「THE FIRST TAKE」でも披露・GLAY「BAD APPLE」に発見した今を生きるヒントと「モヤモヤ成仏ノート」
8月18日は、2021年にGLAYが59枚目のシングル「BAD APPLE」を発売した日です!
はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」や「スキ」ありがとうございます!
私のnoteでは毎回大好きなGLAYやラジオについて語っています。
今回は「BAD APPLE」がテーマです。
<最初に読みたい、私とnoteの軌跡>
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【GLAY「BAD APPLE」とは?】
1年前の今日発売の59枚目のシングル「BAD APPLE」は全5曲入り。
以前の記事でも書いた、5ヶ月連続の新曲配信リリースの第4弾でもある。
新曲が2曲。HISASHIさんが藍井エイルさんに楽曲提供した「シューゲイザー」のセルフカバー。
そしてGLAYアルバム「MUSIC LIFE」収録曲アレンジ違いの「妄想コレクター」や、GLAYデビュー前の曲「Angelus」を今のアレンジで収録。
その中でも表題曲「BAD APPLE」はミディアムバラード。
タイトルのイメージについてTERUさんはこう語る。
個人的な「BAD APPLE」ポイントは、
・初の全てがリモートレコーディング
・Tomi Yoさんの存在
・触りたくなるCD(ジャケット写真、歌詞カード等)
・歌詞がこのご時世だからこそ
・後日ファーストテイクでも歌唱
・アルバム未収録曲「SHINING MAN」
・特典DVDの映像(「日比谷音楽祭2021」ほか)
この頃のGLAYについては、私がnoteデビューした記事でも記した。
どうしても長くなってしまうので、今回は「BAD APPLE」をメインに語りたいと思う(個人的に好きな「SHINING MAN」は記事を分けて、またの機会に語ってみる)
もし待ちきれない「あなた」は、各種サブスクや以前の記事で書いた「GLAYアプリ」で。
【初リモートレコーディング】
当時のTAKUROさんのWEBインタビューで、このご時世でのGLAYの活動について2つの考えがあったことを語っている。
上記WEBインタビューには、リモートレコーディングはTAKUROさんにとって今までとは違う初めての経験が多かったことが。ほかにも興味深い話が多い素敵な記事。
壁が現れたときは「変化」を取り入れなければならないということ。変化は怖いけど、受け止めて進まなければいけないということ。
作品以外の部分からも、この曲を通して感じることは多かった。
【CDジャケットと歌詞カードとMV】
以前の記事で映像作品を配信ではなくDVD等で残すことについて考えた。
「BAD APPLE」はCDジャケットや歌詞カードの手触りも作品の1つになっている。
茶色い歌詞カードも半透明の素材で、よく見ると指紋のようなデザインも標されている。手紙のような地図のような細かいアートワーク。
ジャケットのデザインは、King Gnu常田大希さんのクリエイティブチームPERIMETRON。
既にGLAYのニューアルバム「FREEDOM ONLY」が10月に発売されることを発表していて、そのジャケットも担当。2つは繋がったストーリーに。
下記がアルバムのジャケット。
世界観はMVにも反映されている。GLAY公式HPの紹介記事によると、
本人以外が登場するMVの中では個人的に観やすい気がする(ゴシックな雰囲気の映像美に引き込まれる)
またTERUさんとTAKUROさんが悲しみを分かち合うシーンについての撮影裏話を聞いてから、その話を想像して(映像とは真逆に)そこでニヤっとしてしまうのは内緒。
メンバーの演技については後日の記事で書きたいと思う。
【Tomi Yoさんがアレンジ参加】
「BAD APPLE」のアレンジには音楽家Tomi Yoさんが参加している。
Tomi Yoさん公式HPプロフィールによると、
Tomi Yoさんが何故「BAD APPLE」のアレンジをすることになったかは、発売日の対談や当時TERUさんのレギュラーラジオ(テルミー)などでも語っていた。
