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シチリア

あこがれてしまうのはいつも 
少し昔のあなた
名付けるのもためらうような恋をして
密やかに綴った窓際の机

広がるあなたの脳内は 世界地図を超える
流れ星 歌声にのって あたしは旅をした

いつかたどり着いたら
抱き合って溶けてしまいたい
音の波 酔いしれて
吐き出した あれこれ
この小さな手を見つけて

浮ついたままでいました
あの夏が来るまでは

書いても書いても届かない手紙
放り投げて明かりを消した

知ったふりをした海の名前は
妄想の檸檬色
眠さまで吹き飛ばすよな
まぁるいギター

いつかたどり着いたら
飲み干して 笑ってやりたい
はるか先をゆく その背中を見つめながら
声だけでキスしよう

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好きな曲を聴きながら

その歌声に想いを馳せて

妄想に浸る夜。

最高だったな。

そのまま寝落ちして夢の世界へ。

おやすみなさい。

Mitsuki