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動画盆栽シリーズ #1工業水槽
妄想風景を再現する実験企画、「動画盆栽」。初回は工業地帯のマンションから眺めた景色をモチーフにしています。
空が水だったらもっと日常が楽しいのではないでしょうか。
或る男 ~新・東京ポチ袋短編①~
『今回は私どものインタビューに答えてくださりありがとうございます。ここで質問ですが、普段はどのような生活をなされていますか。』
「私は仕事の都合上、家でもできますので基本的には家で仕事をしています。妻は外に出て働いていますので、子供の面倒は、日中は私がよく見ます。」
『仕事の時間とかはしっかりととれるのですか。』
「去年までは下の子が二歳だったこともあり、朝九時から十一時半まで仕事をして、そ
盆栽を買う日は何時ぞやになるのか。
―私は初めて畏怖の念を抱いた。
これはある日のことである。その日は寒風吹き付ける如月には珍しく、晴れ渡り気温も高く春を思わせるような気候であった。
ここのところ社会の荒波に揉まれ、現実に向き合うことに嫌気をさしていた。だからこそ普段見ることが出来ない、美しいものを自分の目に焼き付けたかったのである。その時の気候は私の心意気を歓迎しているように思えた。
実を言うと盆栽を見に行っていたのである。そ
地図を見るということは最高のロマン巡りである
地図を見ながら飯を喰らう。それが私の休日の朝である。そしてあてのない旅行計画を練る。前々からではあるが、北海道は根室近くの春国岱に足を運んでみたいと思っているのである。
衛星写真からは本州では見られない独特の地形が見られ、またそれに付随した現地の写真も美しく、これはまさしく恋だと思うくらいにはずうっと見ていられる。
さてタイトルの話である。ロマン巡りとはどういうことなのか。
見たこともない地形を
スピーチと女子のスカートは短い方が良いという話
何文字でも書ける白紙の環境に辿り着いたはいいが、結局何を書くべきか迷っている。非常に困った。特に方向性や題材を決定するでもなく、気の向くままに興味を持ったことが失敗であった。もう少し足りない頭で考えればよかった。幸い今は流行性のウィルスに侵されているため嫌という程時間はあるのだ。それなのにどうしてだろう。ほんの少し考えればよかっただけではないか。どうやら病気は脳にまで進行していたようである。
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