「BAD APPLE」デモ音源を聴いた瞬間「新しいアレンジャーを迎えたい」とTERUさんが提案して自ら探していたところ、チャートなどでよく見る名前として「Tomi Yo」を発見。
当時200曲くらいある「トオミヨウワークス」を聴いて凄く驚いたことと、昭和も詳しいことからお願いしたいと思ったそう。
そこまでは良くある話だが、なんと「全く接点がない状態」でTERUさん自身がSNSの「お仕事依頼はこちら」のメールからコンタクトをとってオファーしたそう。
メールの熱い内容(それで本人と信じたそう)は勿論「GLAYのTERUだから」ということも突然のオファー成功の1つだと思うけど夢みたいな話。
そしてTERUさんの行動力には毎回尊敬しかない。
「BAD APPLE」発売日には、生配信でTERUさんと対談を行った。
【TERUさん行動力の影響で行動へ】
※ この項目は個人的な話なので「歌詞考察」まで飛ばして読んでも※
過去100本以上記事を書いてきて、初めて語る話。自分が無知すぎて。ポジティブに動いたけど、かみ合わなかったお話。
実は上記TERUさんの話に背中を押されて、私も勇気を出して「とあること」に詳しい一般のnoteユーザー様に過去一度だけコンタクトをしたことがある。
私自身がまだnoteについて右も左も分からない状態(登録だけ)だった頃。どうしてもメッセージしたいことがあったけど連絡方法がなくて。
たまたまnoteを書いていることを知り「そういえば私も登録だけしていた」と思い出す。
「メッセージを送りたいユーザーさん」のnoteページの一番下までスクロールすると「クリエイターへのお問い合せ」という項目を発見できた。
心を込めてメッセージを書いた。
そのユーザー様は毎週記事を更新していて。メッセージ後も記事の更新はあったけど「問い合わせ」への返信はなく…。
不慣れなnote初心者だった私は、最初メッセージが届いていない可能性を考えてコメント欄等にも期間を空けて2,3回お伺いの連絡をしてみた。
結果約2か月弱くらい経ってからやっと待望の連絡を、メールではなく「コメント欄」でいただく。そこで問い合わせに対する「返事」を初めて聞くことができた。答えは、2行ほどの短文のみだった。
自分では丁寧に熱く真剣に送った問い合わせだっただけに残念で。それが現実と心が折れた経験も…(応答がなく「次に進む判断」もできなかったので、やっと返事をいただけただけでも感謝)
私が連絡した「クリエイターへの問い合わせ」にメールは届いていたけれど、私のような一般人では相手にされない場合もあることが分かった瞬間だった…。
今回は単純に、私がその方にとってはプラスに思われなかった(タイミングがベストではなかった)だけかもしれないので。この経験が、誰かの参考になれば幸い。
この記事をもって、当時モヤモヤしていた私の悲しい思い出をポジティブに成仏させたいと思う。
きっとnoteの「クリエイターへの問い合わせ」がキッカケで、夢や目標などに繋がれる逆パターンもあると思う。noteにはそんな力がある気がする。
これをキッカケに私の中に新たな決意が生まれたのは事実。
人はチャレンジすることで、小さなことでもきっと何か成長できる。
いつもGLAYは私に、行動する大切さを教えてくれる。
【本当にあった「もやちんノート」】
※ここでいうイメージの「モヤ」は、「モヤさま」のようなポジティブなイメージで書いています。
待って、本当にあった。たまたま調べたらあった。
同じようなことを考える人はたくさんいて、そこからどう発展させてビジネスに繋げるか勉強になった(2021年9月7日発売)
この件をnoteに書いたからこそ発見した「モヤモヤ」をレンジでチンして成仏させることができる「本物のノート」を知ることができた(発売した当時テレビ東京「WBS」でも特集されたそう)
もし日常の悩みやモヤモヤがある「あなた」はSNSではなく、これを使ってみてはいかがだろうか。
【菁文堂「心のもやもやをレンジでちーんと成仏させるノート」】
「ラジオに参加」して、メールやLINE等のメッセージでモヤモヤを話してみる手も。DJさんや番組リスナーの力で悩みの解決方法が見つかるかも?
