mitsuki

中学〜高校時代に、想いのままに歌詞を書き残していたノートがあります。 いい大人になった…

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中学〜高校時代に、想いのままに歌詞を書き残していたノートがあります。 いい大人になった今、黒歴史ボックスにしまい込まれてましたが、あの頃の私の想いを昇華させてあげたいと思いnoteに残すことにしました。 あまりにもイタすぎる部分は大人の目線で訂正してます、ごめんねあの頃の私。

記事一覧

ゆめのふね

青い便箋の半分も埋まらないうちに あたしの言葉は尽きた この夜が終わる前に あたしの力も尽きた 夢見るわけでもなく ただ目をぎらつかせて信じてた頃 何を忘れようと …

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3年前
1

はんぶんこの月

ふと我にかえったら 立ち止まったままのあたしの背中 あれからどうして 思い出ばかりキラキラして あたしを縛りつける 心地よい 恋の痛みは続く もうずっと昔に 憧…

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3年前
2

冬空と赤い糸

たぐりよせたその先に きみがいないことわかっていたよ ひとりよがりの夜 記憶をたどる ねぇ もうすぐ冬が終わりそう この空ももう少し あたたかくなるかな そうした…

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3年前
4

シチリア

あこがれてしまうのはいつも  少し昔のあなた 名付けるのもためらうような恋をして 密やかに綴った窓際の机 広がるあなたの脳内は 世界地図を超える 流れ星 歌声にのっ…

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3年前

はなうた

あなたがいれば あたしは無敵 誰かの悪口なんて意味を持たない あなたの歌があれば 明日も平気 煩い世界から目をそらせる 優しく歌ってよ 外は雨だよ 曇りきったレン…

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3年前

春光

絶え間ない光を浴びて 生きてきたあなたは あたたかで華やかで 美しいひと 愛されるために 生まれてきたあなたを 私はまんまと愛し 囚われている 他の誰でもなく 私…

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3年前
1

きみの傘

あいつはダメなやつなんだと 誰かがまた諦めた 予報はずれ いじわるな雨だ レンゲの花びら ふくらんではじけた だから私は 走るつもりだ 見えない虹を追いかけていた…

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3年前
3

短歌 冬の空を見上げて

午前2時 キッチンに立ち尽くしてたのは 差し込む月に見惚れていたから わたしならこう繋ぐのにとおもうけど それを双子とかには例えられない 窓ガラス 冷たさばかり染…

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3年前

season

その背中に背負ったものを 少しだけここに置いていきなよ その足の向かう先には 確かな明日が広がっていて 君は歩いていくんだ あたしのいるここを 振り返ってはいけな…

mitsuki
3年前

8時4分

しとしと雨降り あなたのいない街 なんら変わらない 三月の景色 空を越えて 海さえ越えて 言葉だけでも届くように 白い光に委ねていた まだ浅い春の訪れ チョークでな…

mitsuki
3年前
3

やさしい気持ち

わがままゆってごめん 試すとかじゃなく ぶつけてみたんだ 初めて許してくれる君に 深い深いよるに  明かりを灯すように あたしの胸はいつも 切ない涙消化されずに 独…

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3年前
1

無題

突然の通り雨で あわてて買った傘がもう邪魔だ 骨がきしんで 砕けた視界のまま 浮かんだ虹さえ見失った 結局ひとりのままでいいと さらり さらり かなしいうた テー…

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3年前

こうして帰ってきた

入り口で見かけたあの人は よく笑い歌う素敵な人でした すれ違う肩は振り向きもせず 影だけ横目で焼き付けた 迷わずここから走り出すこと そっと立ち止まり 数えること …

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3年前

砂ぼこり、けぶる坂

細くたくましい腕に 甘える夢を見た かなしいな ただひとつ喜べるのは その唯一の光が 今もどこかで強く 生きていること あれから どんな世界も 私になにも遺してはくれ…

mitsuki
3年前
2

バイバイ、またあした

チャイムが鳴るまで あと少し 息をひそめて 走り出した僕らは 校庭の隅消えてく なんのためにこうして机並べてるかなんてね 構わないくらい こんなに笑顔溢れてる バ…

mitsuki
3年前
2

朝焼けの行方

まだ眠る街の屋根を見下ろして走る列車は 凍る空の空気など 気づかないほどせわしい ホームに佇む影がひとつ 白い息は眩しさに消えた さっきまでの夢の場面が 胸の隅に息…

