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ゆめのふね

青い便箋の半分も埋まらないうちに
あたしの言葉は尽きた

この夜が終わる前に
あたしの力も尽きた

夢見るわけでもなく
ただ目をぎらつかせて信じてた頃
何を忘れようと
あの日泣いた理由だけは忘れない


ゆうだち いぬごや つぶれた まきがい

すいちょく かさしぶき こどくは あこがれ



夢の船 欲張りすぎて 凪いだ海の底沈んだ
約束、と繋いだ手は 重たくてうんざりしてたけど
それだけがきっと生きる意味だった


守るものも 守られるものも
極力少ない方がいい

全て使い果たして生きるなら


せんりつ つないだ あわれ うきしずみ

うつつに あいのそら こどうは なみのま



夢の舟 漕ぎ出した日は
柔風の空 気まぐれた言葉

空想ふける夏の夜は 
虫の声さえ優しくて

今見える空が全てと
疑う理由もなかったね



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年明けてしばしサボってしまった。。

小学校からの幼なじみがいて、その子といつも書いた詩を見せあってました。
中学・高校まで続いてたかなぁ。お家に泊まりに行くたびに見せ合うのが楽しみだった。

そんな彼女は結婚して旦那さんの地元に行ってしまいました。

夏の夜のお泊まり、楽しかったなぁ。