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種明かし的な基本の話

これまで散々多くの駄文を綴ってまいりましたが(引用してきた文章はもちろん名文です)、実はベースとなる考え方がいくつかあって、あとはその基礎の上に具体的な事例を付け加えて各コラムのテーマとしてきました。

全てではありませんが、いくつかの代表的な思考の在り方を挙げてみます。

まずは大項目的に一番の下地となっているのは、稲盛和夫さんの人生の方程式です。

人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力

稲盛和夫「京セラフィロソフィ」より引用)

そして、そこから派生したものとして米国で成功された経営者である藤田浩之さんの方程式もとても参考にしています。

成果(※) = 能力 × 努力 × 姿勢(態度)
※ 求める成果 = 「どのような人間になりたいか?」

藤田浩之「道なき道を行け」より引用)

つまり、人間は自分自身の信じた考え方や選んだ態度や姿勢次第で、そこから先の自分の人生の在り方が変わりますよという価値観がすべての大前提にあるということです。

その上で、小項目的なものが次のような内容となります。

  • 思考や価値観を高く持つ ― 人間は信じている考え方とおりの行動を起こす

  • 「なんのために」という目的意識を持つ ― 自分がそのために選択する姿勢や向き合い方、態度や言葉が決まる

  • 環境整備の徹底 ― 身に着けた習慣と日々の行動の積み重ねが自身と周囲の環境を変える

  • 人は鏡 ― 「鏡は先に笑わない」という関係性の在り方、相手の対応や環境の良し悪しは自分次第で決まる

これら前述してきました大項目と小項目を掛け合わせたり、多少の変化をプラスしたりしていくと、下記のような様々なテーマが見えてきます。

  • 上司の在り方が環境をつくる

  •  仕事に圧は要らない

  •  部下が辞めていくのは上長のせい

  •  態度は自分で選べる

  •  人のせいにしても環境はより良くならない

  •  主体性の発揮が環境を変える力となる

  •  何を言ったかよりも誰が言ったかの関係性の大切さ

また、お題をいただいた際にも大項目と小項目に当てはめてみるとストーリーの大筋が定まってくるような気がします。

こうした自分のベースになるような大項目や小項目のことを、その人なりの軸とか芯となるものと言うのかもしれませんね。

今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。

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