mitsuki
3年前
2
ゆめのふね

ゆめのふね

青い便箋の半分も埋まらないうちに
あたしの言葉は尽きた

この夜が終わる前に
あたしの力も尽きた

夢見るわけでもなく
ただ目をぎらつかせて信じてた頃
何を忘れようと
あの日泣いた理由だけは忘れない

ゆうだち いぬごや つぶれた まきがい

すいちょく かさしぶき こどくは あこがれ

夢の船 欲張りすぎて 凪いだ海の底沈んだ
約束、と繋いだ手は 重たくてうんざりしてたけど
それだけがきっと生き

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はんぶんこの月

はんぶんこの月

ふと我にかえったら

立ち止まったままのあたしの背中

あれからどうして

思い出ばかりキラキラして

あたしを縛りつける

心地よい 恋の痛みは続く

もうずっと昔に

憧れていた その横顔

まっぷたつに割れた月

もうひとつは きみにあげる

その光でまたいつか

会えるような気がして

幾度も繰り返したさよなら

今夜もまた何も言わず

あの日のあたしを置き去りにするなら

いつかも求めた

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冬空と赤い糸

冬空と赤い糸

たぐりよせたその先に
きみがいないことわかっていたよ
ひとりよがりの夜 記憶をたどる

ねぇ もうすぐ冬が終わりそう
この空ももう少し あたたかくなるかな

そうしたら 
きみとつくった雪うさぎも
溶けてしまうね
とおいとおい昔の話

会えないよ この白い空の下
太陽ばかり冷たくて 吐息が凍る
この手に絡み付いた 赤い糸は
氷点下の空にかすんで消える

ねぇ もうすぐ冬が終わりそう
待ちわびた雪は

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シチリア

シチリア

あこがれてしまうのはいつも 
少し昔のあなた
名付けるのもためらうような恋をして
密やかに綴った窓際の机

広がるあなたの脳内は 世界地図を超える
流れ星 歌声にのって あたしは旅をした

いつかたどり着いたら
抱き合って溶けてしまいたい
音の波 酔いしれて
吐き出した あれこれ
この小さな手を見つけて

浮ついたままでいました
あの夏が来るまでは

書いても書いても届かない手紙
放り投げて明かり

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はなうた

はなうた

あなたがいれば あたしは無敵
誰かの悪口なんて意味を持たない

あなたの歌があれば 明日も平気
煩い世界から目をそらせる

優しく歌ってよ 外は雨だよ
曇りきったレンズで覗いている

あなたがいるから あたしは強い
高くのぼる雲 あなたの歌があれば

優しく歌ってよ もうずいぶん経つよ
晴れない空は 誰のせいだとつぶやいた

優しく歌ってよ 頭の悪いフリは飽きたよ
もうずっとずっと前に
そこにいな

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春光

絶え間ない光を浴びて
生きてきたあなたは
あたたかで華やかで 美しいひと

愛されるために 生まれてきたあなたを
私はまんまと愛し 囚われている

他の誰でもなく 私だけに笑って
そうでなきゃこれ以上 穏やかでいられない

春の風を知るより先に
私は埋もれてしまうだろう

髪をとかして笑ってみても 

扉を叩くのは
知らない大人と いらない手紙

きみの傘

きみの傘

あいつはダメなやつなんだと
誰かがまた諦めた

予報はずれ いじわるな雨だ
レンゲの花びら ふくらんではじけた

だから私は 走るつもりだ
見えない虹を追いかけていたの
きみは優しかった
とても優しかったから

この世の広さを思い知って
私はいくつも諦めた

きみが差し出した大きな傘は
広すぎて1人じゃ心細い

だけど私は走り始める
ずぶ濡れの世界をどこまでもいける
きみが優しかった
それを覚えて

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短歌 冬の空を見上げて

午前2時 キッチンに立ち尽くしてたのは
差し込む月に見惚れていたから

わたしならこう繋ぐのにとおもうけど
それを双子とかには例えられない

窓ガラス 冷たさばかり染みるのに
頬までつけて夜の声を聞く

目を凝らすほどに 消えそうになったり
ついにはふるふる動き出す星

耐えきれず落ちる冬窓の結露のような もう無い星の煌めき

season

その背中に背負ったものを
少しだけここに置いていきなよ

その足の向かう先には
確かな明日が広がっていて

君は歩いていくんだ
あたしのいるここを 振り返ってはいけない

