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雨降りの朝の旅

雨降りのあさは、早く家を出ることに全力を注ぐ。
訳がわからないほど、渋滞するから。

だから今日は5時半起き。
しとしとと雨降りの音を聞きながら、お弁当を作り、コーヒーを淹れて朝ごはんを作る。

起きてきた子どもたちと朝ごはんを食べて、身支度をして、家を出る。
7時半。好タイム。

保育園へ向かう道が渋滞30分。
そこから職場まで、また渋滞30分。

だけど私には積読があるから怖くない。
幹線道路に永遠に続く赤いブレーキランプを眺めつつ、本を読む。
全然車は進まない。
私の読書は、ますますはかどる。

ちなみに今はこれ。

三浦しをんが、自身の好きな本について熱量高めに前のめりに語るエッセイなんだけど、紹介される本に読みたいものが多すぎて、付箋だらけになってしまった。

のんびりのんびり、本を読みつつ車を進めて、職場到着8:30。
コンビニでコーヒーを買い、車の中でさらに10分読書タイム。
思わず漏れる、「幸せだぁ」。

それからそっと本を閉じ、私は仕事に向かう。
1日の活力を本からもらう。


雨の日の朝は早い。
早起きをして、本を携え早く家を出れば、あとはゆったりとした車と読書の旅である。

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