【「BAD APPLE」歌詞】
改めて歌詞を読んでみる。
歌の冒頭では、TAKUROさんの今の素直な気持ちとも思えるフレーズが。
このご時世になり、私たちの生活環境は変わってしまった。
そこにある普遍的な夜空に答えはないかもしれない。
それでも進まなければならない、葛藤のような気持ち。
そしてサビへ。
「細やかな幸せ」の夢も見られぬまま落下してしまったリンゴ。
時間の経過を切なく表現している。
2番では、誰にでもある「ある1日」が終わる様子のようにも思える歌詞が。
詩人TAKUROさんの表現力。特に「優しく爆ぜる雨音」情景が浮かぶ感情移入できる小説のよう。
このあと「BAD APPLE」の核心を突いたような、どこに向けてよいか分からない怒りのようなフレーズが続く。
自分ではどうすることもできない現実。
そして「詫びなさい」は誰に対してなのか。
このご時世?政治?自分に?想像が膨らむ。
2番のサビは急に古文に出てくる表現になる。歌詞を見ずに日本語だけ聞くと不思議な感覚に。
どうやら平貞文(定文)の和歌からの引用しているそう(「後撰和歌集710番」調べると深い…)
一説によると、恋模様が色々あって「昔した約束が悲しいことになったのは、どういうことでしょう」的なニュアンス。
普通の状態ではない愛の歌と個人的には受け取った(浅い知識で、違ったらすみません)
昔の人がいにしえから繰り返し経験している「愛」や「恋」など歴史の一場面は、今も似たようなことが存在する。
「BAD APPLE」は、長い歴史の中で人々が経験してきた「うまくいかないこと」も人生にはあると伝えているような。
このあと、GLAYの歌詞としては珍しい会話文になる。
この部分のTERUさんの表現力。
同じ言葉なのに歌い方で変わる言葉のイメージ。
最後の「まぁだだよ」に込められた心の叫び。
はやく収束してほしいと強く祈っているようにも聞こえる。
そして前述のサビのリフレイン。更なる祈りの気持ちを込めて終わる。
このご時世だからこそ完成した楽曲。
発表から約1年経った今、状況は全ての日常が戻ったわけではない。
でもGLAYなりの新しい進化形「WITH」が始まっている。
何十年、何百年後かに誰かがこの曲を聴いたとき、平貞文の和歌のように「2021年」を伝える歌の1つに、きっとなるだろう1曲。
【TAKUROさんの想い】
前述のWEBインタビュー内で「BAD APPLE」歌詞への思いについても触れていたので抜粋する。
俯瞰的にルポタージュ。それぞれの立場。そして生きる理由。
インタビューではこのあと、壮大な「人類最大の発見」というテーマにもTAKUROさんらしい分かりやすい例え話と口調で触れている。
「人生は苦しい」ことが最大の発明であり発見。
(調べたらNHKでもドキュメンタリーが放送されていた)
にわか知識では語りにくいけど、確かにそれが前提なら日常への価値観も変わってくるかもしれない。
大げさかもしれなけど、自分自身の気持ち1つで未来は変わる。そんなメッセージのようにも思える(※あくまで浅い個人の考え。見解が違ったらすみません)
そういう意味では、私がnoteでGLAYメンバーの言葉や楽曲に改めて向き合って気持ちを「文字にして書く」「残す」ことで、何か新しことが見えてくる場合もあると感じた。
私のnoteでは、いつも最後に「第何話」と書いている。
GLAYは私の人生でもあるから。
一緒に成長してきた、私の物語でもあるから。
【ライブでの披露】
「BAD APPLE」はGLAYのアルバム「FREEDOM ONLY」発売日の10月6日にyoutubeプレミア公開で配信した「GLAY 野外無観客ライブ Vol.2」で披露。
その後11月からスタート「GLAY ARENA TOUR 2021-2022 "FREEDOM ONLY"」でも世界観を味わうことができた。
【GLAY 野外無観客ライブ Vol.2】
船上ライブより「BAD APPLE」
なお年末には「第72回NHK紅白歌合戦」の宮本浩次さん出演部分でも、船上パフォーマンスを行い話題に。
【「THE FIRST TAKE」で披露】
最後に2021年11月24日「THE FIRST TAKE」にアップされたGLAY「BAD APPLE」を(各種サイトで音源の配信もしている)
☆
ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。
第108話【「THE FIRST TAKE」でも披露・GLAY「BAD APPLE」に発見した今を生きるヒントと「モヤモヤ成仏ノート」】
完
<おまけ>
私がnoteを始めた理由でもあるので、今年の4月29日からGLAYとラジオ(市町村単位のコミュニティFMも含む)について書いています。
もしお時間ありましたら。
noteを始めたもう1つの理由。
全国に約340局ある「コミュニティラジオ」の大切さについて、他にも色々と書きました(きっと災害時などに役立つはずなので、普段から「あなた」の地域のコミュニティFMを)
ラジオを聴く人が増えているってホント?
10代にも「ラジオ沼」が。
あなたの地元には「コミュニティラジオ」ありますか?
GLAYがエンディングテーマ曲「クロムノワール」を書き下ろした「WBS」で「防災ラジオ」特集が。
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<「note公式マガジン」に掲載されました>
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