さよならと言った君を ただ見送ったわけじゃない
さよならと言った君を 追いかけられず立ちすくんだ
葉桜の下で

あれから少し あたしは歩いて
それを追い越すように季節はまた巡り

この足はまだ頼りなく
道のない道 歩いてるけど

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8時4分

8時4分

しとしと雨降り あなたのいない街
なんら変わらない 三月の景色

空を越えて 海さえ越えて
言葉だけでも届くように
白い光に委ねていた
まだ浅い春の訪れ

チョークでなぞる線で繋ぐ 幼い歌声
窓の外 今日と同じように 雫が流れてた

桜の花もとなりで見れない
まだ、咲かない
咲けないでいるのは私

しとしと雨降り あなたのいない街
いつものように通り過ぎる 光のない朝に

別れは美しい詩だけ残して

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やさしい気持ち

やさしい気持ち

わがままゆってごめん 試すとかじゃなく
ぶつけてみたんだ 初めて許してくれる君に

深い深いよるに 
明かりを灯すように
あたしの胸はいつも
切ない涙消化されずに

独りじゃないと わかってるから寂しくなる
こんな夜に君の名を想える幸せをね

夢の中で 夢の中で 笑ってた
夢の中で 夢の中で 泣いていた?それでも
目を覚まして 君はいなくとも
やさしい気持ちになるよ

強がりゆってごめん 本当はね

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無題

無題

突然の通り雨で
あわてて買った傘がもう邪魔だ

骨がきしんで 砕けた視界のまま
浮かんだ虹さえ見失った

結局ひとりのままでいいと
さらり さらり かなしいうた

テールランプ数えるのも もう飽きたし
そろそろ帰ろうか

愛情なんてかんたんなもの
少しの知恵と妥協があれば

遠い昔に見た
しゃぼん玉みたいな色した
あの あたたかさはどこだ

小回りがきいてコンパクト
どこにも行けるこのからだが好き

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こうして帰ってきた

入り口で見かけたあの人は
よく笑い歌う素敵な人でした
すれ違う肩は振り向きもせず
影だけ横目で焼き付けた

迷わずここから走り出すこと
そっと立ち止まり 数えること
いつまでも変わらない空の青さ
一体なにが正しいの

さよならをしたはずの
あの森にダメだまた迷い込む
まっさらな私には
戻れない 耳を塞いでも

昨日を悔やんだり
明日に怯えて泣くより
ずっと意味のあること

あなたの声に耳を澄ませて

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砂ぼこり、けぶる坂

砂ぼこり、けぶる坂

細くたくましい腕に
甘える夢を見た
かなしいな

ただひとつ喜べるのは
その唯一の光が
今もどこかで強く
生きていること

あれから どんな世界も
私になにも遺してはくれないけど

振り向き振り向き歩くたび
八重歯のぞく笑い顔が
私をなだめるのだろう

真似してふかしてはむせかえって
煙たげなこの部屋を
いつか出ていくから

振り向き振り向き帰っていく
頼りない影を揺らしてた
私の背中を忘れないで

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バイバイ、またあした

バイバイ、またあした

チャイムが鳴るまで あと少し 息をひそめて
走り出した僕らは 校庭の隅消えてく

なんのためにこうして机並べてるかなんてね
構わないくらい こんなに笑顔溢れてる

バイバイ、またあした があるうちに
もっともっと 話をしようよ
バイバイ、きっといつか忘れてしまう
昨日の話 笑った理由
叶わなかった恋のことも

飛ばした手紙も丸まって 胸の奥の方
むだ使いした時間 悔やみつつも憧れた

そうして掴ん

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朝焼けの行方

朝焼けの行方

まだ眠る街の屋根を見下ろして走る列車は
凍る空の空気など 気づかないほどせわしい

ホームに佇む影がひとつ
白い息は眩しさに消えた
さっきまでの夢の場面が
胸の隅に息づいたまま

トゲの生えた寂しさも
独りの夜のせいにして
もう少しだけ優しく
君に笑えたら

踏み出すタイミングと
朝焼けの行方を
1人考えてたよ

まだ知らないことばっかりだ
この先どんな道歩もうとも
望むものはひとつ

この肩に染

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