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読むことと書くことと

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大切にしたい「読み書き」のこと
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2024年6月の記事一覧

紙の本が、私は好き

紙の本が、私は好き

古本屋と書店をはしごして、本を買った。

以前のnoteで私も取り上げた、文庫版「百年の孤独」の出版反響はすごいらしい。
発売日の前からAmazonランキング1位を獲得。発売翌日には重版が決定したという。

思わず奥付の出版年月日を確認した。

どれほどの人が、この本を手にしたのか。
書店で真新しい文庫本を手にして、同じようにいまこの本を手に取っている日本中の人たちへしばしの間、想いを馳せた。

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1年で100冊本を読む人になりたい

1年で100冊本を読む人になりたい

1年で100冊本を読む人になりたい。
とか思っているうちは、にわか読書家なのかもしれない。
きっと本当の読書家は、いちいち読んだ本の冊数なんて数えないのだろう。

だけど私は明確な目標が好きなのだ。
だから、1年で100冊本を読む人になりたい。

私が本格的に本を読み始めたのは5月だから、12月までの8ヶ月間で考えることにする。
1年で100冊が目標なら、8ヶ月で67冊といったところだろうか。

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101日目のあたまのなか

101日目のあたまのなか

「毎日投稿やめます」
と宣言したばかりなのだが、1日あけて、さっそく筆をとっている(キーボードをたたいている)。

スキやコメントをくださったみなさま、ありがとうございます!とても嬉しかったです。

さて、昨日は101日ぶりの文章を書かない日だった。

そして気が付いた。私の頭の中の訪問者に。

何気ない瞬間にそれはやってくる。
たとえば車をすいすいと走らせているとき、仕事で単純作業が続くとき、キ

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noteに深く御礼を

noteに深く御礼を

3月16日から1日1投稿を続けて、今日で100日。
もともと「毎日投稿しよう!」と始めたわけでなく、なんとなく投稿を続けていたら毎日になっていたというぬるっとした始まり方。
それでも、100日続けられたことが、シンプルにうれしい。

100日間のあいだに、たくさんの方に文章を読んでいただき、たくさんのスキやコメントをいただきました。
通りすがりに文章を読んでくださった方、いまも毎日読んでくださって

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好きを散りばめて

好きを散りばめて

暇さえあれば好きなことをしている、と思う。

朝起きてラジオを聞きながらお弁当を作る。
ラジオもお弁当作りも好き。

朝ごはんにお粥を作って食べる。
余裕があったらコーヒーを淹れる。

運転しながら本を読む。

お昼にはお弁当を食べながら本を読む。
まちなかに勤め始めたから、お昼は美味しいランチを食べたいな、なんて思ってたけど、自分の作るお弁当以上に食べたいものが今のとこない。

帰ったらノンアル

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届くべきところに言葉が届いたと知った日

届くべきところに言葉が届いたと知った日

昼前、能登でお世話になった方から嬉しい知らせが届いた。

「Haruちゃんのnoteをみて、新しい能登留学生がエントリーしてきてくれました。」

マガジンにもなっている「能登で暮らしたはなし」のことだ。

noteでたまたまこれを読んで、能登に行くことを決めた大学生がいるという。

先日、私と同じく能登留学を体験した人と話をする機会があった。
インターンの時期も内容も違かったんだけど、私たちの間で

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雨降りの朝の旅

雨降りの朝の旅

雨降りのあさは、早く家を出ることに全力を注ぐ。
訳がわからないほど、渋滞するから。

だから今日は5時半起き。
しとしとと雨降りの音を聞きながら、お弁当を作り、コーヒーを淹れて朝ごはんを作る。

起きてきた子どもたちと朝ごはんを食べて、身支度をして、家を出る。
7時半。好タイム。

保育園へ向かう道が渋滞30分。
そこから職場まで、また渋滞30分。

だけど私には積読があるから怖くない。
幹線道路

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言葉の魅惑

言葉の魅惑

今日は住宅展示場のパンイベントに駆り出され、休日出勤。
イベント出店は慣れているから、どんとこいという感じ。

しかし、非常に暇なイベントであった。
どのくらい暇かというと、暇に耐えかねた私が本を開き、「国境の南 太陽の西」をまるまる一冊読了してしまうくらい暇だった。
どうにかしている、色んな意味で。

まぁ、住宅展示場という性質上仕方ないのだろうか。
出品しているパンは住宅展示場の買取であるから

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ころがろう書店の定期便|檀流クッキング

ころがろう書店の定期便|檀流クッキング

ときめきのままに契約した「ころがろう書店の定期便」。

6月分が届いた。
契約したとき以上のときめきとともに。

一人一人に合わせて選書し、本当にお勧めする本を送ってくれる。
これほどときめくサブスクがあるだろうか。
この時点で私の幸福度はほぼマックスまで跳ね上がっている。

そして、選んでいただいたのはこちらの本。
ちなみに読み途中。

文壇随一の名コックといわれる檀一雄の、レシピ本。
レシピ本

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新しい積読方式の提案

新しい積読方式の提案

積読書のはなし。
本棚の積読書は言わずもがな、しかし私の一押し積読方法は
「車に積読方式」。

いつだったかのnoteに書いたのだけど、私は赤信号で本を開くドライバーである。
このドライブ形式をとりはじめて2ヵ月たつのだけど、車に積読方式、なかなか良い。
おそらく戸惑われるであろうこの習慣の良さを紹介する。

①黄色信号で確実に止まるようになった

今までは、車の運転は目的地に到着するための手段で

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想像力は愛

想像力は愛

詩人の高村幸太郎が、妻である智恵子について詠った詩集「智恵子抄」に掲載されている詩の一節である。
精神分裂症(今でいう統合失調症)を患った智恵子は、故郷である福島の自然を恋しがってこういったという。

智恵子は療養のため、夫と離れて福島に滞在している期間が長かったのだが、高村が智恵子と過ごした福島での時間をうたう詩もある。

「あどけない話」の詩からは、智恵子のいう「ほんとの空」がわからないという

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本にときめく

本にときめく

友人に素敵な古本屋さん「ころがろう書店」を教えてもらい、ホームページを見ていたら素敵なものを見つけてしまった!

古本の定期便

日本近代文学付近で、店主の独断と偏見で選定される本が、定期的に自宅に届くという素敵システム。
300円という価格設定が絶妙で、さっそく月に一度の定期便で注文した。

私はお店に行ったことがないから、顔も名前も知らない人に本を選んでもらうことになる。

ときめきだ。
どん

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