに生きるかを考えています

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最近の記事

究極のものづくり【「フィン・ユールとデンマークの椅子」感想】

「フィン・ユールとデンマークの椅子」に行ってきたひとつの椅子を見ただけで、その椅子が置かれた空間がぱーっと頭に広がる経験をしたことがありますか?椅子を見るだけで、家族が仲良さそうに話している映像が頭の中で再生されたり、イケてる企業に訪問した営業マンになった気分がしたり。 私はそんな経験をしたことがありませんでした。「フィンユールとデンマークの椅子」の展示に出会うまでは。 ものづくりの本質極論すれば、椅子はただ座るためだけの日用品です。なのになぜ私はここまで想像を掻き立てら

    • 生きづらさの原因と自由からの逃走

      「自由から逃走しようとすることってめっちゃあるな…。」 これが私がエーリッヒ・フロムが書いた「自由からの逃走」を読んだ感想でした。 個人的にやりたいことがあるのに目を背け、無理に他人に合わせようと疲弊する。このような自由から逃げる機会は自分の生活で山程あります。 本当は別の夢があるのに、安定のために仕方がなく仕事をするとき。別に行きたくもない飲み会に参加するとき。このようなときに、自発的に自由を捨てています。 では、なぜ人は自由から逃走したがるのでしょうか。本記事では、

      • 「問い」を生きる

        人生は問いの連続です。問いを生きることが人生であると言っても過言ではありません。 私たちは日々問いを立てて考えています。今日の夕飯は何を食べようか、ラーメンがいいか、カレーがいいか。明日の休日は何をしようか…。人はいつでも問いに対して何らかの答えを出して行動しています。 そして時々、人生を左右するような大きな問いに出会うことがあります。夕食や休日の予定が問いとは言えなくなるような大きな問いかけ。そんなものにあなたも出会ったことがあるのではないでしょうか。 たとえば就職先

        • SNSで疲れきってしまったあなたへ

          SNSで常につながっていると、 自分自身に目を向ける時間が減る現代は、常に人とつながっている時代です。 SNSからは、人のキラキラした私生活の情報が24時間365日流れ込んできます。この過剰とも言えるつながりのせいで、自分自身のことを大切にする時間が減ってしまっているのではないでしょうか。 人に見せる自分だけを大切にして、自分自身をケアする時間をおろそかにしてしまっていないでしょうか。 自分自身を大切にする時間が減った状態では、誰しもが人から見られる自分を良くするためだ

          人間関係に疲れ切る前にやるべきこととは?

          人間関係で疲れ切ってしまうのは、オンの時間とオフの時間の切り替えがうまくいっていないからです。 オンの時間とは、人から見られたい理想の姿を演じる時間のことです。オフの時間とは、リラックスしたのんびりした自分で過ごす時間のことを指します。 前回の記事では、 オンの時間でいつづけてしまうために、人間関係に疲れ切ってしまう 人間関係をうまく保つためにはオンの時間とオフの時間のバランスを取ることが大切 ということをお話しました。 今回の記事では、 なぜオンの時間とオフの

          人間関係の疲れは、〇〇がうまくいっていないから

          「人間関係に疲れた…」という方、多いですよね。私も人に気を使ってばかりで、集団にいると疲れきっていることがよくあります。 では、なぜこんなにも人間関係に疲れてしまうのでしょうか。 理由は「オンの自分」と「オフの自分」の切り替えがうまくできていないからです。 この記事では、対人関係の疲れの原因である「オン」と「オフ」の切り替えについて探っていきます。 人から見られたい理想の姿→オン リラックスしたそのままの自分→オフそもそも「オンの自分」と「オフの自分」とはなんでしょう

          世界から本が消えたなら…?レイ・ブラッドベリ「華氏451度」書評

          華氏451度…何の温度が知っていますか? 華氏451度。それは紙が自然発火する温度です。この紙が燃える温度をタイトルにした小説があります。レイ・ブラッドベリ「華氏451度」です。 華氏451度では、本を所有することが禁じられたディストピアが描かれます。本を持っていることがバレたら家ごと、その人ごと燃やされてしまうのです。 そんな世界では、人はどう生きているのでしょうか…?しばし、華氏451度の世界を一緒に歩いてみましょう。 本を持つことを禁じられた世界で、 人々はどう生

          生きてる感じがしないなら、「自分会議」をしてみよう

          「毎日をなんとなくこなしているだけで、なんだかむなしい…」 そんな風に悩んでいませんか?僕も突然虚無感に襲われることがよくあります。 この虚無感は、目標がなく毎日を振り返る時間を設けていなから起こってしまうものです。 目標がないと日々の時間を何に使っているかがわかりません。毎日を振り返らないと自分がどんなふうに過ごしていたかもわからなくなってしまいます。 このような状況を改善するためには「自分会議」がオススメです。 このnoteでは、「自分会議とは?」や「自分会議を

