マガジンのカバー画像

人財育成

87
人財育成やチームビルディング、リーダーシップについてまとめています。
運営しているクリエイター

#部下指導

どうあればハッピーか?〜ゴールを決める〜

どうあればハッピーか?〜ゴールを決める〜

「どうあれば◯◯さんにとってハッピーですか?」
「どうしたいたいですか?」
個別セッションはじめ、ある課題を共に解決する時にまず確認することは「ゴールを決める」こと。限られた時間をより有効に使うためにも、ゴールは何かを互いに理解していることは重要なポイントです。「何のためにやってたんだっけ?」と迷子にならぬよう、早い段階で確認できるといいですね。ゴールを決めるについて綴ってまいります。

会話では

もっとみる
こちらの都合で決めつけない

こちらの都合で決めつけない

「まだ2歳なのでわからない」
「何度も同じこと言ってるのに変わらないから」
子育てや部下育成に関わっていると、その変化がすぐにみてとれず育てる側が半ば諦めた気持ちになることがあります。私が子育てや育成の時などに大事にしているのは、こちらの勝手な決めつけで相手の成長の機会を奪わないこと。こちらの都合で決めつけないについて綴ってまいります。

わかるかどうかを決めつけない
あるセミナーで若いママから

もっとみる
うっかりミスが多い部下への指導法

うっかりミスが多い部下への指導法

「よくミスするんです」
特に難しい手続きはない事務処理だけど、うっかりミスを繰り返してしまう。そんな部下にどのような指導をしていますか?「ミス多いから必ず確認するように!」という激励だけでは、行動変容につながらないかもしれません。うっかりミスが多い部下への指導については行動に着目すること。そんな部下指導のポイントについて綴ってみました。

困り感として認識を促す
社外メンターとして個別セッションを

もっとみる
背中を推す

背中を推す

「行動を足踏みしてしまいます」
ひとまず行動をしてみたものの、急に不安が沸き起こったかと思うと今度はその不安で頭がいっぱいになり、身動きがとれなくなったというご相談がありました。ちょっとした勇気がほしい、背中を推すことで迷いなく進んでいけるようです。そんな「背中を推す」について綴ってまいります。

自信を求めている
社外メンターとして1on1に携わっておりますが、その内容は、事前に課題を整理してそ

もっとみる
「わかりました」の現在地を知る

「わかりました」の現在地を知る

「何度か同じ注意をしているのですが、直りません。本人は注意したら『わかりました』とは言いますが...どうしたらいいでしょう?」というご相談をしばしうけることがあります。注意された方から「わかりました」の返事はあるものの行動変容がない。そんなお悩みは多いのではないでしょうか?そんな時の対処法について綴ってまいります。

「わかりました」「大丈夫」は要注意ワード管理職や上司として指導や注意をした後、部

もっとみる
メンバーとして主体的に動く

メンバーとして主体的に動く

「組織の一員という自覚を持ってほしい」
「自分ごととして捉えてほしい」
リーダーや管理職の方から多いご相談です。チームや組織が一丸となって取り組むフェーズにきているけれど、担当者以外はそれに見向きもしないというのは以外にありがちかもしれません。メンバーが課題に対して主体的に行動するためにやるべきことを綴ってまいります。

主体的に行動するのは「痛み」か「快楽」か
「なんで誰も動こうとしないんだろう

もっとみる
信頼関係を築くコミュニケーションの原則その3

信頼関係を築くコミュニケーションの原則その3

「なかなか思ったとおりに相手に伝わっていない」「違った反応をしている気がする」というお悩みはありませんか?管理職や経営者が身につけたい重要なスキルのひとつコミュニケーション力。人間関係や信頼関係を構築する上でも大事な基盤となるスキルです。職場内で、仕事の成果に直結させるためにも前提となる信頼関係を築く上でも欠かせないコミュニケーションの原則について綴ってまいります。

コミュニケーションの原則その

もっとみる
納得のある説得を

納得のある説得を

「相手を納得させるのが難しい」「気がつくと説得になっている」...
相手と意見が相違する時に一方的ではなく、相手の納得感があるように説得することが重要ですが、相手との関係において優位性がある場合は特に、話の進め方は注意が必要です。押しつけにならない納得感のある説得について綴ってまいります。

説得とは相手と意見が相違するのは自然にあることですが、自分の考えや意思をわかってもらいたい時、どうしても双

もっとみる
木を森もみせる

木を森もみせる

「何をやっているのかわからない」「言われたことだけやればいいんですよね?」という残念な言葉を面談の中で聴くことがあります。ややもするとやる気がない、自主性がないという言葉で片づけられそうですが、人財育成の観点からすると、何をすべきかが届いていないのでは?という疑いの可能性があると感じています。部下指導や育成の際のポイントである「木も森もみせる」について綴ってまいります。

木を見て森を見ず「木を見

もっとみる
人財育成:フィードバック

人財育成:フィードバック

「フィードバックが凡人を一流にする」とは、「マネジメント」の著者ピーター・F・ドラッカーの名言ですね。私も人財育成に関わる上で、また子育てする上でもとても大事にしているスキルのひとつです。良好な人間関係や信頼関係を築く上でもぜひ身につけたい「フィードバック」について綴ってまいります。

フィードバックとはフィードバックとは、英語で「feedback」。日本語訳では、

1.(成果などについての)意

もっとみる
人財育成:教える

人財育成:教える

部下が思ったとおりに動かない、言ったこともできない、違ったことをやっている...管理職や部下をもつと不満やイライラのご相談も多く聞こえてきます。その内容を伺っていると、たしかに相手の改善すべき点はありますが、それよりも教え方にも問題があるかもしれません。今回は、人財育成に不可欠な「教える」のポイントについて綴ってまいります。

教えるは技術そもそも「教える」という行為は、いわゆる技術です。やってい

もっとみる
セルフマネジメント力をつける

セルフマネジメント力をつける

なんとなく調子がいい、ちょっと気が滅入っている、なんだか身体がだるい...今のあなたはどんな状態ですか?
できることならいつもいい状態でいたい、と誰もが願うものではないでしょうか。自分の状態によってパフォーマンスにかなり影響を与えるものです。
よいパフォーマンスを発揮する、成果をあげるために私が実践しているセルフマネジメントについて綴ってまいります。

セルフマネジメントとは無縁のサラリーマン時代

もっとみる