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エッセイ

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ワタクシ「はるう」が日常でふと思ったことを書いております。不定期更新。
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私の読書を取り戻す

私の読書を取り戻す

読書が好きです。
小さい頃から図書館に通っていたし、中学生の頃はハリポタ一色に染まっていたし、高校生になり途中で不登校になった時も救ってくれたのは本であり、読書でした。
いつしか本に関わる仕事がしたいと思うようになり、書評ライターという仕事も経験しました。
残念ながら書評ライターの仕事は縁がなくなってしまい、辞めざる負えなくなってしまったのですが、本の魅力を文章で伝える仕事は今でもしたいという熱意

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未来へのビジョン

未来へのビジョン

今月はお出かけが目白押しでした(自分的には)。
4年ぶりの推しのライブ参戦、仕事がきっかけでハマってちいかわの「ちい活」に勤しんだり、そのちいかわの作者さんの原画展示会に出かけたり。
とにかく下半期は自分的にはかなり外へ出たなあと振り返っています。

今日は今年の反省と来年のビジョンを一日中考えていました。
考えすぎておかげで夕方から偏頭痛に(気圧のせいもあったのですが)。
毎年この時期に反省して

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何がそんなに忙しいの?

何がそんなに忙しいの?

先日、妹から衝撃の事実を聞いた。
本を耳で聴く便利な「オーディブル」で、とある声優さんが朗読したものが倍速で聴くには合わずXで苦言を呈されていたらしい。
そのポストを朗読した張本人の声優さんが見つけてしまい、リポストしていたのだが、当たり前だけど声優さんなんだからおばあちゃんのセリフはゆっくりとおばあちゃんっぽく読むし、青年だったらハキハキと読むのは当たり前。
そのスピードやニュアンスの差が、倍速

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読むことしかできない

読むことしかできない

ここのところ、SNSで何もかも共有する世界に疲れてしまっている。
と、いうのも私は本が好きで、読んだ本をXとかThreadsとかInstagramに共有するのだけど、写真のセンスはないし、スマホでちまちまと文章(キャプション)を打つことが本当に苦手なのだ。
もちろん面白い本を共有して、次の読者に繋げる活動はしたいし、私の目標としては書評本を出版することだったり、アンソロジーを編んで出版することだっ

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ホームズ好きを名乗りたい

ホームズ好きを名乗りたい

ここ2日ばかり、仕事をしつつもよく動いた。
基本は在宅ワークでずっとパソコンに向かってるのだけれど、1年ぶりに美容院に行ったり(美容院に行くと必ず偏頭痛になるから、なるべく行きたくない)、偏頭痛なってしんどい体調をおして月末の猫たちのトイレ掃除&砂総替え(6個あります)をこなしたり、妹の部屋のベランダの片づけを手伝ったり(これがかなりの肉体労働だった……)。
疲れているはずなのに、夜中に何度も目が

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夢の点検

夢の点検

今週はずっと自分の目標について悩んでいた。
というか、今年に入ってからずっと同じことで悩んでいる。
繰り返し繰り返し自問自答をし、やっと答えが出たと思ったら気が付けば同じことで悩み、日記もそればかり。
「いい加減にしなさい!」と自分に言いたくなってしまうのだけど、でも将来についての悩みだからそうも易々と答えが出るわけでもない。

私は書評ライターをしていた時代があった。「あった」と過去形なのは、今

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読書だけだったあのころ

読書だけだったあのころ

私の読書のキッカケは、母が勧めてくれた偉人の伝記漫画からだった。
家の近くに大きな図書館もでき、2週間の期限に1人15冊借りることができたので、目一杯借りてとにかく読んだ。
偉人の伝記漫画の次は「学校の怪談」シリーズにハマって、怖いのが苦手なくせに「トイレの花子さん」とかを読んできゃあきゃあ1人で騒いでいた。
私が小学校2年生のときに「ハリー・ポッターと賢者の石」と「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