          過去の思い出にとらわれて動けない人へ

          過去に嫌な思い出が突然フラッシュバックすることはありませんか? 僕はあります。 遥か昔の彼女に振られた時の記憶、バイトの仕事が全然うまくいかなかった時の記憶、最近知ったかぶって間違った用語の使い方をしていた記憶… これらの思い出が突然目の前に映像となって現れ、「ぐはぁ!!!」と胸が苦しくなることがよくあります。 では、これらの思い出とどう向き合えばいいのでしょうか。 大切なのは、「反省しても後悔しないこと」です。 反省しても後悔するべからず過去の嫌な思い出と付き合

          その悲しみは、あなたを否定するものじゃない。

          どうしても悲しみが頭を離れないこと、ありますよね。 そんな時、どうか自分自身を否定しないでほしいのです。 その悲しみはあなた自身を否定するものではありません 悲しみはただの「感情」悲しみはただの「感情」です。 感情は、考え方1つで変えられます。 感情は、ある出来事に対する考え方・とらえ方がもとになって生まれるからです。 人は、出来事が直接感情が引き起こしていると錯覚してしまうことがあります。 たしかに、普通に過ごしていれば出来事→感情といったような流れをたどるよ

          「時間がない…!」を解決する2つの考え方

          時間がない――。 この悩みは人類共通なのではないでしょうか。 そりゃそうです。人間には24時間しか与えられていません。その中でやりたいことは数限りなくあります。 寝たい、本を読みたい、ゲームをしたい、友達と遊びたい、飲みに行きたい、仕事もしなきゃ… そんなことを思いながら、せわしなく時間は過ぎていきます。 このような状況を少しでも改善し、自分の時間を増やすためにはどうしたらいいのでしょうか。 考えてみた結果、時間を増やすためには「時間それ自体の量を増やすこと」と「

          どうか、生き残ってくれないか

          人間社会は「上か下か」とか「勝ちか負けか」とか、そんなたいそうなものではないような気がしてきました。 人間社会はただの「生存競争」です。 人間社会という生存競争人として生きているから、無意識のうちに他の生物よりも優れていると考えることがあります。 動物にはない楽しみがあったり、苦しみがあったり。金儲けをしてみたり、仕事で大失敗をしてみたり。 でも、人の本質も結局は「生存競争」です。 いかに生き残るか、求められているのはただそれだけです。 なぜ人間社会は「生存競争」

          実績0の若手がチャンスをつかみ取る方法

          若手がチャンスをつかみとるのは、とても難しいことです。 実績もなければ経験もない。失敗の可能性も高い。そんな若手にチャンスを与えるのは怖いこと。 ですから、チャンスを与える側は、基本的にいつもと同じレギュラーメンバーと仕事をします。 そのため、若手にチャンスが巡ってくる機会は本当に少ないのです。 では、どうすればこの状況からチャンスをつかみとれるのでしょうか。 どうやら、若手は代打・代走でチャンスをつかむしかないようです。 若手がチャンスをつかむには 「代打・代走

          複雑極まりない世界でいきる思考法

          原因と結果を考えるだけでは、解決しない問題があります。 たとえば、コロナウィルスの問題や不登校の問題、地球温暖化の問題。 これらの問題は、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。そのため、「原因→結果」のように直線的に考えても解決策は見えてきません。 では。このような問題はどのように解決すればいいのでしょうか。 「システム論」という考え方が有効です。 システム論の考え方システム論は、全体を俯瞰し「要素」間の関連を把握するよう努める考え方です。 「原因」と「結果」だ

          『夢のその先』は、真っ暗闇なのかもしれない。

          今、夢を叶えようと努力をしている人はいますか? 受験に向けて勉強を必死で頑張っている人、就職しようと必死でインターンにかじりついている人、貧困のない世界を目指して起業しようとしている人… 夢を追っている時、誰もが輝いて見えます。 その輝きは、おそらく本人が一番実感していることでしょう。夢というまぶしい目的地を目指して走るのは、楽しく充実感が伴うものです。 しかし。 しかし、夢が叶ったらどうなるでしょう。 夢という光を掴む喜びは一瞬です。永遠には続きません。一度夢を

          グループ内での争いに悩んでいる人へ【集団形成のプロセスを知っていますか?】

          グループが形成されるプロセスを知っていますか? 成人がグループを作る時には、以下のような流れをたどります。 ①形成期 メンバー同士が互いに評価。自己紹介後で探り探りの状態 ②怒涛期 意見対立・緊張。さまざまな問題にぶち当たり、険悪な雰囲気になる状態。喧嘩もする。 ③規範期 リーダーが生まれる。リーダーを中心に物事に取り組めるようになる。グループが効率よく動けるようになってくる。 ④遂行期 役割関係の構築。明確な目標をシェアし、活動が活発になる。 (Tuckman