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コミットすることの効能
以前のコラムでは、「コミットは誰に向けてするものか」というテーマで綴りましたが、今回はコミットをするその行為自体の効能について。
私は、コミットというのは「自分がやると決めたことを自らに向けて宣言する」というような意味だと解釈しています。
本来の英語の意味とは変わってしまいますが、もっとシンプルな表現に変えてしまうと「言葉にする」ということが一番肝心なのだと思っています。
自分の中だけにフワッとしたイメージであるだけ、それだけなら単なる夢と同じです。
夢を夢物語で終わらせないためには、
・ 理想を口にする、
・ 目的を口にする、
・ 目標を口にする。
目指すところを口にすることです。
目指す場所(理想)が決まれば、今度はそこに行くための具体的な行動を言葉にしていく。
それが、目的となり、目的に向かうためにひとつずつクリアしていく指標が目標となります。
心に芽生えた想いを、言葉にして自らが耳にしたり、文章にして自らが読み込んでいくことでより具体化していきます。
そして、何をするかを皆の前で口にしたり、皆に見える形で明文化すれば、自分自身を追い込むこととなります。
なぜならば、周囲の皆はその人のことを見ています。
宣言したこと、約束したことを実行している人かどうか。
有言実行の人かどうか。
自らがやると決めたことですから、別にやらなくても他の人は困らないかもしれません。
周囲の人たちもやらないことについては、特に言及してこないかもしれません。
それでも、自分が見ています。
自分が知っています。
皆の前で宣言して、公言して約束したことをやっていない自分が許せるかどうか。
そんな自分のことを、そんな生き方を認められるかどうか。
言葉にしたことで見える道があります。
あとは、選んだその道をしっかりと歩めているかどうか。
周囲の人たちの見えない期待に応えるためでもありますし、何よりも自分に嘘をつかずに向き合うためでもあります。
コミットするということは、結果的に行動するための原動力となり得ます。
言葉にするということは、自分自身を動かすためにもなります。
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