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【書評】とにかく見方を変えよう作戦『ミライの源氏物語』(山崎ナオコーラ)

【書評】とにかく見方を変えよう作戦『ミライの源氏物語』(山崎ナオコーラ)

源氏物語を実は読んだことがない。
何回かチャレンジしたことはあるのだけど、いかんせん長い。
あと口語訳が合わなかったのかかなり読みにくかったことに加えて、そこまで恋愛物語に興味がなかったのもある。
いや……だって……プレイボーイのラブストーリーなんか読んで何が面白いんだろうと思ってたんですよ、ごめんなさい。

と、まあ私の前置きは置いておいて。
この本は源氏物語を読んでいなくても大丈夫(フワッと「

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刺さる日本語と苦しいコナン愛

刺さる日本語と苦しいコナン愛

映像作品が苦手だ。
ここでいう映像作品とは、映画、ドラマ、アニメなどの映像で見る作品のことだ。
持病になっている統合失調症を発病する前から私はそういった映像作品が苦手だった。
何故かというと、耳で聞く日本語が刺さるからだ。
どういうことかというと、例えばラブストーリーの途中で恋人と喧嘩になるシーン。「あなたのことなんか嫌い」はまだいい。いわゆる罵詈雑言的な言葉の応酬になった日には、いくら作り物だと

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本の予約は未来の予約

本の予約は未来の予約

持病が悪化してなかなか外へ出かけることができなくなった。
それでもTwitterで日々本の情報を漁っているもんだから、欲しい本はわんさか増えていく。
そんな私にネット書店はやさしい。欲しい本はポチれば次の日には届くし、関連して「こんな本好きじゃない?」とおススメされた本が好みのツボを絶妙に抑えていて一緒に買ってしまうこともしばしば。
街の本屋が減っていくことが嘆かれているニュースを目にすることがあ

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【エッセイ】一生懸命ってかっこ悪い?

【エッセイ】一生懸命ってかっこ悪い?

妹の上司の娘さんの、友達の話。
娘さんの友達は東大の法学部を目指していたが現役合格が叶わず、一浪して今年また受験したそうだ。
結果は不合格。本当のところはよく分からないけれど、東大生なんて浪人している人はきっとザラで、一浪や二浪や三浪なんて当たり前で、もっと言えば現役合格する人って珍しい……?ぐらいだと私は思っていた。
だから娘さんの友達も一浪だけで諦めずまた東大を目指すのかな?と話しを訊いたら、

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「書評」は本を読む練習になる

「書評」は本を読む練習になる

ふと思ったことがあった。
例えば動画やSNSで本(小説とかエッセイとか活字の本ね)の紹介を見たり読んだりして、どれだけの人が興味を持った本を読み通すことができるだろうか、ということ。

「このあらすじめっちゃおもしろそう!」と思って、いざ本屋に行って、「これだ!」と見つけた本が五百ページだったら?三部作だったら?あるいは、もっと何冊も続くシリーズだったり、異常に字が細かかったり、二段組みだったら?

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ココロオドル方へ

ココロオドル方へ

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。

昨年は「私何やってたんだろう?」という一年だった。
何の達成感もない、何のカタルシスもない無為な一年。
何を頑張ったのか、何をやり遂げたかったのか。
記憶がほぼないというのが、恐ろしい……。

さて、毎年この時期に放送されるauのCMが私は大好き。
なんというか、「一年頑張ろう!」と思える歌が本当に素敵で、気に入った曲は買ったりして

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アイドルは有限だから推せる

先日世間を騒がせたジャニーズのキンプリ(King&prince)のメンバーのグループ脱退&退所騒動。
私もジャニオタなので相当に腰を抜かすニュースだった(ジャニオタじゃなくてもびっくりしたよね)。

ただ、ずっと世間の反応が腑に落ちなかった。
いや、反応というか尾の引き方がモヤモヤしていたのかな?

タッキーの退社とも重なり、ことが大きくなってしまうのも分かる。
結成してからまだ日も浅く、デビュー

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