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何気なくかけ離れた日常

自分探しの旅 in アメリカ第9話

前回のストーリー

Lenの家で、約2週間過ごす事になったが、Lenもシェアハウスのメンバーも皆んな大学の授業があり昼間は外に出かける。自分も「何かしよう!」と思ってはいるが何をしたらよいのか分からず、散歩してCoronaビールを呑んんだり、ベランダで本読みながら日光浴して時間を過ごしていた。

しかし、今自分がしている事が日本にいる時には考えられなかった。「暇な時間、何もしていない時間は、もったいない!」と思っていた。

日々何かに追われて、予定を作ってそれをこなす日々だったので、暇がなかった。

だから、Lenの家に来て、暇な時間しかなくて困った。暇な時間をあまり経験した事がないし、ましてや言葉も違い、知らない場所で、何をどうすれば良いのか分からず、3日間くらい散歩してビールの日々を繰り返した。
たまに、休みのメンバーがいると映画館に連れて行ってくれたり、ご飯に行ったり、ロサンゼルスに遊びに行ったり、一緒に遊んでくれた。

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Lenの家に来てから、5日が過ぎ、シェアハウスのみんなとも仲良くなってきた。韓国人のWonjの部屋に入り話していると、映像クリエイター?イラストレーターとかAdobeを使って作業をしているらしい。自分の父もAdobeを使った仕事をしているので、少し興味があった。
色々話していると、「晴のパソコンでもAdobe使えるようにしてあげる」と言うので、任せていると、1時間でAdobeが使えるようになった。笑
年も2,3才しか変わらないのに、自分でやりたい事をやって、それを仕事にしているWonjが羨ましかった。尊敬しているし、自分もやってみようとモチベーションにも繋がった。

WonjからAdobeを教えてもらい、イラストレーターで自分で何かをデザインしてみる事にした。

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やってみたい事ができた!

イラストレーターで、自分の創造したものを作る。それだけだが、自分にとっては大きな変化だ。それから日本に帰国するまで毎日のようにイラストレーターを開き、独学でデザインした。その時間がとても楽しかったし、夢中になれた。

大学でテニスをやめてから、何も気にせずに、なんとなく生きてきた。だけど、「何かに挑戦してみよう、行動しよう、今の自分を変えたい」という気持ちは強く持ち続けた。

そして、巡り巡ってアメリカのシェアハウスの中で、今自分がやってみたい事に出会えた。自分探しの旅で、自分の事は余計分からなくなって行ったが、常に新しい事を取り入れてきたから、「新しい事、初めて、最初」という場面でも、なんとか自分から率先してやる事ができた。逆にそれしかしてこなかった。笑

何か少しでも行動にしてみる事が、今の自分を変える最初の一歩なのかもしれない。やりたい事をやっている誰かに話を聞くでも、誰かに助けを求めるのも、最初は、不安かもしれないけど、実際にやってみたら、「あれ、全然大丈夫じゃん、自分でもできるじゃん!」ってなる。

パソコンのアプリを使った事なかったし、イラストレーターなんて使うとも思っていなかったのに、Wonjに話しかけた事がきっかけで興味を持ち、やってみたら、夢中になっていた。

夢中になれる事がなかった人が、夢中になれる事をやっている人に変わった。何気ない日常から、今の自分を変えて、かけ離れた日常に変化した。

最初のきっかけは、話してみる事。

話してみる事に、なんとなく不安はあるけど、それを乗り越えれば、
"今を変えるきっかけが待っているかもしれない"

以外に話してみたら、「大丈夫だった」と思うから安心して!


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今、何かに挑戦したいけど迷っている、やりたい事が分からない、自分を変えたい、だけどどうすればよいか分からないと悩んでいる方へ

まずは、その気持ちを私たちに話してみてください。
一緒に、あなたの可能性を考えてみてはいかがでしょうか?

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自分の本当にやりたい事探しの冒険 
ビジョンクエスト

自分のやりたい事探しの冒険参加者の冒険談

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